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渡辺美里さんfanブログ。

■2015/3/12(木) 佐野元春35th記念キックオフイベント at恵比寿リキッドルーム

2015-03-15 21:30:43 | 音楽、本、映画など
■こんにちは。
今週観たライブの感想2本目です。

ジャクソン・ブラウンの翌日は佐野元春35周年記念キックオフイベント。
あらかじめ告知されていた通り、一部がコヨーテバンドとのライブ、二部はトーク。
セットリストは 1.誰かが君のドアを叩いてる 2.ポップチルドレン 3.国のための準備
4.夜空の果てまで 5.ポーラスタア 6.君がいなくちゃ 7.ラ・ヴィータ・エ・ベラ

曲数は多くはないものの、1曲目の「誰かが・・・」でいきなりノックアウト !
もしかするとライブで聴いたのは初めて・・・かも。
「ポップチルドレン」もまたずいぶん久しぶりに披露され、
コヨーテバンドによる何ともソリッドでカッコいい新アレンジ。
これはぜひとも秋のライブハウスサーキットでも演奏してほしい !
(この辺も含めた90年代の楽曲、コヨーテバンドで演奏したらきっとカッコよくなるはず・・・!)
佐野さんらしいユーモアも混ぜつつ、
この国のリーダーは日本を戦争のできる国に変えようとしている・・・
といったようなMCに続いて演奏されたのは「国のための準備」。
お祝いのイベントなのでもっとパーティーソングのような楽曲連発かと予想していたのですが、
こういう場でこういう風に攻めてくる佐野さんにシビレます。
そして4曲目以降は最新曲も含めた比較的最近の曲ばかり。そのどの曲にも大きな歓声。
それに応えるかのように「これからもみんなのために良い曲を書いていくよ」という嬉しい言葉。
「35年間 僕を友達のように扱ってくれてありがとう。
おかげで35年間、あまり寂しい思いはしなかったよ」
というウィットに富んだファンへのお礼の言葉が何とも佐野さんらしい。

■二部では司会に佐野ファンとして有名な落語家・立川志らべさんを迎えてのトーク。
まず冒頭で立川志らべさんによる落語を一席。
「初音の鼓」という、落語好きな方ならよく知っているお話なのかもしれませんが・・・
この中に登場するお殿様が元春口調&ジェスチャーになっているのが可笑しすぎて会場中大爆笑(笑)。
(元春口調ではないちゃんとした(?)お殿様バージョンもぜひ聴いてみたい(笑))
鼓の音と狐の「コン」という相づち(?)の応酬が「カム・シャイニング」になってしまう、
という離れ業にはもうあっぱれ(笑) !
こんな場所に来てしまい緊張している、申し訳ない、といった話のあとに
「(でも)ここにイヤなヤツは1人もいない !! 」という決めゼリフまで(笑)。
( ↑ 「悲しきRADIOメドレー」での佐野さんの決め文句です(笑))

佐野さんとの対談ではところどころツッコミどころも無くはなかったですが(笑)、
でも全体的に楽しいトークを聴かせていただき、
ライターさんやラジオDJのように理路整然とはしていませんが、
きちんと聴いてきた、ライブも観てきた方が司会をされるのは楽しいなあ、と。
佐野さんの3才ごろの写真も観れたり、
買ってもらったばかりの三輪車を川に投げ込んだ、といった面白エピソードなども(笑)。
(三輪車を買ってもらった時に、自分はもうそんな子供じゃない、二輪車が欲しかったのに・・・
と元春少年は思ったそうな・・・(笑))

35周年のキックオフイベントですから、上に書いたおもしろ話だけでなく、
今後のリリースやツアーについても明らかに !
こまかい日程等はまだ発表になっていませんが、
コヨーテバンドとずっとレコーディングしているアルバムは初夏リリース予定、
アルバムタイトルは『Blood Moon』とほぼ(笑)確定。
(先日配信されたシングル曲「君がいなくちゃ」はこのアルバムには収録しないかも、とのこと)
そのNewアルバムに続いて、来年春には
佐野元春ソロ名義のアルバムも1枚リリース予定という驚きの発表や
シングル曲もまだあと2曲くらいは発売する、ということ。
ライブは4月からの3か月連続ビルボードライブ公演、
野外フェス出演やライブハウスツアー、さらにその後にホールツアーも行うということや、
詩集も刊行予定とか、覚えきれないほど目一杯。
心配になるくらい精力的です、佐野さん(笑)。
来年にかけての佐野さんに必死でついていかないとー(笑) !

↓ リキッドルーム外壁に佐野さん。嬉しいですね、こういうの !


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