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さよならの儀式

2023-03-16 00:20:00 | 読書
「さよならの儀式」
宮部みゆき著、河出文庫、2022年10月





帯に「宮部みゆき、初のSF作品集」とありますが、
解説にあるとおり、「龍は眠る」「クロスファイア」など初期の作品はSF長編で、
SF短編は本作が初、ということのようです。

8つの短編が収められていますが、最初の方の作品が分かりやすく、最後の方は分かりづらかったです。

解説に「聖痕」という作品は「チヨ子」(光文社文庫)にも収録されていると書いてあり、
「チヨ子」を引っ張り出してみると、たしかにありました。



短編のタイトルと備忘的なコメントは以下。

■母の法律
 児童虐待の話。「マザー法」など、ありえなくもないと思いました。

■戦闘員
 防犯カメラと闘う老人。

■わたしとワタシ
 タイムスリップもの。

■さよならの儀式
 タイトル作品。
 家庭用作業ロボットとロボットよりも必要とされない人間。

■星に願いを
 妹の体を借りた宇宙人。

■聖痕
 不幸な育てられ方をした少年。

■海神の裔
 死体から新たな生命を生み出す。

■保安官の明日
 死者が蘇る町の保安官。



関連エントリ:
【宮部みゆき著書】
レベル7

昨日がなければ明日もない

火車

理由

長い長い殺人(書籍)

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