製作年度:1986
公司:嘉禾(寶禾)
出演:最佳福星/LUCKY STARS GO PLACES
監督:エリック・ツァン
出演:サモ・ハン・キンポー、カール・マック、シルビア・チェン、リチャード・ウン、馮淬帆、エリック・ツァン、ミウ・キウワイ、アラン・タム、アンディ・ラウ、アンソニー・チェン、ケント・チェン、ビリー・ロー、マリア・トン、王青、徐少強、松井哲也、曹達華、ポーリン・ウォン、アンソニー・チェン、ラウ・カーウィン、馮安克、ジェームズ・ティエン、ヤン・スエ
一言:嘉禾(ゴールデン・ハーベスト)のドル箱"福星(LUCKY STAR)"シリーズとライバル新藝城(シネマ・シティ)が誇る大看板"悪漢探偵(最佳拍擋/ACES GO PLACES)"シリーズが夢の合体を果たした一作。そのタイトルも両シリーズの名を足して"最佳福星(LUCKY STARS GO PLACES)"!そう本来なら、正しく香港映画"夢の"企画のはずだった・・・ しかし出来上がった作品は思いの外低調。まず何と言っても、"福星シリーズ"のジャッキー&ユン・ピョウ、"悪漢探偵シリーズ"のサム・ホイと、肝心のキャストが参加していないことは大きい。特に、本来シリーズ主役であったサム・ホイ不在のため、"悪漢探偵シリーズ"からのテイストはほとんど感じられない。そして"福星シリーズ"の5人組も、サモ以外はほとんど顔見せ程度の出演でしかなく、全く活躍はしない。それに代わる新メンバーには、アラン・タムやアンディ・ラウなんかがいるものの、オリジナルメンバー程印象的ではなく、"福星シリーズ"の、悪い意味でのベタさばかりが目立つ結果に。"福星シリーズ"の世界に、"悪漢探偵シリーズ"のカール・マック&シルビア・チェンが紛れ込んだだけ、って感じ。それでも個人的には、この二人とサモの掛け合いの部分は結構好き。でもイイのはそのくらいかな。"福星シリーズ"のバカさ加減が好きな人には悪くもないのかもしれないけど、さすがに毎度お馴染みで進歩のないお笑いではねぇ・・・ 本作で"セクハラ"のターゲットにされるマリア・トン(童玲)の"ハーフ"な面立ちが個人的な琴線に触れヒロインとして割と良いと思ったけど、後に彼女と再会したのは三級片でした。(哀) まぁそれはそれでイイんだけどね。(爆) また敵役で日本人松井哲也が爽やかでキレのあるアクションを見せ、サモとの功夫対決は悪くもない。もっとも、もともとは三節棍なんかを駆使した別のアクションシーンが撮られていたらしいので、そっちが気になるね。
本当は、新藝城(シネマ・シティ)が製作する"悪漢探偵シリーズ"に、サモやジャッキー、もしくはユン・ピョウなんかが出てくれた方が、映画としては余程面白くなったように思う。実際、本作は現地でも思った程の興収を上げることが出来ず、そのためか"福星シリーズ"はこの後しばらく製作されなくなった。
公司:嘉禾(寶禾)
出演:最佳福星/LUCKY STARS GO PLACES
監督:エリック・ツァン
出演:サモ・ハン・キンポー、カール・マック、シルビア・チェン、リチャード・ウン、馮淬帆、エリック・ツァン、ミウ・キウワイ、アラン・タム、アンディ・ラウ、アンソニー・チェン、ケント・チェン、ビリー・ロー、マリア・トン、王青、徐少強、松井哲也、曹達華、ポーリン・ウォン、アンソニー・チェン、ラウ・カーウィン、馮安克、ジェームズ・ティエン、ヤン・スエ
一言:嘉禾(ゴールデン・ハーベスト)のドル箱"福星(LUCKY STAR)"シリーズとライバル新藝城(シネマ・シティ)が誇る大看板"悪漢探偵(最佳拍擋/ACES GO PLACES)"シリーズが夢の合体を果たした一作。そのタイトルも両シリーズの名を足して"最佳福星(LUCKY STARS GO PLACES)"!そう本来なら、正しく香港映画"夢の"企画のはずだった・・・ しかし出来上がった作品は思いの外低調。まず何と言っても、"福星シリーズ"のジャッキー&ユン・ピョウ、"悪漢探偵シリーズ"のサム・ホイと、肝心のキャストが参加していないことは大きい。特に、本来シリーズ主役であったサム・ホイ不在のため、"悪漢探偵シリーズ"からのテイストはほとんど感じられない。そして"福星シリーズ"の5人組も、サモ以外はほとんど顔見せ程度の出演でしかなく、全く活躍はしない。それに代わる新メンバーには、アラン・タムやアンディ・ラウなんかがいるものの、オリジナルメンバー程印象的ではなく、"福星シリーズ"の、悪い意味でのベタさばかりが目立つ結果に。"福星シリーズ"の世界に、"悪漢探偵シリーズ"のカール・マック&シルビア・チェンが紛れ込んだだけ、って感じ。それでも個人的には、この二人とサモの掛け合いの部分は結構好き。でもイイのはそのくらいかな。"福星シリーズ"のバカさ加減が好きな人には悪くもないのかもしれないけど、さすがに毎度お馴染みで進歩のないお笑いではねぇ・・・ 本作で"セクハラ"のターゲットにされるマリア・トン(童玲)の"ハーフ"な面立ちが個人的な琴線に触れヒロインとして割と良いと思ったけど、後に彼女と再会したのは三級片でした。(哀) まぁそれはそれでイイんだけどね。(爆) また敵役で日本人松井哲也が爽やかでキレのあるアクションを見せ、サモとの功夫対決は悪くもない。もっとも、もともとは三節棍なんかを駆使した別のアクションシーンが撮られていたらしいので、そっちが気になるね。
本当は、新藝城(シネマ・シティ)が製作する"悪漢探偵シリーズ"に、サモやジャッキー、もしくはユン・ピョウなんかが出てくれた方が、映画としては余程面白くなったように思う。実際、本作は現地でも思った程の興収を上げることが出来ず、そのためか"福星シリーズ"はこの後しばらく製作されなくなった。