有給消化でお休みをとり、2本立てで映画を観ることにしました。そのうちの1本にはこれをチョイス。なんとなく面白そうなにおいがしたので。
1994年、アフリカ大陸の国の一つシエラレオネでは、長いこと内戦が続いている。その内戦の中で、反政府組織軍（RUF）により、家族と引き離されてしまったソロモン・バンディーは、ダイヤモンドの採掘場で特大のピンクダイヤモンドを見つけ、命からがらアフリカの大地にそれを埋めるが、その直後、政府軍に捕まり収容されてしまう。その収容先で彼がダイヤモンドを持っていると知った南アフリカで傭兵をしていた過去を持つダイヤモンドのバイヤー、ダニー・アーチャーは、その情報を詳しく得るため、ソロモンに近づく。
とても良かった。普通に面白かったです。
”This is Africa”
”赤い土はアフリカ人の血”
そう、ダイヤモンドを売りさばいているアーチャーも白人ですが、アフリカ人なのですね。それも、生粋の・・・。
確かに爽快な映画ではない。だけど、キチンとエンタテイメントで、大人のためのアクション映画だと思う。
146分という尺も、まったく飽きずに見られるどころか、ずっと食い入るように見てしまった。
目を覆いたくなるようなシーンも結構あったし、マシンガンを持った少年兵の姿には本当に心が痛む。
そして、そんな少年兵を少年としてではなく兵士としてみる傭兵上がりのアーチャーがアフリカの戦場を生きてきた人、という感じがして、涙が出てくる。
ディカプリオはそんなアーチャーをすごく魅力的に演じられてたと思う。
この前の「ディパーデッド」も良かったし、いい役者さんになったんだなぁ・・・と、本当に驚いた。
内戦のシエラレオネに生まれながら、漁師として生きてきて、子供を医者にするのが夢だという黒人のソロモンと、アフリカの白人でありながら、戦場では肌の色は関係ないという中で傭兵として生きてきたアーチャーと、アメリカから取材に来たマディーという女性カメラマンという三人の組み合わせが絶妙。
誰が悪いの？どっちが悪いの？ 話はそう単純じゃない。
どうすればいい、こうすればいい、話はそう簡単じゃない。
友情？愛情？それとも利用価値？ 話はそんなに純粋じゃない。
たくさんの人が殺されていく映画だけれど、それをキチンと痛いと感じられるところも良かった。
エドワード・ズウィック監督は「ラストサムライ」くらいしか見てないですが、あまり良い印象はなかったのですが、これは普通に面白いと思えました。
というのも、ディカプリオ、すごく良かったです。イヤ、マジで。驚いた。
ヒゲなんか生やして、体鍛えて、眉間にしわ寄せて、ダークな役やって、またボクって演技派！って顔してるんでしょう？なんて思っててごめん。
時々その顔が見えるときはあれど、元々の甘い顔立ちがむしろプラスになるようなディカプリオ演じるアーチャーに、気が付いたら本当に引き込まれてしまっていた。ラスト前は、こっちまで苦しくなる感じでした。
もちろん、南アフリカで傭兵として生きてきたダイヤモンドバイヤーなんつーダークな役どころでカッコイイからってのはもちろんなんだけど、あまり得意じゃなかった私でもいいと思えてしまったのだから、これはきっとすごい事なのでしょう。
「ディパーデッド」は全体的に衣装がカッコ悪くて、さすがのディカプリオでも無理でしょう、という服装をさせられることが多かったのですこぶる残念だったのだけれど、今回は衣装が完璧。彼って、胸毛あったのね
Ｖネックからチラ見せの薄めの胸毛にちょっとドキドキしちゃいました。え？ 不純？
アカデミー助演男優賞ノミネートのジャイモン・フンスー。これも、助演じゃなくない？ってなもんですよ。ムチャクチャスタイルいいので、アフリカの猟師ってこんななのー！？ってな感じですが、飾らない感じがとても良かったです。
ヒロイン、マディー役はジェニファー・コネリー。相変わらずお美しい。ハリウッド的になってしまわない二人の関係がとても良かった。ラストの微笑み、完璧でした。
とにかく、見所がたくさんです。壮絶な爆破とヘリは、映画館で見るに限るので、ぜひ、映画館で見てほしいですね。決して難しくはないので、構えないで観に行ってほしい作品です。
難が一つだけ。エンドロールのラップのような曲がちょっと合ってなかったような。せっかくのいい作品だったのに、余韻に浸れる雰囲気の曲じゃなかったのがとても残念。
