NAGOYA紀行

この週末、名古屋に行ってきました。目的は浜田麻里さんのライヴ『Live 2007 　sur lie』の名古屋公演ですが、ライヴのネタはまた別に書くとして、今回はちょっと紀行ネタなどを・・・。

東海道新幹線では、7月1日から「N700系」という新型車両を導入しましたね。
これによって、東海道エリアからの引退が決まっているのが、「500系」なのだそうです。

最高時速が300km/hと、現在のところ営業車国内最高記録を持つこの新幹線は、そのロケットのようなデザイン、そしてこれまでの新幹線というイメージを払拭したボディカラーなど、とても個性的な車両だっただけにちょっと残念な気がして、往路はあえてこの車両が走る時刻の新幹線をリザーブしておきました。
平成8年にグッドデザイン賞を受賞したというだけあって、その流線型ボディはインパクトがあります。そして、円形断面の車両は幾分小ぶりな印象です。（この、「小ぶり」というのが「狭い」という悪いイメージにつながったそうなのですけど・・）

東海道区間では、地上設備の問題から最高速度が270km/hに抑えさせられてしまうということもあって、この「500系」の存在価値がなお一層失せてしまったそうなのですが、「デザイン良し」「速度速し」なのに「実用的ではない」という理由でマイナーな存在になってしまうというシーンは、なんとなく輸入車（特にラテン車）と国産車の比較でよく耳にするフレーズに似た気がしないでもないですね。

さて、東京駅を11時50分に出発する新幹線ということで、せっかくなので駅弁を購入しました。で、悩んだ末に選んだのはなぜか高崎の「とりめし」・・・。

店員さんが、「今新幹線で届いたばかりですから・・」と連呼するのに釣られて選んでしまいました。レトロな雰囲気もちょっと気に入ったというのもあります。
帰宅して調べてみたら、なんと昭和９年から販売しているという超老舗駅弁でした。
高崎弁当株式会社のページ


名古屋に着き、ホテルのチェックインまで時間があったので、あらかじめ調べてあった珈琲所「コメダ珈琲店」で一休み・・。 頼んだドリンクは、「クリームコーヒー」で、アイスコーヒーにアイスクリームが乗っている、つまりコーヒーフロートなのですが、ボリューム満点にもかかわらず、アイスもコーヒーも美味でした。


浜田さんのライヴもは盛況のうちに無事終了、翌日帰路の新幹線で食べるべく名古屋駅で購入した駅弁は、「松浦のみそカツ」・・・。ボリューム満点でした。

株式会社松浦商店のページ

そういえば、名古屋はラテン車率が高いですね。ライヴハウスの入場待ちの時間約３０分で見かけた車は、４０６クーペ、ムルティプラ（旧型）、パンダ（最新型）をはじめ、２０６、１５６、ルーテシアなどなど・・。某巨大メーカーのお膝元だけに、個性的な車を保有するは一種のアンチテーゼなのでしょうか？