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渡辺美里さんfanブログ。

■2014/4/26(土)bay-fm『Touch ! the Dream』美里ゲスト出演分 文字起こし(2)

2015-01-15 00:03:23 | 美里文庫
■こんばんは。
昨年4月に美里がゲスト出演したbay-fm『Touch ! the DREAM』。
その文字起こし、2回目です。

●2014年4月26日(土) bay-fm 『Touch ! the Dream』
パーソナリティ:春原佑紀

-- お送りしたのは今夜のゲスト・渡辺美里さんで、26年前のシングルになりますね、
「10 years」でした。
こちらはもちろん作詞は美里さんですけれども、作曲は大江千里さんということで。

「はい」

-- 今回改めて、もう1回ベストを聴かせて頂いたりとかして、
この「10 years」がすごく聴き方が変わった、響き方が変わってたことに驚いたんですよね。

「うーん・・・」

-- なんか昔は青春というか、尖ってたというか、なんかこう、ガムシャラな感じだったんですけど、
美里さのブレスのところがちょっとこう染みてくるっていうか・・・

「へぇ~~ ! 私もなんかちょっといい歌手になれたのかなあ !
ブレスで感じてもらえるなんて、光栄です ! 」

-- 歌詞と歌詞の間になんかこう、自分の人生みたいなものが重なってきて、
ああ、美里さんの歌ってこうやって、聴いていくと変化していくんだなっていうのを改めて
今回発見したんですよね・・・

「あ~、嬉しいですねー。
でもね、いま紹介してくださった、26年前なんだ、と思って(笑)、
あれから10年もっていう、この先10年、っていうのが、
それこそティーンネイジャーの時は、すごく遥か彼方な感じがしてたのに、
それを、あれっ ! 追い越しちゃった ! あら、追いついちゃった ! って思って、
この先10年って考えた時に、ものすごく大事に過ごしていかなきゃいけないなって、
20代の頃はあんまりそんなこと思ってなかったけど、
作っちゃったわりに、なんかあれ ? ・・・無責任なような・・・(笑)そうかあ ! と思って。
だから、その、歌の持つ意味とか、染みてきかたというのも
これからにすごく影響を与えるなあって思いますよね、うん。

-- 歌ってやっぱり、心の中でずっと、聴いてきた曲っていうのはちゃんと生きてるんだなっていうのを、
私も何度も美里さんの曲はカラオケで歌わせて頂いたりしましたけど、

「ありがとうございます ! 」

-- こうやってちゃんと・・・

「どの曲いちばん歌った !? 」

-- 私、「BELIEVE」とかも好きですし、

「ああ ! (笑)」

-- はい、あの、もちろん「10 years」とかも歌わせて頂きました。

「ありがとうございます」

-- すみません、こんな番組で私的なことを。

「いえいえいえいえ(笑)。」

-- で、今回のシングル「ここから」も大江千里さんということで、

「はい」

-- なんか美里さんの中でキーワードみたいなものはあったんですか ? 今回の新曲について・・・

「いまの私が歌うにふさわしい曲を書いてくださいっていう風に・・・」

-- 千里さんに・・・

「うん、伝えて・・・アニバーサリー・イヤーに入るからっていうことで
すごくパッと元気な、明るい曲っていうのももちろんあるし、
だけど・・・ちゃんと歌いたい、って思ったんですね。
なので、前向きになれるんだけれども、味が深くて、深く濃いやつを歌いたいなって思った時に、
簡単に"イエーーーイ !! "みたいな、"楽しいぜ ! "
というものだけではない何かっていうものを歌いたいと思った時に千里さんに、
いまの私が歌うにふさわしいものを作ってくださいって言ったらこれが返ってきて、
"さすがっす、先輩 ! " って(笑)」

-- でも千里さんとは何度もお仕事なさったり、ライブも一緒になさったりしてますけど、
こう、何年一緒にしてもやっぱり新しい発見だったりとか、
新しい渡辺美里を出してくれたりだとかあるんですか、やっぱり。

