●渡辺美里 M・Generation Tour 2017
2017年8月20日(日) 茨城県・取手市立市民会館
※ツアー終了後にセットリストを追記しました。
【ライブレポ】
■都内(一応23区内)在住ながら今年のツアーで一番の最寄りはこの取手、
ということで、茨城県民ではないのに発表になった時からすごく楽しみにしていました !
■座席に着いてふとステージに目をやるとギターのエリアに譜面台が。
「あれ ? 」と違和感を覚えつつライブがスタート !
メンバーが順々にステージに現れて
「うん !? たらちゃん、背格好が明らかに違うんだけど・・・」と思ったら(笑)
何とこの日のギターは稲葉政裕さん !
稲葉さんが美里のステージに立つのはおそらく10年ぶりくらいでは。
※美里バンドはあちこちから引っ張りだこのメンバーが多いぶん
ツアー中に何回かはゲストミュージシャンが入ることがあり
今回もパンフレットをすでに確認済みの方は稲葉さんがどこかに参加することはご存知だったようですが
私はパンフレットはまだ買っていないのでそんなこととは露知らず(笑)。
■取手市民会館は1000人ちょっとのキャパ。
美里の「初めて会いに来てくれた方」という問いかけに
美里も思わず目を丸くするくらい、かなり多くの拍手。
どの会場でも毎回必ず「初めまして」の方が少なくない人数いらして、
そのことだけでも何だか感動しちゃったり。
■茨城でも例によってMCでは地元ネタをあちこちに。
「いばらぎ」と言っている人を見ると「いばらぎ」ではなくて「いばらき」です、と
つい言いたくなる渡辺美里です、という挨拶に始まり、
明日は取手でライブだと思ったら眠れなくなってしまい、
テレビをつけたらたまたま茨城県知事選の政権放送をやっていてつい見入ってしまったなんてことも。
一週間ほど前の取手の花火大会にも触れ、地元に花火大会があるって誇らしいよね !
花火大会と県知事選という大事なイベントの間にライブの日程を組んでくださった関係者の方にも感謝します、という言葉も。
美里らしいこういったMCは笑いを取りつつ地元の人たちのココロをくすぐるんだろうなー、と
よそ者の私まで思わずニコニコしてしまいます。
■メンバー1人をフィーチャーしてのトークコーナーはやはり稲葉さん。
稲葉さんは大分県出身ということで、茨城の会場なのに大分のお酒やお菓子の話が満載で(笑)。
果ては、現・美里バンドメンバーではない同郷のギタリスト・是永巧一さんのお話も盛り沢山(笑)。
稲葉さんと是永さんは学生の頃からのお友達だったけれどプロになってからは同じステージに立つ機会がなく
美里の2004年長崎ハウステンボスでのカウントダウンライブが初めての共演だった、
美里がプロとしての彼と引き合わせてくれた、と。
美里はせっかくの九州でのイベントだから九州のギタリストを ! とお2人をお呼びしたようですが、
人を引き合わせる美里の引きの強さにも、お話を聞いただけで感動 !
※このコーナーで美里はピック型の金属製コースターを稲葉さんにプレゼント。
それを稲葉さんはどうやら譜面台に置いておいたらしく・・・
ラストの曲のイントロでカシャーン!! と金属が落ちた音(笑)。
「あげた私が悪いんだけど」と言いつつ稲葉さんから没収する美里さん・・・。
稲葉さん、いろいろな部分で記憶に残りまくり(笑)。
※MCコーナーでも印西での松永さんに続きかなりの暴走気味でした。。。(笑)
■さて、ツアー5公演目の取手もセットリストは変更なし。
(美里バンド初参加メンバーがいたり、途中ミュージシャンの入れ替わりがあったりするから
このままセットリストは変更なしでいくのかもしれませんね)
今回のこのすっごいセットリストはどこの会場でもぜひ披露してほしいから、変わらないことは嬉しいことです。
また、幸運なことにすでに何公演か観ている者の感想としては
セットリストに変更がないからこそ、より強力に感じられるというか。
それぞれの楽曲の美里の歌、バンドの演奏、そしてトータルでの流れにも
観れば観るほど「うわあぁ～ !! 」となっちゃう自分がいます。
「うわあぁ～ !! 」というのは、美里とバンドのカッコよさに「キャーッ !! 」だったり(笑)、
とある曲が持つその独特の空気感にゾクリとする感覚だったり、
