1991年11月24日、フレディは永眠しました。
We still love you, Freddie.
2005年11月1日、ナゴヤドームにQUEEN+ポール・ロジャースのコンサートを観に行きました。
ポールの伸びやかなヴォーカルが光る、序曲にふさわしいナンバー「REACHING OUT」が終わると同時にあのリフが!そうおなじみ「TIE YOUR MOTHER DOWN」が始まりました。もうナゴヤドームは興奮の坩堝です。舞台に出てきたブライアンはもう満面の笑顔。その笑顔でこちらまで嬉しくなってキター!もちろん“Tie your Mother down~”と大合唱。あぁ、ブライアンのギターだ。ロジャーのドラムだ。本物だよぉ(感涙)3曲めは「FAT BOTTOMED GIRLS」この曲ってポールが歌っても違和感ないね。曲のキャラがフレディよりむしろポールに合ってる感じがする。4曲めは「I WANT TO BREAK FREE」この曲のPV大好きでした。髭にミニスカートのフレディ、可愛かったなぁ(えっ?可愛い?)ポールはでったいあんなカッコしてくれないだろうな(したらむしろ怖いか…)この曲もかなり肺活量使うと思うけど、軽々と歌いあげてしまうポールってすごい。5曲め「WISSING WELL」はフリーの楽曲。QUEEN以外の曲が始まるとやっぱりすっごく流れが変わるんですけど~。聴いてる身としてはQUEEN以外の楽曲も聴けて一粒で二度美味しい感はありますが。でもブライアンはすっごく楽しそうだ♪ストラトフェスのポールのバックでギター弾いてた時のブライアンもコノヤローって思っちゃうほど笑顔満開だったもんね。ブライアンは本当にポールの大ファンなんだね。一緒にプレイできてよかったね。6曲めは大ヒット曲「愛という名の欲望」私、実はこの曲昔は嫌いでした。この曲の発売当時友達と「QUEENがプレスリーみたいになっちゃったよー」と嘆いていました。この曲を聴いた時に私の好きだった初期のQUEENともう完全に違う方向に行ってしまったと感じたので、LPは「THE GAME」までしか買っていません。でも、いつのまにかこの曲も好きになってました。粋でクールでカッコいい曲だよね。ポールが“Until I'm ready~”と歌った後、思いっきり“Ready Freddie!”と叫びました。7曲めはしみじみと心に染みるロジャーのヴォーカルが感動的な「SAY IT'S NOT TRUE」。8~11曲めはセンターステージでアコギ1本でのブライアンのコーナー。8曲め、キター!「'39」だー!アルバム『RETURN OF THE CHAMPION』を聴いた時、観客がこの曲を大合唱しているのを聴いて、「これはいかん!」と思って(笑)、一生懸命歌詞を暗記した筈なのですが、歌のスピードについていけずあえなく撃沈。残念無念也。「LONG AWAY」の次は、「LOVE OF MY LIFE」でした。フレディがコンサートの時、会場の皆をうながして一緒に歌わせていたのが目に浮かびます。この曲の間、ナゴヤドームにいるみんながフレディのことを想って歌っているのを感じました。歌詞もまるでフレディへ語りかけているようで。フレディがいない淋しさとみんなのフレディへの愛に胸がいっぱいになり、涙があふれそうになりました。11曲めは「手をとりあって」『華麗なるレース』のラストに収録されていた曲。QUEENから日本のファンへのプレゼントの曲です。隣の友達と文字通り手をとりあって歌いました♪日本語の歌詞のところは歌いやすかったじょ(笑)
「HAMMER TO FALL」の前半はブライアンのヴォーカル。ブライアンのヴォーカルって昔は彼の体型と同じく線が細すぎて、大丈夫かな?大丈夫かな?と心配だったけど、恰幅よくなったせいか(?)声量も増えて安心して聴けるようになりました。次の曲はバドカンの「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」。ポールのヴォーカルに痺れます。隣の友達が「ポールって本当にブルーズシンガーだよね」って。うん、私も同感。ロジャーのドラムソロに続いてロジャーのハスキーヴォーカル全開の「I'M IN LOVE WITH MY CAR」。この曲は『オペラ座の夜』に入ってたよね。