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追悼「オラは死んじまっただぁ〜」

2017-12-02 21:47:09 | せたっしーの絵日記!
追悼特集に「悲しくやりきれない」や「イムジン河」をかけるラジオ局が多い

しかし「オラは死んじまっただ〜♪」を流すのは不謹慎か?

飲酒運転で交通事故を起こして死んだ、東北弁を話す「オラ(自分)」が長い雲の階段を通って天国へ登るが、その天国でも酒と女に浮かれてばかりだったため、「怖い神様(関西弁を話す)」からの「お仕置き」で天国を追い出されてめでたく(?)生き返る顛末を、テープの高速回転による甲高い声と伴奏で語る歌である。語り手の「オラ」は、巻頭いきなり「自分は死んでしまった」という内容のフレーズを繰り返し、田舎言葉でみずからの行状を語る。途中で2度挿入される「神様」の説教は通常速度で録音され、早回しの伴奏にオーバーダビングしてある。

「神様」の説教は、上記の通り北山修によるスローな関西弁で、バックに流れる天国と地獄とギャップがある。

メロディ自体はシンプルなリフを繰り返すもので、民謡「草津節」の有名な歌い出し「草津良いとこ一度はおいで」をもじった歌詞も詠み込まれる。曲の間奏はビートルズの「グッド・デイ・サンシャイン」の間奏がパロディ風に演奏され、最後の僧侶の読経ではお経に交えて同じくビートルズの「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (A Hard Day's Night)」の歌詞の冒頭が読まれる。

そしてベートーヴェンのバガテル「エリーゼのために」(北山の妹による演奏)が奏されフェイドアウトしていく。もともとは、「フォーク・クルセイダーズ」名義だったインディーズ(自主制作)LPの『ハレンチ・ザ・フォーク・クルセイダーズ』に収められていた曲である。

当時のフォークルのメンバーは北山修、加藤和彦、平沼義男、芦田雅喜の4人であったが、芦田がヨーロッパ旅行に出かけることになり、解散記念として自主制作LPを録音した。彼らが好きだった名作のカバーの中に、1曲のオリジナル作品を含めることが決まり、本作はその時に生み出された。

大島渚監督により映画化もされた大ヒットで
映画にははしだのりひこも映画初出演している。

合掌

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