59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

娘の帰仏

2006-05-10 09:23:49 | Weblog

5月10日(水曜日)
今朝早く娘が孫娘と共に、フランスへ帰っていった。
高速バスで成田まで行くので早朝の5時過ぎに最寄の駅まで送った。
一緒に居る時はあまり意識もしないが、こうして居なくなると寂しい。
今度は何時会えるかな?

我々夫婦も生まれ故郷が山口県と宮崎県でどちらも首都圏からは遠く、
若い頃はボーナスをはたいて帰郷していた。
娘も遠くフランスから毎年帰ってくるが、時間もさることながら費用も大変だと思う。
今までは大変さが分かるので帰るたびにおこずかいを渡していたが、
今回はこちらの懐具合を見透かしてか遠慮してくれた。

父親にとって娘は一般的に可愛いものだが、3人兄弟の末っ子ということも有り、
また、ある程度私が歳を取ってから(と言っても上の2人に比べてで、世間一般的にはそんなに歳を取った時の子供とはいえない)の子供ということもあり特別に可愛がってきた。
娘も高校生になっても世間でよくある父親を男と見て毛嫌いするようなことは一切無かった。きっと、母親譲りだと思う。妻が同じように父親に可愛がられて大きくなった。
妻も娘を自分と同じように父親を慕う娘に育ててくれた。妻に感謝かな?

とは言え、一緒に居ると何かと小言も言いたくなるのが親であるが、
居なくなるとやっぱり寂しいものだ。
孫娘も自己主張が強くてなかなかきかんぼうではあるが、
パパに可愛がられて娘と同じように育っていくことだろう。

我が家も今日から普段のお落ち着いた日に戻った。


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