Graham Bonnet vs Joe Lynn Turner・・・。って、なんだかタイトルが格闘技っぽいですが、80年代のHR/HMシーンで活躍した(というか、今でも現役)2人のヴォーカリストが、それぞれのバンドを引き連れて来日してくれました。この2人は、「レインボー」というバンドの歴代ヴォーカリストで、グラハムが脱退してジョーが加入するといった関係があったため、このようなタイトルになったのかもしれません。
ちなみに、グラハムは今年60歳、ジョーも56歳・・・。日本なら「団塊の世代」と呼ばれる年代です。
ジョーに関しては、昨年新日本フィルハーモニーと競演した「Tribute to Rainbow」で、クラシックアレンジながらレインボー時代の曲を堪能できたので、個人的には、やはりグラハムボネットへの期待が膨らんでいました。
今から二十数年前・・。グラハムボネットがMSG(マイケルシェンカーグループ)に加入、アルバム『黙示録』を引っさげて来日!というニュース・・・。
武道館公演のチケットをゲットしたものの、来日を前にグラハムは突如MSGを脱退。以後、数回来日していたのですがチャンスがなく、彼のライヴに触れるのは今回が初めてでした。
4オクターブといわれる音域もさることながら、凄まじいパワーヴォーカルがグラハムの魅力です。
ただ、彼は決して王道的なHR/HMヴォーカリストではなく、その風貌はあたかもジェームスディーンのような顔立ちで、短髪オールバックにレイバンのサングラス・・。
そしてなぜか衣装はスーツにネクタイ・・。それも、曲が進むにつれて脱ぎだし、まるで、さんまのSUPERからくりTVの「サラリーマン早調べクイズ」状態を彷彿させるパフォーマンスが繰り広げられてしまいます。
人一倍の実力があるのに、パワーを出しすぎて音程をハズしたりということもあり、「憎めないキャラ」的な行動(実は演出?)が、彼の最大の魅力といっていいでしょう。
さて、ライヴはJoe Lynn Turnerから。
往年のレインボー時代の曲は、「Death Alley Driver」「I Surrender」「Street Of Dreams」「Power」「Can't Let You Go」「Can't Happen Here」、そしてアンコールに「Spotlight Kid」という名曲がずらり。クラシックもいいですが、オリジナルはやはり感動ものです。この時点でかなり盛り上がっていました。
ドラムセットの交換等で約20分ほどのインターバル・・・。
そして、ついにグラハムの登場です。
ホルストの組曲「惑星」op.32~火星が流れると、期待どおり「Eyes Of The World」が・・・。そしてグラハムは、お約束の衣装(スーツ姿)で登場!!
この瞬間、後方から人並みが前のほうに押し寄せていきました。すごい盛り上がりです。
その後「Too Young To Die Too Drunk To Live」「God Blessed Video」「Stand In Line」とパワーチューンを連発。すでに喉を痛めたのか、水をがぶ飲みしていました。で、このときすでにワイシャツまで脱いでいたような・・・。「Big Foot」で少し抑えたと思ったら、次の曲は「Jet To Jet」。聴きたかったんですよね~この曲!その後も「Hiroshima Mon Amour」「Island In The Sun」といったイングヴェイ作曲の困難ソングを音程は危なっかしいもののそこはオーディエンスが暖かくフォロー。そして二十数年の時を経て「Desert Song」を聴くことができました。
で、クライマックスはやはり「All Night Long」。やはりグラハムが演じるオーディエンスとの掛け合いはとても楽しく、一体感が生まれます。
アンコールでは「Since You Been Gone」「Lost In Hollywood」と、熱唱に次ぐ熱唱・・・。誰もが「グラハムは明日のライヴで歌えるのか?」と思ったに違いありません。
そして、最後の最後はジョーとの競演で「Long Live Rock 'N' Roll」。
グラハムは、サングラスをずらしながらカンペを見たりしてオチャラケていましたが、多分演出だったのだと思います。
6時に入場して約4時間。足は棒のようになってしまいましたが、これほどの爽快感が得られたライヴはなかなか体験したことがありませんでした。
冒頭にも書きましたが、グラハムは還暦・・。彼の凄さは伝説として語り継がれると思います。
当日のライヴ風景(画像)は、
bonnetrocks.comさんのサイトをどうぞ!
