59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

「日本での治療開始」

2005-12-08 21:12:57 | Weblog
59歳「じぃジ」の闘病日記
「日本での治療開始」
12月8日 日本へ帰ってきた次の日(8日に)北里大学病院へ行った。
日本での病院を何処にするかは随分迷った。癌といえばまず思い浮かぶのは「国立がんセンター」であるが、紹介状が無いとなかなか初診で行ってもすぐには見てもらえず何ヶ月か待つようだとの噂もあり第三候補にした。新宿の「国際医療センター」に妻が通院しておりこちらは初診でもすぐに見てもらえるし、癌の治療に関する評価も高い病院なので、帰国前はここに行くつもりで居た。帰国すると会社から妻のところに北里大学病院なら産業医の先生の紹介状がもらえてすぐにでも入院できるとの話があり、妻とも相談して結局北里大学病院に掛かることにした。新宿では妻が見舞いに来るのに遠いのが難点であった。
北里大学東病院 消化器内科にまずは行き、アメリカでの検査結果資料を渡し、今までの経過を説明した。診察に当たった先生は小泉先生といって、あとで聞いた話では消化器内科特に癌に関しては評価の高い先生とのこと。まずはもう一度日本で精密検査をしましょうとのことで、検査日程をチェックしてもらったが大変込み合っていてなかなか検査すらすぐには出来ないのが現実です。どうしても内視鏡の検査が込んでいて予定が入らないとのことであったが、アメリカから飛んで帰ってきて、すぐにでも検査して欲しくって今朝は朝食も取らないで来た事を訴えたら、「よし! 私がやろう」と先生自ら検査してもらえることになりその日の内に内視鏡の検査だけは終わった。ありがとうございました。
この時点では私は一刻も早く検査をすませ手術をして欲しいと思っていた。
手術をするには検査結果を確認の上外科の先生に見てもらう必要があるとのこと、ここでまた外科の先生の予約を取らなければ先に進めない。ここでも無理を言って何とか次の週に外科の予約を取っていただいた。とにかく急がないことには年末年始の休みがある。10日間の空きは患者にとって生きた心地がしない心配の長期空白期間です。(後になっていろいろな情報、知識が入ってくると10日ぐらいはどうということはなく、結局私も1月25日まで入院しなかったがこの時点では一刻も早く手術をして癌を取ってやらないと体中に広がるのではないかと心配した)
結局諸々の検査日程は次のようになった。
12月12日 バリウム検査
12月19日 CT検査
12月20日 超音波検査(エコーによる胆肝膵脾腎検査)と超音波内視鏡(胃カメラの先に超音波センサ取り付け)

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