彼氏は彼女と一緒に見に行きましょう。彼女もこれを見たら「ダイヤの指輪買ってー♪」って言えなくなっちゃうかも。
うん、じゃ、プラチナでいいや♪（笑）
いや、私は今それよりも、地球儀が欲しい！今猛烈に地球儀が欲しくなりました。
シエラレオネって？ジンバブエって？？どこなのぉ～～～！？
余談・・・
見終わって出てくる途中の奥様達の”途中はハラハラドキドキしたねー”っていうコメント。うん、確かにそうなんだけど・・・なんなのだろう、この安っぽさは・・・と思ったの完全に余談です（笑）
ブラッド・ダイヤモンド - goo 映画
1994年、アフリカ大陸の国の一つシエラレオネでは、長いこと内戦が続いている。その内戦の中で、反政府組織軍（RUF）により、家族と引き離されてしまったソロモン・バンディーは、ダイヤモンドの採掘場で特大のピンクダイヤモンドを見つけ、命からがらアフリカの大地にそれを埋めるが、その直後、政府軍に捕まり収容されてしまう。その収容先で彼がダイヤモンドを持っていると知った南アフリカで傭兵をしていた過去を持つダイヤモンドのバイヤー、ダニー・アーチャーは、その情報を詳しく得るため、ソロモンに近づく。
とても良かった。普通に面白かったです。
”This is Africa”
”赤い土はアフリカ人の血”
そう、ダイヤモンドを売りさばいているアーチャーも白人ですが、アフリカ人なのですね。それも、生粋の・・・。
確かに爽快な映画ではない。だけど、キチンとエンタテイメントで、大人のためのアクション映画だと思う。
146分という尺も、まったく飽きずに見られるどころか、ずっと食い入るように見てしまった。
目を覆いたくなるようなシーンも結構あったし、マシンガンを持った少年兵の姿には本当に心が痛む。
そして、そんな少年兵を少年としてではなく兵士としてみる傭兵上がりのアーチャーがアフリカの戦場を生きてきた人、という感じがして、涙が出てくる。
ディカプリオはそんなアーチャーをすごく魅力的に演じられてたと思う。
この前の「ディパーデッド」も良かったし、いい役者さんになったんだなぁ・・・と、本当に驚いた。
内戦のシエラレオネに生まれながら、漁師として生きてきて、子供を医者にするのが夢だという黒人のソロモンと、アフリカの白人でありながら、戦場では肌の色は関係ないという中で傭兵として生きてきたアーチャーと、アメリカから取材に来たマディーという女性カメラマンという三人の組み合わせが絶妙。
誰が悪いの？どっちが悪いの？ 話はそう単純じゃない。
どうすればいい、こうすればいい、話はそう簡単じゃない。
友情？愛情？それとも利用価値？ 話はそんなに純粋じゃない。
たくさんの人が殺されていく映画だけれど、それをキチンと痛いと感じられるところも良かった。
エドワード・ズウィック監督は「ラストサムライ」くらいしか見てないですが、あまり良い印象はなかったのですが、これは普通に面白いと思えました。
というのも、ディカプリオ、すごく良かったです。イヤ、マジで。驚いた。
ヒゲなんか生やして、体鍛えて、眉間にしわ寄せて、ダークな役やって、またボクって演技派！って顔してるんでしょう？なんて思っててごめん。
時々その顔が見えるときはあれど、元々の甘い顔立ちがむしろプラスになるようなディカプリオ演じるアーチャーに、気が付いたら本当に引き込まれてしまっていた。ラスト前は、こっちまで苦しくなる感じでした。
もちろん、南アフリカで傭兵として生きてきたダイヤモンドバイヤーなんつーダークな役どころでカッコイイからってのはもちろんなんだけど、あまり得意じゃなかった私でもいいと思えてしまったのだから、これはきっとすごい事なのでしょう。
「ディパーデッド」は全体的に衣装がカッコ悪くて、さすがのディカプリオでも無理でしょう、という服装をさせられることが多かったのですこぶる残念だったのだけれど、今回は衣装が完璧。彼って、胸毛あったのね
Ｖネックからチラ見せの薄めの胸毛にちょっとドキドキしちゃいました。え？ 不純？アカデミー助演男優賞ノミネートのジャイモン・フンスー。これも、助演じゃなくない？ってなもんですよ。ムチャクチャスタイルいいので、アフリカの猟師ってこんななのー！？ってな感じですが、飾らない感じがとても良かったです。
ヒロイン、マディー役はジェニファー・コネリー。相変わらずお美しい。ハリウッド的になってしまわない二人の関係がとても良かった。ラストの微笑み、完璧でした。
