Tomorrow is another day.(明日は明日の風が吹く)

①社会保険や労働保険、②終活、③整理収納、に関する新聞・雑誌の記事拾い読み、私の考え、お勧めなどをご紹介します。

【整理整頓】整理整頓の方法 

2017年11月13日 21時58分54秒 | 整理整頓
 整理整頓の方法として、私は大きく二つに分けて考えています。

 一つは、片づけコンサルタント・近藤麻理恵(こんまり)さんのやり方、もう一つはかたづけ士・小松易さんのやり方です。
 こんまりさんは著書「人生がときめく片づけの魔法」で、手に取った時の「ときめき」を基準にしていっぺんに片づけてしまう方法を主張しています。いっぽう、小松さんは著書「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」で、「少しずつ片づける」方法を主張しています。
 対極的な考え方ですし、どちらがよいかというのは、人によって違います。
 
 印象的だったフレーズは、こんまりさんの「片づけはお祭り。毎日するものではない」、小松さんの「片づけは1日15分、1箇所ずつ」です。
 私なりの解釈もありますので、またの機会にお伝えします。

【整理整頓】私が整理整頓をする理由②

2017年09月25日 16時14分36秒 | 整理整頓
 引っ越しをして数年後、「ミニマリスト」という言葉を知りました。
 ミニマリストとは、必要最小限のモノだけで過ごす人の意味です。
 ただ、身の回りの荷物を段ボール数箱にすることに固執することと勘違いする場合もあるようです。
 私もモノを持つ基準を考え直し、さらに減らしました。
 減らしたことにより、一段と空間が生まれて快適に過ごせるようになりました。

 一般の人にとってミニマリストは極端かもしれませんが、整理整頓してモノを減らすことは「終活」に通じるものがあると気付きました。
 必要以上のモノに囲まれずに生活することは、モノを持つ基準を個人個人で持つことに繋がります。
 そして、老いて死ぬだけではなく、いつやって来るか分からない人生の最期には、身の回りがシンプルな状態であることは残された家族にも優しいのです。

 私が整理整頓をする理由、それは出来るだけモノを減らすことで日常生活を快適に過ごすためです。
 そして、整理整頓することで直接的な効果だけでなく新しい事柄に繋がり、人生の仕舞い方にも繋がります。
 皆さんもぜひお試しください。

【整理整頓】私が整理整頓をする理由

2017年09月18日 23時03分09秒 | 整理整頓
 前回の「終活をする理由」に続いて、今回は整理収納アドバイザーのお話しをさせてください。


 実は、かなりモノ持ちのよかった私。
 「当面使う予定はないけど、捨てるのはもったいない。置ける場所はあるので、しばらく残しておこう」
 このような安易な気持ちで、形のあるモノに限らず、パソコンのフォルダーに保存している形のないモノまで、とにかく自分の周りにはモノがあふれかえっていました。
 
 しかしながら、恥をさらすようですが、家族全員が同じ状態であると、おかしいとは全然思わなかったのです。
 ハタと気付いたのは、30歳代後半になって初めて実家を出るときの引っ越し作業。
 ひとり分だけの荷物なのにトラック1台に乗りきらず、業者さんが慌ててもう1台を呼んだのでした。
 業者さんは何も言いませんでしたが、「これは何とかしないと、持ち物が多すぎる…」と思ったのです。
 整理整頓で検索してみると、関連のホームページやブログがあるわあるわ。
 そんな中で、「ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーという存在を知り、早速受講してみました。
 
 整理整頓をすると、身の回りがすっきりして気持ちがよくなるという直接的な効果だけでなく、家族と過ごす時間が増えたり、人を招くようになったり、そのことから、家庭円満に繋がったり、新たに出会いや仕事に繋がることもあることを教わりました。
 よく言われる「いつか使う」という「いつか」が来ないことに気が付いてから、モノをバサバサと処分するようになりました。
 形あるモノだけでなく、パソコンのフォルダーに保存している書類も同じです。
 「どういう過程で変更したかが分かるように全部保存しておこう」と考えて、本当に全部保存していたのですが、見返すことはまずありません。
 最終版だけで十分なことがほとんどです。

 そして数年後、「ミニマリスト」というものを知りました。
 (この続きはまた次回に)

【整理整頓】レジ袋禁止 仕方ないけど…

2017年03月28日 20時50分53秒 | 整理整頓
 フランスで最近、持ち帰りができる惣菜店や食料品店の風景が変わった。
 2016年7月からレジ袋の利用が全面禁止され、店側は持ち帰りの客に提供できなくなった。
 違反した場合は最高で罰金10万ユーロ(約1200万円)、禁錮2年と重い。