生で聴けるなんて感慨深いよぉ。続いてギターソロが始まりました。『RETURN OF THE CHAMPION』を聴いてギターソロが長いことがわかっていたので、「LAST HORIZON」が終わるまで体力温存の為着席(笑)。次は「THESE ARE THE DAY OF OUR LIVES」。『INNUENDO』でフレディが歌っているこの曲をロジャーが歌います。後ろのスクリーンには忘れもしないQUEEN初来日時の野点の映像。遥か昔、私はこの映像をフィルムコンサートで観ました。その時フレディの後ろでふざけてるロジャーがあまりに可愛くて、一目惚れしました(笑)。「輝ける日々」のロジャーの歌声はとても感動的でした。I still love you…ロジャーはきっとフレディとの日々に想いを馳せながら歌っていたのだと思いました。次の曲はドーム中大合唱の「RADIO GA GA」。スタンド席を見上げたらみんな同じポーズで大合唱してたよ♪「CAN'T GET ENOUGH」「A KIND OF MAGIC」「I WANT IT ALL」と続き、「BOHEMIAN RHAPSODY」。後ろのスクリーンにはフレディの映像が。そしてジョンの映像も。感動と共に二人の不在が痛い程感じられました。フレディはもちろんだけど、ジョンの存在感も本当に大きかったと思う。物静かだけど、強い意志を持ったジョン。フレディとジョンのいないQUEENは悲しいけれどもうQUEENじゃない。
アンコールはセンターステージでアコギのブライアンとロジャーの歌う「I WAS BORN TO LOVE YOU」。これは日本仕様のセットリストだね♪予想してなかったから嬉しかったよ。この曲が終わって始まったのはあのイントロ。思わず隣の友達と手をとりあって「うわ~ん(泣)」。ポールが歌いながらセンターステージを歩いて行きます。「THE SHOW MUST GO ON」。ポールの横顔を見つめながら、ポールの歌声を聴きながら、私はフレディがどんな気持ちでこの曲を歌ったんだろう…とばかり思っていました。涙が後から後から流れて止まりませんでした。続いての曲はがらっと変わって「ALL RIGHT NOW」。いい曲だと思うけど、この位置に持ってくるのはどうかと思われ。ポールへのリスペクトだと思うけど。でもでもでも…。次はロジャーのあのドラム!「WE WILL ROCK YOU」。この曲を『世界に捧ぐ』で初めて聴いた時(正確にはラジオが先だったかも)、うわ~、この曲嫌いと思いました。なんだかシンプル過ぎて、物足りなかったのです。今やすっかりスタンダードナンバーになってしまったこの曲。私も除々にこの曲に愛着がわくようになりました。自分がオンタイムで聴いていた曲がスタンダードになってしまうのは不思議な感じがします。次の曲もそう。「WE ARE THE CHAMPIONS」。これも『世界に捧ぐ』に収録されています。この曲を初めて聴いた時、「凄いわフレディって自信過剰な人だわ~」と10代の私は単純に思ったのですが、年を重ねた今はむしろ自分に自信がないからこそ自分を奮い立たせる為にこの歌をフレディは歌ったのではないかと思うようになりました。この曲は本当に羽ばたきましたね。色々なスポーツマッチでこの曲が流れる度にじーんとしてしまいます。みんなに勇気を与えるこの曲。私もQUEENロゴのタオルを掲げながら歌いました。ちょっと自分に酔いしれて歌ってしまったかも(笑)。ラストはおなじみ「GOD SAVE THE QUEEN」。締めはやっぱりこの曲だよね。終わっちゃったなぁ…。
QUEENのロゴがフレディが作った華麗な乙女座、蟹座、獅子座、獅子座with白鳥のロゴから笑顔の鳥さんロゴに変わっていました。そのロゴの違いが昔と今のQUEENの違いを象徴しているように思えました。かなり寂しいけれど人生は続いて行くのだから変化を受け入れないといけないね。ブライアンとロジャーの幸せそうな笑顔を見ることが出来て本当によかった。ポールもありがとう。自分のヴォーカルスタイルを変えないことにフレディへのリスペクトを感じたよ。ジョンもどこかで元気でいてね。フレディ、みんな貴方のことが大好きだよ。
We still love you, Freddie.
