59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

気功

2006-07-06 16:45:07 | Weblog

7月5日(水)
新宿歌舞伎町にある「郭 良 気功学院」へ行った。
生憎の雨模様だったが久しぶりの新宿を歩いた。

気功学院は中国、韓国のお店がある一角のビルの3階にあった。
中に入ると"気"の入ったお茶が出された。
待合室で今までここで治療してもらった患者さんの手記を読んだり、郭先生を紹介するビデオを見たりした。癌だけではなく色々な病気の患者が良くなっている。
しばらく待ってから初診問診表に記入し、先生の部屋で診察を受けた。一通り身体全体を手のひらをかざしながらチェックし、片言の日本語で話してくれた。
「あなたの身体はとても弱っています、でも、自信を強く持って良くなると言う気持ちを捨てないで治療すれば99%よくなります。」
施術室は20畳はある部屋で椅子が並べてありその前には寝そべる薄い敷物が10人分くらい敷いてある。部屋は薄明かりでヒーリング・ミュージックが流れ何となく幻想的な雰囲気だ。
すでに3人ほど施術を開始している人がいた。
椅子に座り目を閉じて身体をリラックスさせ両手はだらりと下げ、頭の中は何も考えずに空白状態にする。その状態で先生が両手のひらを身体全体、頭のてっぺんに当てて”気”を入れてくれる。
気が入ると手や首、上半身をリラックスさせ出来るだけ動かす。
正直言って初めて”気”を入れてもらったが自覚症状としては何も変化無い。
時間は時計が無いので分からないが随分長い時間その状態を続け、次に敷物の上に横たわる。同じように身体の上から先生が気を入れてくれる。特に胃の部分を入念に気を当てていた。
しばらくするとすっかり寝入ってしまった。
この施術が終わった後、また先生の話が有った。
施術中に寝入ったことを話したら、「寝ることはいいことです、病気を直すには良く寝て良く食べることです」と言われた。
私の症状は先生の見立てでは「虚症」と言うそうだ。日本語があまり出来ないので文字を紙に書いてくれたが、どんな意味かは良く分からなかった。
「大きな病気には強い気持ちで立ち向かっていかないと勝てない、絶対良くなるという強い信念を持って毎日 頑張る、頑張ると自分に言い聞かせて欲しい」
「世の中のものは全て2つで対を成している、男女、陽陰、夜昼、天地・・・と。患者と先生も病気に対して2つで一つのものだ。私(先生)だけでは病気は治せない、患者さんが治りたい気持ちがあって初めて効果が現れる。」
「頑張って治療を続けてください」とのこと。
先生自身も若い頃交通事故で下半身を痛め歩けないほどで、色々な病院を回ったがよくならなかった。そんな時気功の先生に助けてもらいその後は武術なども出来る身体になった。また、先生の両親は西洋医学の医者であったので先生自身も最初は気功を半信半疑で受けた、などと話してくれた。

12時半に入り、出てきたのは夕方6時半近かった。
明日(木曜日)は定休日だがあさってからできるだけ毎日来たほうが良い、最初のうちは集中して治療したほうが効果的だ、との勧めで金曜日も予約してきた。


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