とにかく、見所がたくさんです。壮絶な爆破とヘリは、映画館で見るに限るので、ぜひ、映画館で見てほしいですね。決して難しくはないので、構えないで観に行ってほしい作品です。
難が一つだけ。エンドロールのラップのような曲がちょっと合ってなかったような。せっかくのいい作品だったのに、余韻に浸れる雰囲気の曲じゃなかったのがとても残念。
彼氏は彼女と一緒に見に行きましょう。彼女もこれを見たら「ダイヤの指輪買ってー♪」って言えなくなっちゃうかも。
うん、じゃ、プラチナでいいや♪（笑）
いや、私は今それよりも、地球儀が欲しい！今猛烈に地球儀が欲しくなりました。
シエラレオネって？ジンバブエって？？どこなのぉ～～～！？
余談・・・
見終わって出てくる途中の奥様達の”途中はハラハラドキドキしたねー”っていうコメント。うん、確かにそうなんだけど・・・なんなのだろう、この安っぽさは・・・と思ったの完全に余談です（笑）
ブラッド・ダイヤモンド - goo 映画
ＴＩＡですね。ティカプリオの傭兵ぶりも、なかなか板についてたと思ってます。でも、なんか顔が好かんのよねぇ・・・眉間の皺がどうも気になる(^^ゞ
ＴＢ入れたんですが、はじかれてしまいました(；一_一)
アフリカの情勢を題材にした映画は、
ここ１～２年で、とても増えたように感じますが、
映画という娯楽手段を通してでも、
こういった事に対して考える機会を与えてもらえる事は、
私にとっては貴重な事だと思ってます
私も、世界地理にとっても弱い人間だったのですが、
やっぱり幅広い映画のジャンルを観る事によって、
世界の場所を知りたい
４～５年前の誕生日プレゼントに、
地球儀をリクエストしちゃいました
映画もそうですが、テレビのニュースを観ながら、
地球儀をクルクル回して、その国の位置を確かめてみると、
結構、面白い発見があったりしますよ
女性としてはダイヤは魅力的ですよね～。
もちろんプラチナでも可！
これからはダイヤを見たらこの映画を思い出しそうです。
地球儀って意外と場所を取るんですよね。
だから私は地図帳派です（笑）
地球儀は子供部屋に飾ってあって、埃を被ってるかも・・・（汗）
ご来訪有り難うございます。
あれ～～？ＴＢダメでしたか？すみません。
私もディカはそんなの得意な人ではなかったんですが、これではちょっと見直してしまいました。
これから見守ろうと思います。
＞テクテクさん
ご来訪有り難うございます。
本当にアフリカ映画増えましたね～、というか、ブーム？
私も世界情勢などには疎い方なので、ありがたいことです。
やっぱり私も地球儀駆っちゃおうかな～。小さいのでいいので。
＞ミチさん
ご来訪有り難うございます。
ダイヤでもプラチナでももらえば嬉しい！（笑）
あ、そっか、結構場所をとるかもしれませんね。お掃除も大変そうだわ、地球儀って・・・。
そこは地図帳ですか。壁に昔貼っていた世界地図のようなものを再度購入する方が良いかもしれませんね！
コメント＆ＴＢありがとうございます～！
デカプーはホントいい俳優になりましたね。
＞Ｖネックからチラ見せの薄めの胸毛にちょっとドキドキしちゃいました。
さすが女性視点ですね（笑）。
そんな点も含めて、いい男になりましたなぁ。
シットコムのＴＶドラマに出ていた頃が懐かしく思えますね。
ホント、いい男になりましたよね。
自分の顔立ちが甘いことを嫌がらなくなった感じがすごくよかったと思います。
くだらない目線で見てしまってごめんよ、ディカプリオ・・・。
これからは、こういう作品にも出つつ、気の抜けた作品をチラッと出来るようになってくれると見るほうも見やすくてよいかな、とか思いました。
また遊びに行きますね。では！
社会派でありながらエンターテイメント映画、いいバランスの良作ですよね。
ディカプリオも見直しました。
僕もあまり上手なイメージなかったのですが、最近とみに演技力が高まっていますよね。
ジャイモン・フンスーも意志を曲げない力強さを感じるキャラクターを上手に演じていたと思いました。
本当に、いいバランスですよね。
人物の描き方もどちらよりでもなくて、すごく見やすくって。
ディカプリオは本当に見直しました。
ジャイモン・フンスーもまっすぐで力強くてとても良かったですよね。英語が上手すぎない感じも良かったですね。
またお邪魔しますね。ではでは。