
東京の気温は20℃になりました。桜が咲き...いや、既に散る頃の陽気です。
でも、明日からまた寒くなるようです。体調管理には充分お気を付けください。
さて、前回の続きとなります。
資金集め(≒金儲け)に秀でた有能なビジネスマン
坂本龍馬は上記のイメージです。
さらに言うならば、土佐だけにとどまらず、西国諸藩、徳川幕府内部にも幅広い人脈を持つ資金集め(≒金儲け)に秀でた交渉上手な有能なビジネスマン というところでしょうか。
もともと”土佐の三英傑”と言われるくらい、土佐藩の中でも有名人でした。
その後福井藩の松平慶永と出会い、その家臣である三岡八郎(由利公正)をはじめ、山本龍次郎(関義臣)、中根雪江など明治新政府に出仕した人物とも交流がありました。ちなみに前述の山本龍次郎は海援隊にも加わっています。
少々脱線しますが、海援隊での坂本龍馬の腹心は陸奥宗光です。彼もまた明治政府で重職に就くこととなります。
松平慶永を介して勝海舟にも会うこととなり、以降は皆さんもよく知っている展開になっていきます。
さらには大久保一翁や永井尚志といった幕府要人にも人脈を広げていきました。
こうして見てくると、明治新政府には出仕せずとも、海外との交易で大きな仕事をしていたであろうことは想像に難くありません。
~続く~

