59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

入院生活

2006-01-06 21:16:12 | Weblog
1月6日
7日の入院を前にもう一度内科治療に関して詳しく話を聞きたい旨外科の先生にお願いした。それでは入院は延期しましょうということになって12日に内科の先生との面談をスケジュールに組み入れてもらった。

1月10日
埼玉県越谷市まで行き「びわの葉温灸」を体験する。


1月12日
担当の内科医はアメリカに視察出張準備のため時間が取れないとの事で、17日に別の先生<田辺先生>と面談することになった。
病院がキャンセルとなったため2回目の「びわの葉温灸」に行く。

1月13日
町田の気功教室へ行く。

1月16日
びわの葉温灸へ行く

1月17日
北里大学病院胃腸内科 田辺先生と面談
外科医 二渡先生からの連絡が私の気持ちと少しずれており、田辺先生は内科治療で進めることに決めてきたと勘違いされていた。私は抗がん剤使用時の副作用など詳しく聞き、内科治療のメリット、デメリットを確認したうえで手術にするか内科治療で行くかを決めたいと思っていたと伝えた。田辺先生は私の気持ちを理解してくれたが、どちらにしても早く治療を開始したほうがいいので入院手続きをとりましょうと言うことになり、結局内科治療で進めることにし1月25日に入院することにした。

1月25日
北里大学東病院 胃腸内科に入院

1月26日
治療法に関して内科医、外科医両者立会いで再度話し合い。
胃の周り大動脈の近くのリンパがどんどん腫れてきており外科治療よりも内科治療のほうがいいでしょう。
CT検査の結果を見て、大動脈の近くのリンパが腫れており外科治療では完全にとりきれないし、手術後も抗がん剤治療は必要でそれなら元気なうちに抗がん剤治療を行ったほうが効果的だ、一刻も早く治療を開始しましょうと言われた。抗がん剤の治療効果や副作用なども詳しく聞き、私も手術に多少の不安があったため内科治療を進めることで了解した。
抗がん剤は「TS-1」(頓服薬)と「タキソテール」(点滴)の組み合わせで、この組み合わせによる治癒率は50%近い数値で抗がん剤としては飛びぬけた治癒率です。
副作用も吐き気や白血球減少など抗がん剤の一般的副作用は予想されるが対応薬は準備されているから心配ないとの話でした。
明日から抗がん剤投与を開始することにした。

1月27日 抗がん剤投与開始
1月29日 副作用で少し便が柔らかくなる。4人部屋から個室に移動。
1月30日 血液検査  異常なし
2月1日 副作用で下痢
2月2日 血液検査でGOT,GPTの数値が高くなる。これは肝機能障害をチェックする数値でこのまま高くなり続ければ肝不全に至り死亡率70%と危険な状態となるため抗がん剤の投与を見合わせざるを得ない。
次の日からこの副作用を抑える「ウルソ」という薬を飲むこととした。
土曜日(4日)にでも退院OKかなと言われていたが、この時点で退院延期。

2月3日 念のため肝臓やその周りの臓器をチェックするためエコー検査を行う。
2月5日 胃のつまりが少なくなり、入院当初より身体の調子は少し良くなる。
2月6日 血液検査でGOT,GPTの数値が標準値に戻っている。薬の効果とはいえあまりに早く標準値に戻ったのに今まであまり前例が無いと医者もびっくり。

2月7日 退院
この間、「天仙液」の服用、「びわの葉温灸」の施術、「霊波の光」のお祈りは続けていました。