「東京裏返し 都心・再開発編」
吉見俊哉、集英社新書、2024年12月


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都心南西部を7日に分けて歩きながら、その街の歴史を振り返る本。
歴史を振り返るのはよいのですが、振り返る都度、再開発を行ったデベロッパーや行政を批判するので興醒め。
西武の創業者、堤康次郎批判は何度出てきたことか。
せめて批判は一箇所にまとめてほしかったです。
自分も同じようなテナントが入った同じような高層ビルをこんなに建てる必要はあるのかなと思ったりもしますが、
ここまで批判されると再開発側の肩を持ちたくなってきます。
神宮外苑の軟式野球場は再開発によってなくなりますが、
著者はここでは軟式野球場への批判を繰り広げており、読んでてガクッとなりました。
草野球の聖地なのに。
【目次】
第一日 駅から丘へ、丘から川へ、渋谷川筋を歩く
第二日 古川流域で高低差を実感し、街殺しの現場に遭遇
第三日 目黒川上流域のふたつの「川」と「まち」の地層
第四日 三田用水沿いに織りなされる軍都と自然
第五日 蟹川と新宿歌舞伎町の「裏」に広がる風景
第六日 青山・六本木・赤坂の川筋から見る軍都東京
第七日 都心の谷間から皇居を裏返す

吉見俊哉、集英社新書、2024年12月


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都心南西部を7日に分けて歩きながら、その街の歴史を振り返る本。
歴史を振り返るのはよいのですが、振り返る都度、再開発を行ったデベロッパーや行政を批判するので興醒め。
西武の創業者、堤康次郎批判は何度出てきたことか。
せめて批判は一箇所にまとめてほしかったです。
自分も同じようなテナントが入った同じような高層ビルをこんなに建てる必要はあるのかなと思ったりもしますが、
ここまで批判されると再開発側の肩を持ちたくなってきます。
神宮外苑の軟式野球場は再開発によってなくなりますが、
著者はここでは軟式野球場への批判を繰り広げており、読んでてガクッとなりました。
草野球の聖地なのに。
【目次】
第一日 駅から丘へ、丘から川へ、渋谷川筋を歩く
第二日 古川流域で高低差を実感し、街殺しの現場に遭遇
第三日 目黒川上流域のふたつの「川」と「まち」の地層
第四日 三田用水沿いに織りなされる軍都と自然
第五日 蟹川と新宿歌舞伎町の「裏」に広がる風景
第六日 青山・六本木・赤坂の川筋から見る軍都東京
第七日 都心の谷間から皇居を裏返す
