「ダイ・ハード4.0」

とりあえず観てきました。なんだかんだと遅くなってしまったのですが・・・。

世界一ツイテナイ男マクレーン再び。今度の相手はサイバーテロリスト。アナログ人間マクレーンに対処できない相手などいないのだ！コンピューターに強く命を狙われる若者を相棒に、マクレーンは再び暴れ回る！

うん。派手。

これだけ派手に破壊してくれると気持ちいいってもんですね。
文句はあまり言いたくないのですが・・・。

この意見は、すでに「3」の時から出ていたことなので、今更いうのもどうかと思うんですが、やっぱり私としては、一人でブツブツいうマクレーンが好き。

「1」「2」で、これ以上広げようがないくらいになってしまったので、「3」は相棒を作るというかたちになるのはなんとなくわからないでもないんですけどね～。

もう私の中では「3」の時点で、私の好きな「ダイハード」ではなくなってるんですよね。

死にそうだ～～、もうイヤだ～～、とブツブツ独り言を言いながら、絶対こんなやつじゃ無理だって、と思いながらもなんだかんだと必死でがんばるカッコよくないマクレーンが好きなんです。

主役が不死身で、爆破の派手なアクション映画、というのもダイハードの側面なので、決して悪いわけじゃないんですよ。こういうの好きだし。

しかし、今回、完全に不死身モードで、しかもちょっと愁いを帯びたカッコイイおじさんになっているマクレーン。ビックリしました。
全然コミカルな部分がないんですね～。
あれだけ修羅場を越えてきたので、精神的にも肉体的にもバッチリタフな男になったんですね～～、なんちゃって。

しかし、今アクション俳優は50代が全盛なのでしょうかね・・・。
好きですよ、その辺の俳優さんたちも。彼らを見て育ちましたし、頑張ってほしいと思う。
でも、若手の方は、あまりアクションしたがらないのかなぁ、と思うとすごく寂しい。
がんばりたいと思っている若手だっているはずなのに、そういう人に対する窓口の狭さも感じるし。
アクション映画自体が好まれない時代になってきてるのかな、とも思う。
できれば、若手の俳優さんにもアクションをさせて、おっさん達と共にがんばるようなお話で、世代交代をさせてあげられるといいのになぁ、と思いました。
香港はその辺上手にやってますよね。

と、いう意味でも、今回の悪役だったシリル・ラファエリにももうちょっとカッコイイ終わり方をさせてあげてほしかった。
この人、ホントすごいから。マジで。
ゼヒ「アルティメット」も観てあげてください。すごいから。

ハリウッドって、男性vs女性だと規制入るんですかね・・・。
マギーvsブルースのところはカメラ切り替わりすぎで、まったく何が起こってるのかわからず。
「このカンフー忍者が！」
って・・・カンフーなのか空手なのかわかったもんじゃないですけど、その撮り方じゃ
と、そんなわけで、ゼヒ「ドラゴン・スクワッド」も観てあげてください。

基本的には、とりあえず派手なアクションを楽しめればいい、という感じの映画です。
マクレーン一人を相手にムチャクチャするテロリストとそれに対抗するマクレーンのを楽しめばよし！（笑）