美里の歌声とバンド全員(松永さん以外?)のコーラスで締めくくられる曲のエンディングに胸がたまらなく熱くなったり。
何度観ても、それらの、書ききれないくらいたくさんの素敵な瞬間がしあわせすぎて。
バンマスの奥野さんもメンバー紹介の時にポツリと
「今回5本目だけど、毎回演奏していてどんどん幸せな気持ちになる」とおっしゃっていて、
観ている側にもやっぱりそれが伝わるんだなー、と。
そんな奥野さんに対して美里は、「奥野さんがバンドに参加してくれたことによって
自分がやりたいと思っていたことを色濃く形にできている」と。
■ステージ上での美里はいつも100%以上のパフォーマンスを見せてくれるけれど、
取手では気迫がさらに凄まじく。
伸びやかな歌声もシャウトも、ラストは涙を流しながらも歌声は全くぶれることなく。
そしてとびきりの笑顔。
この日はいつもにも増して手の動きまでもシュッ! シュッ! と(笑)キレキレでカッコよく、
ちょっとした美里の動きにもシビレまくり。
ライブ前半のほうで後ろを見た時には座っている方も沢山いらっしゃいましたが
アンコールでもう一度振り返って見た時には、ほぼ総立ち状態でみんなとても楽しそうで。
取手でも美里の歌がしっかり届いたんだろうなー、と嬉しく感じると同時に、
ステージに立っている美里本人がもちろんそれを一番感じとっていたに違いなく、
「みんなの素晴らしい笑顔を見ることができて、今まで真っ直ぐにボールを投げ続けてきて良かったです」
と言った美里の言葉がすごく印象に残りました。
【セットリスト】
01. Lovin' you
02. スピリッツ
03. 虹をみたかい
04. 10 years
05. Boys Cried (あの時からかもしれない)
06. 点と線
07. Steppin' Now
08. 君はクロール
09. ココロ銀河
10. 今夜がチャンス
11. ムーンライト ダンス
12. It's Tough
13. 恋するパンクス
14. サマータイム ブルース
15. すき
(アンコール)
01. My Revolution
02. ボクはここに
03. 夏が来た !
04. オーディナリー・ライフ
【バンドメンバー】
Keyboards：奥野真哉
Guitar：稲葉政裕
Bass：井上富雄
Keyboards：真藤敬利
Drums：松永俊弥
Saxophone：竹野昌邦
2017年8月20日(日) 茨城県・取手市立市民会館
※ツアー終了後にセットリストを追記しました。
【ライブレポ】
■都内(一応23区内)在住ながら今年のツアーで一番の最寄りはこの取手、
ということで、茨城県民ではないのに発表になった時からすごく楽しみにしていました !
■座席に着いてふとステージに目をやるとギターのエリアに譜面台が。
「あれ ? 」と違和感を覚えつつライブがスタート !
メンバーが順々にステージに現れて
「うん !? たらちゃん、背格好が明らかに違うんだけど・・・」と思ったら(笑)
何とこの日のギターは稲葉政裕さん !
稲葉さんが美里のステージに立つのはおそらく10年ぶりくらいでは。
※美里バンドはあちこちから引っ張りだこのメンバーが多いぶん
ツアー中に何回かはゲストミュージシャンが入ることがあり
今回もパンフレットをすでに確認済みの方は稲葉さんがどこかに参加することはご存知だったようですが
私はパンフレットはまだ買っていないのでそんなこととは露知らず(笑)。
■取手市民会館は1000人ちょっとのキャパ。
美里の「初めて会いに来てくれた方」という問いかけに
美里も思わず目を丸くするくらい、かなり多くの拍手。
どの会場でも毎回必ず「初めまして」の方が少なくない人数いらして、
そのことだけでも何だか感動しちゃったり。
■茨城でも例によってMCでは地元ネタをあちこちに。
「いばらぎ」と言っている人を見ると「いばらぎ」ではなくて「いばらき」です、と
つい言いたくなる渡辺美里です、という挨拶に始まり、
明日は取手でライブだと思ったら眠れなくなってしまい、
テレビをつけたらたまたま茨城県知事選の政権放送をやっていてつい見入ってしまったなんてことも。
一週間ほど前の取手の花火大会にも触れ、地元に花火大会があるって誇らしいよね !