2005年11月1日、ナゴヤドームにQUEEN+ポール・ロジャースのコンサートを観に行きました。
ポールの伸びやかなヴォーカルが光る、序曲にふさわしいナンバー「REACHING OUT」が終わると同時にあのリフが!そうおなじみ「TIE YOUR MOTHER DOWN」が始まりました。もうナゴヤドームは興奮の坩堝です。舞台に出てきたブライアンはもう満面の笑顔。その笑顔でこちらまで嬉しくなってキター!もちろん“Tie your Mother down~”と大合唱。あぁ、ブライアンのギターだ。ロジャーのドラムだ。本物だよぉ(感涙)3曲めは「FAT BOTTOMED GIRLS」この曲ってポールが歌っても違和感ないね。曲のキャラがフレディよりむしろポールに合ってる感じがする。4曲めは「I WANT TO BREAK FREE」この曲のPV大好きでした。髭にミニスカートのフレディ、可愛かったなぁ(えっ?可愛い?)ポールはでったいあんなカッコしてくれないだろうな(したらむしろ怖いか…)この曲もかなり肺活量使うと思うけど、軽々と歌いあげてしまうポールってすごい。5曲め「WISSING WELL」はフリーの楽曲。QUEEN以外の曲が始まるとやっぱりすっごく流れが変わるんですけど~。聴いてる身としてはQUEEN以外の楽曲も聴けて一粒で二度美味しい感はありますが。でもブライアンはすっごく楽しそうだ♪ストラトフェスのポールのバックでギター弾いてた時のブライアンもコノヤローって思っちゃうほど笑顔満開だったもんね。ブライアンは本当にポールの大ファンなんだね。一緒にプレイできてよかったね。6曲めは大ヒット曲「愛という名の欲望」私、実はこの曲昔は嫌いでした。この曲の発売当時友達と「QUEENがプレスリーみたいになっちゃったよー」と嘆いていました。この曲を聴いた時に私の好きだった初期のQUEENともう完全に違う方向に行ってしまったと感じたので、LPは「THE GAME」までしか買っていません。でも、いつのまにかこの曲も好きになってました。粋でクールでカッコいい曲だよね。ポールが“Until I'm ready~”と歌った後、思いっきり“Ready Freddie!”と叫びました。7曲めはしみじみと心に染みるロジャーのヴォーカルが感動的な「SAY IT'S NOT TRUE」。8~11曲めはセンターステージでアコギ1本でのブライアンのコーナー。8曲め、キター!「'39」だー!アルバム『RETURN OF THE CHAMPION』を聴いた時、観客がこの曲を大合唱しているのを聴いて、「これはいかん!」と思って(笑)、一生懸命歌詞を暗記した筈なのですが、歌のスピードについていけずあえなく撃沈。残念無念也。「LONG AWAY」の次は、「LOVE OF MY LIFE」でした。フレディがコンサートの時、会場の皆をうながして一緒に歌わせていたのが目に浮かびます。この曲の間、ナゴヤドームにいるみんながフレディのことを想って歌っているのを感じました。歌詞もまるでフレディへ語りかけているようで。フレディがいない淋しさとみんなのフレディへの愛に胸がいっぱいになり、涙があふれそうになりました。11曲めは「手をとりあって」『華麗なるレース』のラストに収録されていた曲。QUEENから日本のファンへのプレゼントの曲です。隣の友達と文字通り手をとりあって歌いました♪日本語の歌詞のところは歌いやすかったじょ(笑)
「HAMMER TO FALL」の前半はブライアンのヴォーカル。ブライアンのヴォーカルって昔は彼の体型と同じく線が細すぎて、大丈夫かな?大丈夫かな?と心配だったけど、恰幅よくなったせいか(?)声量も増えて安心して聴けるようになりました。次の曲はバドカンの「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」。ポールのヴォーカルに痺れます。隣の友達が「ポールって本当にブルーズシンガーだよね」って。うん、私も同感。ロジャーのドラムソロに続いてロジャーのハスキーヴォーカル全開の「I'M IN LOVE WITH MY CAR」。この曲は『オペラ座の夜』に入ってたよね。