■こんにちは。
今日はこのブログでは珍しく、本のレビューです。
『スーパーマーケットマニア』シリーズで有名な森井ユカさんの新刊が発売になりました。
今回は『マニア』シリーズとは全く別の教則本のような内容。
その名も『描き方BOOK! 読みやすい文字と伝わるイラスト』。
教則本と言っても堅苦しいものではなく、一部分はコミックエッセイの形を取っている、
ところどころクスッとしてしまう楽しい本。
昨年、ユカさんが講師の社会人向けのスケッチ講座を受講した、という話をチラッと書きましたが、
その講座がベースになっている・・・と言ってもいいかもしれません。
■このテの本は(あくまでも私が今まで手に取って知っているものに限りますが)
その本の中に描かれているものをマネして描く分には"それなり"のカタチになるけれど
その著者の絵とどうしても似てしまう(まあ、当たり前ですね)、それ以外は応用がきかない、
といったものが多かった気がします。
あとはもっと本格的な、多少"絵ごころ"がないと難しい、というような。
けれどこの『描き方BOOK!』では、
イラストにはある程度のルールやテクニックがあり、練習を続ければ誰でも描けるようになるよ、と。
大事なのは上手い・ヘタではなく、相手に伝わることなんだ、という姿勢。
たとえば初心者には少し難解かな、と思われる建物や人物スケッチについてはまず、
それらの写真に紙を重ねてなぞることから始める・・・というやり方。
トレースしているうちにボンヤリ必要な線が見えてきますし、
伝わることが目標なので全てをきっちり描きこむ必要はないのです。
■またこの本では、文字の描き方についてのレクチャーも。
イラスト関連の本にありがちなラブリーなデコレーション文字ではなく、
かといってペン習字的なものでもなく、
POPライター歴10年の森井ユカさんならではの
"文字のバランス"に重点を置いた、イラスト同様"伝わりやすい文字"。
こういった、文字についてのレクチャーまで掲載されている本は新しいのではないかと。
↓ 子供向け練習帳を買ってきて、私もさっそく練習してみました(笑) !
(文字は鉛筆で、ケータイカメラのため写りもいまひとつでスミマセン・・・。
写真、もっと小さいサイズにすれば良かった・・・(笑))
ひらがな、カタカナだけでなくアルファベットの大文字・小文字、簡単な記号、
漢字は果てしなくあるのでさすがに全部は無理だけれど、
部首ごとにコツがレクチャーされていたり。
頑張って練習をすれば、プレゼントに添えるカードとかちょっとしたメモ書きとか、
フリーマーケットに出店するような方なら商品POPとか、あれこれ活用できそうです。
パソコンで打ち出した文字は整然として読みやすいけれどそれ以上でも以下でもなく、
読みやすいうえに気持ちが伝わるような文字を書けるようになったら嬉しいですよね。
そこに自分で描いたイラストも添えることができるようになったら最高です。
■本の合間合間にはQRコードが埋め込まれていて、
それを読み込むとイラストや文字を描いている様子を動画で観ることができる・・・という仕掛けも。
これ、結構ワクワクしますし(笑)、
印刷されたものだけじゃなくイラストや文字が出来上がっていく様子を観れるのはとても参考になります。
読んでいるうちにペンを持ちたくてウズウズしてくる、
自分で試してみたくなる、そんな本になってますので、
「私は絵ごころがないし・・・」と思い込んでいる方こそぜひ一度手に取ってみてください !
今日はこのブログでは珍しく、本のレビューです。
『スーパーマーケットマニア』シリーズで有名な森井ユカさんの新刊が発売になりました。
今回は『マニア』シリーズとは全く別の教則本のような内容。
その名も『描き方BOOK! 読みやすい文字と伝わるイラスト』。
教則本と言っても堅苦しいものではなく、一部分はコミックエッセイの形を取っている、
ところどころクスッとしてしまう楽しい本。
昨年、ユカさんが講師の社会人向けのスケッチ講座を受講した、という話をチラッと書きましたが、
その講座がベースになっている・・・と言ってもいいかもしれません。
■このテの本は(あくまでも私が今まで手に取って知っているものに限りますが)
その本の中に描かれているものをマネして描く分には"それなり"のカタチになるけれど
その著者の絵とどうしても似てしまう(まあ、当たり前ですね)、それ以外は応用がきかない、
といったものが多かった気がします。
あとはもっと本格的な、多少"絵ごころ"がないと難しい、というような。
けれどこの『描き方BOOK!』では、
イラストにはある程度のルールやテクニックがあり、練習を続ければ誰でも描けるようになるよ、と。
大事なのは上手い・ヘタではなく、相手に伝わることなんだ、という姿勢。
たとえば初心者には少し難解かな、と思われる建物や人物スケッチについてはまず、
それらの写真に紙を重ねてなぞることから始める・・・というやり方。
トレースしているうちにボンヤリ必要な線が見えてきますし、
伝わることが目標なので全てをきっちり描きこむ必要はないのです。
■またこの本では、文字の描き方についてのレクチャーも。
イラスト関連の本にありがちなラブリーなデコレーション文字ではなく、
かといってペン習字的なものでもなく、
POPライター歴10年の森井ユカさんならではの
"文字のバランス"に重点を置いた、イラスト同様"伝わりやすい文字"。
こういった、文字についてのレクチャーまで掲載されている本は新しいのではないかと。
↓ 子供向け練習帳を買ってきて、私もさっそく練習してみました(笑) !
(文字は鉛筆で、ケータイカメラのため写りもいまひとつでスミマセン・・・。
写真、もっと小さいサイズにすれば良かった・・・(笑))
ひらがな、カタカナだけでなくアルファベットの大文字・小文字、簡単な記号、
漢字は果てしなくあるのでさすがに全部は無理だけれど、
部首ごとにコツがレクチャーされていたり。
頑張って練習をすれば、プレゼントに添えるカードとかちょっとしたメモ書きとか、
フリーマーケットに出店するような方なら商品POPとか、あれこれ活用できそうです。
パソコンで打ち出した文字は整然として読みやすいけれどそれ以上でも以下でもなく、
読みやすいうえに気持ちが伝わるような文字を書けるようになったら嬉しいですよね。
そこに自分で描いたイラストも添えることができるようになったら最高です。
■本の合間合間にはQRコードが埋め込まれていて、
それを読み込むとイラストや文字を描いている様子を動画で観ることができる・・・という仕掛けも。
これ、結構ワクワクしますし(笑)、
印刷されたものだけじゃなくイラストや文字が出来上がっていく様子を観れるのはとても参考になります。
読んでいるうちにペンを持ちたくてウズウズしてくる、
自分で試してみたくなる、そんな本になってますので、
「私は絵ごころがないし・・・」と思い込んでいる方こそぜひ一度手に取ってみてください !
描き方BOOK! 読みやすい文字と伝わるイラスト (MF comic essay) | |
森井 ユカ | |
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