 対象は厚さ50ミクロン未満のプラスチック袋。
 パリではレジ袋の代わりに、利用が認められている茶色い紙袋や生分解可能な袋を出す店が目立つようになった。

 パリ中心部の食料品店「ベン・エピシエ」では、従来のレジ袋の代わりに生分解が可能な袋を使うことにした。
 見た目はレジ袋とは大きくは変わらない。
 店主のベン・マーマルさん(49)は、「わたしたちは環境問題に取り組まなければならない。次世代のことを考えれば当然」と理解を示す一方で、「コストは以前より2倍かかる」と顔をしかめた。

 2月下旬、中華の持ち帰り専門店を訪れた日本の男性駐在員(43)は、「環境のことを考えれば仕方ないが、紙の袋はかさばる」と不便な面を指摘する。

 もちろんレジ袋を使ってはいけないのはスーパーも同じ。
 大型店舗は以前から適用されていることもあり、普段訪れるスーパーのレジではエコバッグを持った客がほとんど。
 持っていない場合は、数十円から100円程度で袋を買う必要がある。

 パリ中心部のスーパー「モノプリ」のパン売り場で働くマリール・ミランダさん(51)は、「ポリ袋は必ず渡したけれど、紙袋は求められたときだけ。最初は少し面倒だったけど、すぐ慣れたわ」と話す。
 17年からは野菜や精肉売り場でつかわれる小さなポリ袋も禁止され、影響は小さくない。

 20年以降の地球温暖化の国際枠組み「バリ協定」がまとまるなど、フランスの環境意識は高い。
 16年には、25年までにゴミの埋め立て量を半減させる目標をまとめた。

 20年からはプラスチック製の食器も世界で初めて禁止される。
 業界団体からの反発も強いほか、高価な代替品を使う必要があり、家計を圧迫するとの懸念もある。
 ただバイオマスを原料とする袋を開発する企業も出ており、技術革新を刺激する効果も期待できそうだ。
 (平成29年3月21日付け日経新聞 ニュースぷらすより)

 極端なように聞こえますが、本気で取り組むとはこういったことなんでしょうね、
 日本でももう一歩進んだ改革を期待します。

【整理整頓】車所有離れ 安さ・名車体験 シェア加速

2016年08月29日 23時13分28秒 | 整理整頓
「車は、持つものではない、借りるものである」という考え方が、都市部では着実に広まっている。

 カーシェアリングの最大手、パーク24の「タイムズカープラス」では、現在、1万5千台の車両を保有している。
 タイムズではマツダレンタカーを前身とするレンタカーを全国に展開するが、そちらの勢力は2万6千台。
 大都市部に限られるカーシェアリングが、すでに普通に使われていることが想像できる。

 東京都内に住む筆者の知人も利用者のひとりだ。
 マイカーは、1970年代の古いスポーツカー。
 長年所有している趣味の車で、2台持ちの余裕はない。
 ときどき必要になる実用車を1年前からカーシェアリングに頼っている。

 知人が利用する「オリックスカーシェア」の場合、1500ccクラスの国産小型車を月に3回借り、毎回100キロ弱使うと、月額トータルで1万5千円ほどだという。
 燃料代は車内備え付けのカードで払う向こう持ち。
 レンタカーを借りるよりずっと安い。

 月1万5千円といえば、彼の住んでいる界隈だと、月決め駐車場代の半分である。
 車両の予約はネットで行うが、先約があって借りられなかったことは、これまで1回だけだという。
 都市生活者にとっての「都合のいいマイカー」として、カーシェアリングは確固たる市民権を得つつあるのだ。

 一方、タイムズでは東京と神奈川県でスポーツカーのレンタカーを2年前から始めている。
 うたい文句は「憧れの名車を愛車にする時間」。
 ポルシェ、メルセデス、BMWをはじめとして、ロータス、ケータハム、トミーカイラといったマニアックなブランドまで品ぞろえしている。

 基本的に程度のいい中古車を使用するため、料金はトヨタクラウンクラスと変わらない。
 1時間、3時間といった短時間枠を設けているのも特徴で、1日の数台を乗継ぎ、名車イッキ乗りを楽しむ人もいるそうだ。

 クルマ離れ。
 本当だろうか。
 都市部で進んでいるのは「クルマ所有離れ」だろう。
 (自動車ライター 下野康史)
 (平成28年8月27日付け日経新聞より)

 私自身も車は所有していませんし、周りの知り合いでも、今は所有していないという人が増えています。
 必要なときに必要なだけというのは合理的であり、整理収納に通じるものがあるかと思って取り上げました。