「うーん、千里さんは特に、あのー ・・・本当に、長い付き合いだし、
1から10まで喋らなくても、すごくアーティストとしての感覚も触覚も鋭い人なので、
私がいま、どんなことで傷ついてたりとか、悩んでたりとか、どういう思いであるかっていうことを、
喋らなくても察知する、なんか不思議な能力を持ってる人なんですよね。
で、彼自身もすごくプロデューサー的な目線があって、
"渡辺美里"っていう、もう高校生のころから知ってる"みさっちゃん"を、
"30周年なんだ。じゃあ、いい曲作らなきゃね"
"これから先も、美里が生きる、染みる曲を僕は書きますから"
って言う風に言ってくれているのですごく頼もしいプロデューサーでもありますし、
お友達と言うだけでは済まない・・・
あの・・・すごく大事な結びつきのあるアーティストだなあ、と思います」

-- 「ここから」の歌詞の中にも、"未来を信じる"と最後にも歌ってますけれども、
美里さんの中で、この先、明日の未来というのはどういう風に描いてますか。

「うーん・・・そうだなあ・・・
あの、いろんな方向性で、いろんな可能性が考えられると思うんですけど、
音楽っていう世界で言うと、すごくこう、伝わり方とか、発信の仕方も変わってきてるから、
今までと同じやり方じゃなく、で、もっともっと・・・必要としてくれてる人たちに向けて、
発信していける歌・・・だったり、方法はないだろうかっていう風に思ったりしますね。
うーん、聴き手によって、その・・・響く歌っていうのも違ってくると思うんですよね。
あのー、間口がいくつも、ドアがいっぱいになってるからこそ余計に、
ただ、本当に・・・あのー、いいものを作っていれば、きちっと届く。
知らない人からも、ここにこんな素敵なドアがあって、入ってみたらこう、
グググッと引き込まれるような、なんかそういう、輝きを放つ歌い手であり続けたいっていう風に
これからも、これから先の未来に向けて思いますね。
こまかく言ったらいっぱいあるんだけど、あの・・・そんな風に、
自分自身もドキドキしながらやっていきたいなと・・・」

-- そうですね、で、今回の新曲っていうのは、先ほど「10 years」のお話も出ましたけど、
その先のストーリーというか、なんか呼応しているような感じもしたんですけど、
それは美里さんご自身はいかがでしたか。

「ああ ! まあ、千里さん節でもあるし、私が歌うから美里節になるとも思うんですけど、
うん、何かこう、グラデーションとして、同じ色の変化の中にある曲だと思いますね。
2014年っていうものを、その前の時間っていうものを、前の時代というものを、世の中というものを感じて、
痛みや喜びを見てきた人たちが聴いて下さった時に、
"あ、「10 years」の流れでこの曲があるんだな"っていう風に思ってもらえるかもしれないですね」

-- そうですね。
ではその曲を皆さんにも聴いて頂きたいと思います。

「はい。渡辺美里で、「ここから」」

-- お送りしたのは今夜のゲスト・渡辺美里さんで
今月23日にリリースされたばかりのNewシングル、「ここから」でした。


■本当は昨年聴いた時にUPしようかと思ったのですが、
せっかくなので本格的なアニバーサリーイヤーに突入してからにしようかな、と
2015年になるまであっためてました(笑)。
前回・今回とかなりボリュームがありましたが楽しんで頂けていたら嬉しいです。

※番組HPに美里出演時の写真あり。
「渡辺美里が初登場 ! 」
http://web.bayfm.jp/touch/?p=971

■さて、土曜日は美里が出演するハリウッドフェスティバルオーケストラの東京公演を観に行ってきます。
簡単な感想でも書ければいいなあ、と思いつつ、
音楽に詳しくない私なのであまり期待せずにお待ちくださーい。
ではでは、また。


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