うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

闘争宣言

2006-08-29 00:47:54 | こころ
あれからいろいろとありまして。

IC開発担当にあだ名を付けることにした。
その名はミスター・アイスマン♪

氷のような温かみのない言葉が彼から出てくるからだ。

最初はICの仕様がわからなくて聞きに行ったら、
「今、マスク上がりまで忙しいので、あなたに関わる時間はない」
と言われた。

今日は電話で、一方的に電話を切られた。

ムカツク。

彼の作った仕様書は、読み手のことをまるで考えてない。
読みにくい上に、間違いだらけ。

間違いを指摘すると、
「今はICを開発するのに手一杯で、ドキュメントに手が付けられない」
そうだ。

歩み寄ると言う言葉は彼の頭の中には無いようだ。

絶対にあきらめない。
蛇のように、彼を苦しめたい、と思った。





…そして、そんな風な自分の気持ちに対して激しく罪悪感がおそった_| ̄|○

杉山登志、伝説のCMディレクター

2006-08-29 00:29:26 | こころ
リッチでないのに
リッチな世界などわかりません。

ハッピーでないのに
ハッピーな世界などえがけません。

「夢」がないのに
「夢」をうることなどは……とても

嘘をついてもばれるものです


1973年、37歳の若さで自らの命を絶った、CMディレクター杉山登志の残した言葉です。

ドラマをみて、この人のつくるCMの感性の鋭さに心打たれました。

限られた時間に込める無限の想い…

「嘘をついてもばれるものです」

時代が彼を追い込んでいったのだろうか。

妥協を許さなかった彼は、思い通りに創れなくなった業界の波に飲み込まれたのだろうか…





「嘘をついてもばれるものです」

この言葉を俺に向かって話しかけられている気がした。

自分は果たして社会に嘘をついていないだろうか。

今の仕事を続けていられるかわからない状態で、このドラマは何か痛みを心に残した。