* クリスマスの花火

１２月２５日、クリスマスの夜。

ソファーで１歳の息子のちびダーが
悪ふざけをしているのを
横目で見ながら、テレビを見ていたら・・・

パン、パン、と続けて音がする。

ちびダーが壁を叩いているのかと思って
やめさせようとしたら、
ちびダーはソファーのクッションに埋もれて
ウヒャウヒャ一人で笑ってました。

あ。

それじゃ、下の家かな？

にしても、なんだか変。
様子が変。

あぁ！！
花火！！
この音、花火！

いつもの通り、夕方６時過ぎに
ベイエリアの海に浮かぶ
大きなクリスマスツリーの点灯式で
花火が上がった時は、

ちびダーと一緒にベランダ側の窓から
「今日で最後だね～」
見ていたのだけれど、

夜の８時過ぎに嬉しいオマケがありました。

ベランダの側のカーテンを開けたら、
目の前の２箇所から花火！
緑の島と、谷地頭から、かな？

終った～と思ったら、

今度は家の北側から花火が上がる音がする。

大変！大変！

ちびダーと大急ぎで
バタバタと家の中を走り抜けて
北側の窓のカーテンを開けたら、

今度は大きく目の前に花火！

あ！

あっちも！西側も！

五稜郭と、もう片方はどこだろう？
南側からも花火の音！
湯の川かしら？

大変、大変、函館の町中で
一斉に花火が上がってる！

嬉しいパニック。

クリスマスの夜に、
函館の町のあちこちから
花火を一斉にあげるなんて
素敵な演出。

夜景を見るために函館山に登っていた人、
五稜郭タワーに登っていた人、
いい眺めだったろうなぁ。

町のアチコチから一斉にあがった花火を
全て見ることはできなかったけれど、

家から花火が見えて幸せ。

花火が見える家に住むことが出来て、
幸せ。

小さなオール電化のアパート、
こじんまりと家の設備がまとまっていて
暮らしやすい。

函館のこの家は、
住めば住むほどお気に入り。

本気でだんだん函館から
離れがたくなっている
私なのでした。

新しい年が明けたら、
年明け早々、
札幌の家の契約です。

クリスマスの夜の、
町中あちこちから上がった花火は
函館の忘れがたい思い出。

ちびダーと二人、

わー♪わー♪

言いながら
家中の窓という窓から
花火を見るためにパニックになった、
楽しい思い出。

市内１３箇所から
いっせいに花火が上がったんだそうです。

もう一年ぐらい、函館で暮らしてもいい・・・かな。