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円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

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障害者プロレス(5.1成城ホール)

2010-05-02 00:12:00 | マスター独り言
本日、障がい者プロレス団体の成城興行にいってきた!

いつもは、落語会(立川流など)やジャズコンサートをやる多目的な世田谷区立「成城ホール」でプロレス!それも障害者(身体、知的、精神、複合、引きこもり)のハンデをもつ人が、肉体対戦する総合格闘技イベントだ!

噂どうりで、スゴイ熱気で超満員だ!円ジョイはゴング開始直後に行ったので、もう席がナイかと思ったが、ジュリーの知り合いとしり、リングサイド前列の指定席に案内されたヨ(ラッキー!)

車イス客やマニアの常連ばかりかと思ったが、若いカップルや学生、成城の上品そうなマダムとかが沢山、観戦にきてたネ。
近くのご夫人は「初めて観たけど、最初どう見ようか、困惑していたが、障害者のひたむきな対戦と、実況の女性の軽妙なフリートークに大興奮!」レスラーのプライベートや障害のハンデの情況を、ビデオやナレーションで面白く解説するので、大笑いの連続である。

しかしレスラーにとっては、ある意味、命を賭けたガチンコである。
頚椎などに障害のあるレスラーには、その部分への攻撃は致命傷になり、一般プロレスの演出のようにリングから落ちれば、大惨事になりかねないのである。

ですので、判定で負けた、レスターは必死に抗議するし、泣きながら悔しがるのだ。(一般プロレスより演出なきスポーツなのだ!)

だから、スタッフやボランティア(写真のジュリー)の運営やサポートは尋常じゃないヨ 

ルール
障害者プロレスのルールは、通常のプロレスとは異なるルールが幾つか適用されている。例として

障害を負っている部位を故意に攻撃してはならない。
3カウントやフォールは存在せず、ギブアップやTKOのみで勝敗が決する。
対戦の際に、体の一部分が不自由な選手とそうでない選手が闘う場合、相手の不自由な部分(足なら足、手なら手)に枷をつける。
つまり障害者VS健常者の対戦でも、拘束帯をつけることで可能なのです。

障害者プロレス「ドッグレッグス」
http://homepage3.nifty.com/doglegs/


まだまだ誤解され、「カワイソウな人を見世物にして!」とか「キモイ!」とかの声があり、区のバリアフリーやユニバーサルデザインの施設を使いながらも、区の広報や宣伝や施設使用料の補助などの協力はしてくれない。はたして障害者を施設や自宅で療養させるだけが福祉なのだろうか? 建築的のバリアフリーだけでいいのだろうか?心のバリアフリーは?
円ジョイは、活動的な彼らから、生きる意味と勇気を学んだのに…

 最後にある障害者レスラーのこんな言葉を載せよう。

 障害者プロレス「ドッグレッグス」とは障害者にとって一つの変身願望であり、自己表現 であり、生きる糧であると思う。体が動かないからこそ何かに燃えていたい。
 そこに障害者プロレスの原点があるように私は思う。
 生きること、それは彼らにとっても、私にとっても戦いなのだ。
 http://www16.big.or.jp/~tryman/puro.htm

写真はリングサイドをボランティアスタッフとして走りまわる。
我が国境なきお笑い団のメンバー「ジュリーさまだ」さま!お疲れさまだ!

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