ピース・ダイアリー

競わないで、奪わないで、争わないで。
分けあって、話しあって、助けあって。
この世が、そのようであったらいい、と。

ひとりで学ぶ

2010年01月30日 10時08分52秒 | 日記
 加藤秀俊さんの『独学のすすめ』(ちくま文庫)には、「学校というものは、『独学』では勉強することのできない人たちを収容する場所なのだ」とあるようです。わたしは、先生とか教授とか、肩書きなどつけないで、いつも「さん」と紹介しています。

 そのような場所から、はなれてきたし、いくらかでもわたしに知恵があるとしたら、それは独学でといいたいからです。このごろは、足で野を歩いて、まわりの自然に目をむけ耳をかたむけて、そこからなにか読みとろう、などと。

 そして、また、無学暦で無職歴でなどというようにしているのは、そうではない教員とか党員とかいう人たちが、なんともおバカさんだと思えるからです。わたしの娘の母親、つまりわたしが別れた女性は、小学校の先生で共産党員でした、はい。

1 コメント

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過ぎたことですが (あかいとり)
2010-01-30 15:56:30
そのような人だと判りながらも、なぜそのお子の幼い時期に母を唯一の保護者になさってしまったのですか!

別れるにしても、生んだ以上せめて子供が10歳くらい、父親の印象が残る時期まで忍耐して、育てて上げられなかったものでしょうか。幼児期だと子供は選択不可能で育てた人のコピーになるしかない。

似た境遇で9歳から長らく苦しんだものですから、お嬢さんのことを思い、幼児期に置かれてしまってはどうしようもない、と涙します。
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