花火大会と県知事選という大事なイベントの間にライブの日程を組んでくださった関係者の方にも感謝します、という言葉も。
美里らしいこういったMCは笑いを取りつつ地元の人たちのココロをくすぐるんだろうなー、と
よそ者の私まで思わずニコニコしてしまいます。
■メンバー1人をフィーチャーしてのトークコーナーはやはり稲葉さん。
稲葉さんは大分県出身ということで、茨城の会場なのに大分のお酒やお菓子の話が満載で(笑)。
果ては、現・美里バンドメンバーではない同郷のギタリスト・是永巧一さんのお話も盛り沢山(笑)。
稲葉さんと是永さんは学生の頃からのお友達だったけれどプロになってからは同じステージに立つ機会がなく
美里の2004年長崎ハウステンボスでのカウントダウンライブが初めての共演だった、
美里がプロとしての彼と引き合わせてくれた、と。
美里はせっかくの九州でのイベントだから九州のギタリストを ! とお2人をお呼びしたようですが、
人を引き合わせる美里の引きの強さにも、お話を聞いただけで感動 !
※このコーナーで美里はピック型の金属製コースターを稲葉さんにプレゼント。
それを稲葉さんはどうやら譜面台に置いておいたらしく・・・
ラストの曲のイントロでカシャーン!! と金属が落ちた音(笑)。
「あげた私が悪いんだけど」と言いつつ稲葉さんから没収する美里さん・・・。
稲葉さん、いろいろな部分で記憶に残りまくり(笑)。
※MCコーナーでも印西での松永さんに続きかなりの暴走気味でした。。。(笑)
■さて、ツアー5公演目の取手もセットリストは変更なし。
(美里バンド初参加メンバーがいたり、途中ミュージシャンの入れ替わりがあったりするから
このままセットリストは変更なしでいくのかもしれませんね)
今回のこのすっごいセットリストはどこの会場でもぜひ披露してほしいから、変わらないことは嬉しいことです。
また、幸運なことにすでに何公演か観ている者の感想としては
セットリストに変更がないからこそ、より強力に感じられるというか。
それぞれの楽曲の美里の歌、バンドの演奏、そしてトータルでの流れにも
観れば観るほど「うわあぁ～ !! 」となっちゃう自分がいます。
「うわあぁ～ !! 」というのは、美里とバンドのカッコよさに「キャーッ !! 」だったり(笑)、
とある曲が持つその独特の空気感にゾクリとする感覚だったり、
美里の歌声とバンド全員(松永さん以外?)のコーラスで締めくくられる曲のエンディングに胸がたまらなく熱くなったり。
何度観ても、それらの、書ききれないくらいたくさんの素敵な瞬間がしあわせすぎて。
バンマスの奥野さんもメンバー紹介の時にポツリと
「今回5本目だけど、毎回演奏していてどんどん幸せな気持ちになる」とおっしゃっていて、
観ている側にもやっぱりそれが伝わるんだなー、と。
そんな奥野さんに対して美里は、「奥野さんがバンドに参加してくれたことによって
自分がやりたいと思っていたことを色濃く形にできている」と。
■ステージ上での美里はいつも100%以上のパフォーマンスを見せてくれるけれど、
取手では気迫がさらに凄まじく。
伸びやかな歌声もシャウトも、ラストは涙を流しながらも歌声は全くぶれることなく。
そしてとびきりの笑顔。
この日はいつもにも増して手の動きまでもシュッ! シュッ! と(笑)キレキレでカッコよく、
ちょっとした美里の動きにもシビレまくり。
ライブ前半のほうで後ろを見た時には座っている方も沢山いらっしゃいましたが
アンコールでもう一度振り返って見た時には、ほぼ総立ち状態でみんなとても楽しそうで。
取手でも美里の歌がしっかり届いたんだろうなー、と嬉しく感じると同時に、
ステージに立っている美里本人がもちろんそれを一番感じとっていたに違いなく、
「みんなの素晴らしい笑顔を見ることができて、今まで真っ直ぐにボールを投げ続けてきて良かったです」
と言った美里の言葉がすごく印象に残りました。
【セットリスト】
01. Lovin' you
02. スピリッツ
03. 虹をみたかい
04. 10 years
05. Boys Cried (あの時からかもしれない)
06. 点と線
07. Steppin' Now
08. 君はクロール
09. ココロ銀河
10. 今夜がチャンス
11. ムーンライト ダンス
12. It's Tough
13. 恋するパンクス
14. サマータイム ブルース
15. すき
(アンコール)
01. My Revolution
02. ボクはここに
03. 夏が来た !
04. オーディナリー・ライフ
【バンドメンバー】
Keyboards：奥野真哉
Guitar：稲葉政裕
Bass：井上富雄
Keyboards：真藤敬利
Drums：松永俊弥
Saxophone：竹野昌邦