ちなみに、グラハムは今年60歳、ジョーも56歳・・・。日本なら「団塊の世代」と呼ばれる年代です。
ジョーに関しては、昨年新日本フィルハーモニーと競演した「Tribute to Rainbow」で、クラシックアレンジながらレインボー時代の曲を堪能できたので、個人的には、やはりグラハムボネットへの期待が膨らんでいました。
今から二十数年前・・。グラハムボネットがMSG(マイケルシェンカーグループ)に加入、アルバム『黙示録』を引っさげて来日!というニュース・・・。
武道館公演のチケットをゲットしたものの、来日を前にグラハムは突如MSGを脱退。以後、数回来日していたのですがチャンスがなく、彼のライヴに触れるのは今回が初めてでした。
4オクターブといわれる音域もさることながら、凄まじいパワーヴォーカルがグラハムの魅力です。
ただ、彼は決して王道的なHR/HMヴォーカリストではなく、その風貌はあたかもジェームスディーンのような顔立ちで、短髪オールバックにレイバンのサングラス・・。
そしてなぜか衣装はスーツにネクタイ・・。それも、曲が進むにつれて脱ぎだし、まるで、さんまのSUPERからくりTVの「サラリーマン早調べクイズ」状態を彷彿させるパフォーマンスが繰り広げられてしまいます。
人一倍の実力があるのに、パワーを出しすぎて音程をハズしたりということもあり、「憎めないキャラ」的な行動(実は演出?)が、彼の最大の魅力といっていいでしょう。
さて、ライヴはJoe Lynn Turnerから。
往年のレインボー時代の曲は、「Death Alley Driver」「I Surrender」「Street Of Dreams」「Power」「Can't Let You Go」「Can't Happen Here」、そしてアンコールに「Spotlight Kid」という名曲がずらり。クラシックもいいですが、オリジナルはやはり感動ものです。この時点でかなり盛り上がっていました。
ドラムセットの交換等で約20分ほどのインターバル・・・。
そして、ついにグラハムの登場です。
ホルストの組曲「惑星」op.32~火星が流れると、期待どおり「Eyes Of The World」が・・・。そしてグラハムは、お約束の衣装(スーツ姿)で登場!!
この瞬間、後方から人並みが前のほうに押し寄せていきました。すごい盛り上がりです。
その後「Too Young To Die Too Drunk To Live」「God Blessed Video」「Stand In Line」とパワーチューンを連発。すでに喉を痛めたのか、水をがぶ飲みしていました。で、このときすでにワイシャツまで脱いでいたような・・・。「Big Foot」で少し抑えたと思ったら、次の曲は「Jet To Jet」。聴きたかったんですよね~この曲!その後も「Hiroshima Mon Amour」「Island In The Sun」といったイングヴェイ作曲の困難ソングを音程は危なっかしいもののそこはオーディエンスが暖かくフォロー。そして二十数年の時を経て「Desert Song」を聴くことができました。
で、クライマックスはやはり「All Night Long」。やはりグラハムが演じるオーディエンスとの掛け合いはとても楽しく、一体感が生まれます。
アンコールでは「Since You Been Gone」「Lost In Hollywood」と、熱唱に次ぐ熱唱・・・。誰もが「グラハムは明日のライヴで歌えるのか?」と思ったに違いありません。
そして、最後の最後はジョーとの競演で「Long Live Rock 'N' Roll」。
グラハムは、サングラスをずらしながらカンペを見たりしてオチャラケていましたが、多分演出だったのだと思います。
6時に入場して約4時間。足は棒のようになってしまいましたが、これほどの爽快感が得られたライヴはなかなか体験したことがありませんでした。
冒頭にも書きましたが、グラハムは還暦・・。彼の凄さは伝説として語り継がれると思います。
当日のライヴ風景(画像)は、
bonnetrocks.comさんのサイトをどうぞ!
グラハムボネットのパワフルさが伝わってきますねぇ。
還暦・・・いやぁ素晴らしい。
自分も人生これからだなぁと思わせてもらえました!
blanchelionさんの4時間立ちっぱなしもすごいですが。
さあ、次は麻里さんですね!!
彼らが加入した当時のレンボーは、ロニー時代とのギャップ(ポップなサウンドに変化したこと)に、賛否両論ありましたよね。
でも、リッチーは確か「ライヴを見てくれ!」と言っていたような記憶があります。たしかに、アルバムはポップになっても、ライヴで演奏されるとまた違ったサウンドに仕上がっていて、やはりリッチーの楽曲センスに唸らされたものです。
浜田さんも、ある意味レインボーと似たようなサウンドの変化をたどっているような気がします。
ただ、どんな歌を歌っても「浜田麻里らしさ」を感じられるというところが、安心感につながっているのでしょうけど・・。ライヴ、いよいよですね。
何ですか~このライブ!?!?
逝きたかった。。。ToT
当時12-3歳だったかな・・・ボクはグラハムから入ったクチです!
その後ジョー(ただタイムリーには既にジョー時代ですが)
経由ロニーでしたね。
いやぁ懐かしい~
思い返してみると、グラハムもコージーも自分の中での意識はMSGとの関係からです。御大のイメージもパープル時代のほうが印象が強く、MSG→「Down to earth」という感じでレインボーサウンドに出会い、ジョー→ロニーの順序でハマったクチです。
この二人のヴォーカリストを発掘した御大はさすがです。そして時代を超えても煌く楽曲のセンスがホントすばらしい!