生で聴けるなんて感慨深いよぉ。続いてギターソロが始まりました。『RETURN OF THE CHAMPION』を聴いてギターソロが長いことがわかっていたので、「LAST HORIZON」が終わるまで体力温存の為着席(笑)。次は「THESE ARE THE DAY OF OUR LIVES」。『INNUENDO』でフレディが歌っているこの曲をロジャーが歌います。後ろのスクリーンには忘れもしないQUEEN初来日時の野点の映像。遥か昔、私はこの映像をフィルムコンサートで観ました。その時フレディの後ろでふざけてるロジャーがあまりに可愛くて、一目惚れしました(笑)。「輝ける日々」のロジャーの歌声はとても感動的でした。I still love you…ロジャーはきっとフレディとの日々に想いを馳せながら歌っていたのだと思いました。次の曲はドーム中大合唱の「RADIO GA GA」。スタンド席を見上げたらみんな同じポーズで大合唱してたよ♪「CAN'T GET ENOUGH」「A KIND OF MAGIC」「I WANT IT ALL」と続き、「BOHEMIAN RHAPSODY」。後ろのスクリーンにはフレディの映像が。そしてジョンの映像も。感動と共に二人の不在が痛い程感じられました。フレディはもちろんだけど、ジョンの存在感も本当に大きかったと思う。物静かだけど、強い意志を持ったジョン。フレディとジョンのいないQUEENは悲しいけれどもうQUEENじゃない。
アンコールはセンターステージでアコギのブライアンとロジャーの歌う「I WAS BORN TO LOVE YOU」。これは日本仕様のセットリストだね♪予想してなかったから嬉しかったよ。この曲が終わって始まったのはあのイントロ。思わず隣の友達と手をとりあって「うわ~ん(泣)」。ポールが歌いながらセンターステージを歩いて行きます。「THE SHOW MUST GO ON」。ポールの横顔を見つめながら、ポールの歌声を聴きながら、私はフレディがどんな気持ちでこの曲を歌ったんだろう…とばかり思っていました。涙が後から後から流れて止まりませんでした。続いての曲はがらっと変わって「ALL RIGHT NOW」。いい曲だと思うけど、この位置に持ってくるのはどうかと思われ。ポールへのリスペクトだと思うけど。でもでもでも…。次はロジャーのあのドラム!「WE WILL ROCK YOU」。この曲を『世界に捧ぐ』で初めて聴いた時(正確にはラジオが先だったかも)、うわ~、この曲嫌いと思いました。なんだかシンプル過ぎて、物足りなかったのです。今やすっかりスタンダードナンバーになってしまったこの曲。私も除々にこの曲に愛着がわくようになりました。自分がオンタイムで聴いていた曲がスタンダードになってしまうのは不思議な感じがします。次の曲もそう。「WE ARE THE CHAMPIONS」。これも『世界に捧ぐ』に収録されています。この曲を初めて聴いた時、「凄いわフレディって自信過剰な人だわ~」と10代の私は単純に思ったのですが、年を重ねた今はむしろ自分に自信がないからこそ自分を奮い立たせる為にこの歌をフレディは歌ったのではないかと思うようになりました。この曲は本当に羽ばたきましたね。色々なスポーツマッチでこの曲が流れる度にじーんとしてしまいます。みんなに勇気を与えるこの曲。私もQUEENロゴのタオルを掲げながら歌いました。ちょっと自分に酔いしれて歌ってしまったかも(笑)。ラストはおなじみ「GOD SAVE THE QUEEN」。締めはやっぱりこの曲だよね。終わっちゃったなぁ…。
QUEENのロゴがフレディが作った華麗な乙女座、蟹座、獅子座、獅子座with白鳥のロゴから笑顔の鳥さんロゴに変わっていました。そのロゴの違いが昔と今のQUEENの違いを象徴しているように思えました。かなり寂しいけれど人生は続いて行くのだから変化を受け入れないといけないね。ブライアンとロジャーの幸せそうな笑顔を見ることが出来て本当によかった。ポールもありがとう。自分のヴォーカルスタイルを変えないことにフレディへのリスペクトを感じたよ。ジョンもどこかで元気でいてね。フレディ、みんな貴方のことが大好きだよ。