Aesthetic Heartstrings

『心の琴線に触れるもの』…。 クルマ・音楽 etc…。

Mari Hamada Live 2007 『 sur lie 』 in NAGOYA

2007-07-02 | MARI HAMADA
さて、名古屋ライヴのレポートです。
まだ来週に東京でのライヴを控えていることもあって、詳細は書けないのですが、個人的には、ここ数年に感じた違和感のようなものが全くないといえるほどの完璧なライヴでした。

ボトムラインは、2003年の11月24日に行われた「MARI HAMADA LIVE TOUR '03 "Sense Of Survival"」以来2度目となりますが、会場がタイトでアーティストがとても身近に感じられます。
整理券が170番台ということもあって、前から約10列目くらいの真ん中で聴いていました。
なぜか分かりませんが、名古屋のライヴはいつも盛り上がるということもあり、アーティスト・観客ともとても雰囲気の良いライヴになりました。

演奏曲は、ツアータイトルのとおりアルバム『sur lie』からの曲が中心ですが、過去のアルバムからもセレクトされています。それも、なんとなく『sur lie』の作風と似た雰囲気の曲がちりばめられていますので、まとまりのある構成のような気がしました。(2002年以後のアルバムやライヴで多用されている、グランジっぽい雰囲気の曲が好みの方には、逆に違和感があるのかもしれませんが・・・。)
特に今回は、観客との掛け合いのシーンが多いというのも、ライヴ全体としての統一感を感じる要素となっていたのかもしれません。中でも、懐かしい曲のサビフレーズを中心とした掛け合いメドレーは、これまで彼女のライヴには見られなかった新たな試みでもあり、とても楽しめます。

久しぶりに演奏してくれた曲や、何らかの理由で封印されていた曲など、「時間という濾過作用を経て」今回セレクトされた曲がいくつかあります。
『sur lie』とは、ワインの発酵が終わったあとすぐに「ろ過」せず、酵母が主体のオリとワインを一緒に熟成させるという意味があるそうですが、今回のライヴの選曲にもそんな意味が込められていたのかもしれません。

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2 Comments

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待ち切れません! (ゆりりん)
2007-07-02 16:13:21
名古屋も盛り上がったようですね!

違和感のない完璧なライブ・・・。

それは麻里さんの心の状態を表しているのかもしれませんね。

Sur lieは、とても穏やかで素朴で、構えた感じがなく、

ストレートに気持ちが伝わってくるように感じました。

逆に最初聴いたとき、聴く私のほうが肩に力を入れていて、

思いきり肩透かしを喰らってしまいましたが・・・(笑)



私も早く生で聴きたいです。

週末まで待ち切れません!!
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メンバー増強 (blanchelion)
2007-07-02 22:50:57
ゆりりんさん

今回のツアーでは、藤井陽一氏(『Philosophia』や 『blanche』で曲を多く提供されているギタリストですね)が加入したことで、増崎氏のアコギのプレイ場面も多かったです。
ライヴハウスも臨場感があっていいのですが、実質2時間半のライヴプラス待ち時間で3時間以上立ちっぱなしというのはチョッときついです。(それに気候的にも暑いですし・・・)
東京公演はホールなので、疲労感が少ない分だけ曲に集中できそうな感じです。
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