のぉすぶろぐ

密かに関西弁増量中(^^;

あの事故から1年

2006-04-26 | 鉄道・バス
事故後ふと、少なくともこの会社においてはプレッシャーのかかりやすい人は運転士になるべきではないなと思ったことがあります。
事故を起こした列車の運転士も相当なプレッシャーを受けていたと思う。一つのミスも許されない極度のプレッシャー。

仕事においてプレッシャーは少なくともあるほうがいいでしょう。それがモチベーションに直結するものなら。しかし一方で極度のプレッシャーは焦りと化しそれがミスを引き起こす事があり、それが取り返しのつかない事に繋がる可能性が有りうる。脱線事故はまさしくそうだったのではないでしょうか。

JR西日本の上層部や大多数の人間が運転士の仕事の大変さについて十分に理解しているかといえば答はノーでしょう。僕も分かりません。結局はどんな職種でも「経験した者」にしか分からないのです。
このような大惨事が起こってしまったから、もう二度と同じ過ちを犯さない為に、もっと現場も声を大にして上層部に問題を伝え、上層部ももっと現場の声に耳を傾けてほしいと思います。

亡くなった運転士もれっきとした被害者だ。僕はそう思う。


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