59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

増富温泉、不老閣

2006-05-17 20:34:15 | Weblog
5月13(土),14(日),15日〈月〉
娘もフランスへ帰り、一段楽し時間ができたので、
またまた不老閣さんへおじゃました。

増富温泉近辺は今、新緑の真っ盛り。
遅咲きの八重桜も所々に咲いていてとても美しい時期だ。
昨年の12月から通い始め早いもので半年が過ぎる。
最初に訪れた時には、1月に手術の予定だったので余り先のことは考えれず、まさか新緑をこんな元気な状態で見られるとは思ってもいなかった。
このまま治療が順調に進み秋の紅葉の時期にも元気に来る事ができればいいなと考える。ここの紅葉は奥入瀬以上との話だ。

今回は往路は車で妻と一緒に行き、妻は一晩泊まって日曜日に帰った。
次の日に私一人もう一晩とまり、月曜日に電車で帰ってきた。
今回もまたお風呂仲間ができた。
一人で1週間自炊棟に泊まっている人で私と同じ歳くらいだ。
肝臓が悪く、前立腺肥大でこのままほおって置くと前立腺がんになる恐れもあると言われ、増富温泉に通っているそうだ。
肝臓が悪いくせに食事の用意をしながら焼酎のお湯割りをコップに半分くらい飲むそうだ。なかなか好きなものは辞められないものみたいだ。
自炊棟も料理ができれば結構楽しそうだ。
見た目にはとても病人とは思えない体つきと明るい雰囲気を持っている。
岩風呂で最初に会ったが、入るなり人懐こい笑顔で話しかけてきた。
やっぱり明るくしている事が病気を退治するには大事だと、ここ不老閣に来るたびに思う。宿のお上さんも長年治療に来る人を見ているが、明るく前向きで体力がある人が回復しているそうだ。
彼も1週間居るうちに毎日散歩は欠かさず、話をした日など1時間半もかけて近くの瑞がき山荘までたらの芽を探しながら散歩に出かけたり、暖かい時期にはゴルフ場に出かけたりしているという。
私ももう少し体力を付けてゴルフにも行って見たいと思う。

帰りは普通電車で2回も急行に抜かれながらのんびり本を読みながら帰ってきた。

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