■2015/10/3(土) かつしかシンフォニーヒルズ セットリスト＆ライブレポ

■こんにちは。
またかなり間が空いてしまいましたが葛飾公演のセットリストとライブレポをUPします。
※セットリストは文章のあとに少し間を空けて明記します。

●渡辺美里 日本全国ツアー 30th Revolution
2015/10/3(土) かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール


■春の日比谷野音以来、待ちに待った東京でのライブ。

今回のツアー、すでに何本か参加していて前半はライブハウスばかり。
環境的にも気持ち的にも興奮しっぱなしで
ふと気が付くと興奮し過ぎてステージをほとんど観ずに頭を振っていたり(笑)、
目を閉じて歌と演奏に聴き入ってやっぱり姿を観ていなかったり(笑)。
なので今さらですが、ホール公演で改めて耳だけでなく
このライブツアーをしっかり目にも焼き付けられたー !! そんな感じ。
(申し訳ない・・・)

かつしかシンフォニーヒルズ。
ここでライブを観るのは初めてでしたが、見やすく、音響もとても良く、
美里ライブを観るには本当に良い会場でした。
キャパも1300くらいでちょうど良いですし、
またこの同じホールでやってくれたら嬉しいなあ。

■5月からスタートしたツアーはすでに折り返して後半戦に入ってますが、
中だるみするどころかますますアグレッシブに、
ツアー前半では演奏していなかった曲も新たに入れたり、
ずっと100点くらいの位置をキープしながら進化し続けている、そんな印象。
群馬の時にも同じようなことを書いたかもしれませんが、
美里の歌に、バンドの演奏に、最初から最後まで聴き惚れて唸りっぱなし。
メンバー紹介の時に美里は
「このメンバーだからこそこのツアーをやれると思った」とよく口にしていますが、
それはお世辞でも何でもなく本当のことだろうなあ、と、客席で観ていても伝わってきます。
プロフェッショナルですから演奏が上手いのはもちろんのこと、
美里の歌、そして美里自身のことも強力に支えてくれていることが伝わってくる、
そんなバンドのあったかさと一体感に幸せな気持ちになります。

■渋公などに比べるとかなり東京の外れになるとは言え(笑)、
東京なのでやはりMCは他のライブハウス公演よりも多め。
でも、30年のキャリアを重ねたからこそ、
いま全国を駆け抜けている美里だからこそ、
の言葉を沢山聴けたこともとても嬉しく。

私たちファンのことを、同じ時代を生きてきた「仲間」だと思っている、ということ。
(これだけでも、ずっと美里の歌とともに年を重ねてきたファンにとっては感涙)

世界地図の中で見れば日本はものすごく小さな国だけれど、
今こうしてツアーを回っていると、やはり日本は大きいし、
改めて各地で日本の美しさを感じ、
それと同時に日本の痛みというものも感じる。

今日はとても立派なホールだけれど、
天井に手が届くくらい小さなライブハウスもあったり、毎回違う環境で試されている。
(今日は息をいっぱい吸えるー ! なんてことも言ってましたが(笑)、
埃っぽく酸素が少なそうなライブハウスではヴォーカリストとしては大変なこともあるでしょうね)
美里のような百戦錬磨のライブアーティストでも「毎回試されている」というほど
47都道府県を回るというのは過酷なことなんだ、と美里のこの一言からも伺えます。

また今回のツアー、「美里祭りを全国に」という気持ちから決まったという話は何度か聞いていますが、
この日のMCの中では
「ありがとうという気持ちを届けに行くのに、この県は行ってこの県は行かないということはできない」と。
それは本当に嘘のないココロからの言葉だと思いますし、そんな美里だからこそ、歌が心に届くのです。

葛飾でのライブはデビューアルバム『eyes』リリース記念日の翌日。
キヤリア30年にして自らを「まだ30年」と言い切る美里。
これからも1曲1曲のクオリティはもちろんのこと、
アルバムをきちんと届けられるアルバム・アーティストでいたい、と
ライブのラストはデビューアルバムのタイトル曲「eyes」を。
歌うたいとして、真ん中の部分が変わらない美里が歌い続けてくれるから、
この日の「eyes」も初めて聴いた時と変わらない響きでスーッとココロの真ん中に。














【セットリスト】
01. サマータイム ブルース
02. 青空ハピネス
03. Long Night
04. A Reason
05. 青い鳥
06. 10 years
07. ムーンライト ダンス
08. 点と線
09. パイナップル ロマンス
10. 今夜がチャンス
11. 涙を信じない女
12. 虹をみたかい
13. My Revolution
14. オーディナリー・ライフ

(アンコール)
01. 始まりの詩、あなたへ
02. 夢ってどんな色してるの
03. 恋したっていいじゃない
04. ここから
19. eyes

【バンドメンバー】
Sound Direction / Percussion & Synthesizer Programmer : Spam Kasugai
Guiter : 設楽博臣
Bass : 澤田浩史
Drums : 松永俊弥
Keyboards : 真藤敬利
Saxophone : 竹野昌邦