天の理

全ての事柄は天の理に基づく
理に違えば歪が生まれる
歪みを正せば世は丸く治る
歪みを正す道理こそ天の理である

The Test Match ❣️

2023-09-24 | ラグビー
いや〜面白かった!
これぞ「テストマッチ」というゲームでしたね〜
こんな面白いゲームを配信してくださるJsports様に感謝感激雨霰!https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/worldcup/98697-V

ここで負けてもまだ、もう1回戦うチャンスがある
ということで、どちらも勝負にこだわることなく色々と試してきましたね

南アフリカはフォワードとリボックを試してました

フォワード重視のメンバーが功を奏し、ラインアウトも脅威のスチール連発、
ディフェンスもフィジカルを前面に押し出し、相変わらずの強さ
きっちり前に出てくるので、アイルランドも超速パスで1次は突破できても連続攻撃がなかなか繋がらず、トライに結びつかない

それに対してアイルランドも徹底してトライを狙いに行き、ディフェンスの穴を探りに行く展開
そして、ワンチャンスを逃さずしっかりトライを取り切りました

前半はほぼ互角に戦い切ったかにみえたが、やはりフィジカルバトルでの南アフリカのプレッシャーは凄まじく、アイルランドフォワードの体力気力はかなり削られてしまいました

勝敗を分けたのは後半立ち上がり
アイルランドは、ラグビーあるあるの
「ハーフタイムでフォワードがほっとして一気に体が動かなくなる」症状が出た
そこに追い打ちをかけて、南アフリカはフォワードをほぼそう取っ替え
スクラムで一気に優位に立ち、トライを取り逆転!
さらにペナルティを決めて突き放し勝利!
というシナリオのはずだったが・・・

この試合の懸案事項の一つ

「リボックのショット」

見事に外した
しょうがないからデクラークが蹴るも、こちらも精度が今一

これで、アイルランドフォワードが息を吹き返し、逆にセクストンが決めて再逆転でアイルランド勝利で終わった

最後までどうなるかわからない展開でした

このゲームに勝っても負けてもほぼプール戦勝ち抜けは間違いない両者
で、最後の決勝で当たるであろう試合に向けて色々と試しているように見えたし、まだ全てを出し切っていない試合でもあった

まさにいろいろと相手に何が通用し、どう戦ってくるかいろいろと試しながら戦う
「テストマッチ」そのものだった

アイルランドは
最初のペナルティはショットを狙って流れを作っていただろうし、攻撃パターンもまだいくつか隠しているようにも見えた

対する南アフリカは
なんといっても
「ポラード」
後半の畳み掛けるシーンでのショットは確実に沈めてくるだろう
虎視眈々とゲーム展開を高みの見物をしていたのが不気味ではあるし
決勝まで、ずーーーっと「ショット」の練習をしている気がする

また、アイルランドにはプール戦の最終戦に

難敵
「スコットランド」
との戦いを残している

スコットランドもイングランド同様オーソドックスな
「大英帝国的玉砕覚悟の激突ラグビー」を仕掛けてくるのは必至
スコットランドの攻撃を見ているとなぜか頭の中に

「バグパイプ」の音が鳴り響き、
仲間が撃たれて倒れようと、屍を乗り越えて平然と突き進んでいく姿がオーバーラップしてくる

スコットランドはこれからの下位チームとの2戦で勢いに乗って一気にアイルランド戦に突入してくる

前回の2019大会と同じ間違いを繰り返すことはないだろうが(汗)、
気を抜いてスコットランドが大勝して3連勝すると
3チームが3勝1敗で並ぶ上に、勝ち点は
南ア15、スコットランド15、アイルランド14ということも有り得る
・・・
が、今回は同じ轍を踏まないようにほぼベストメンバーで戦いつつサブメンバーもうまく使っているので大丈夫とは思いますが(大汗



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プール戦最大の山場!アイルランド対南アフリカ❗️

2023-09-23 | 天の理
RWC2023の優勝を占う大一番、
「アイルランド対南アフリカ」
勝てばグループ1位となり、準々決勝でのフランスとの対戦を免れる

アイルランドは
南アフリカのフィジカルアタックを組織ディフェンスで防ぎ切れるか
セクストンは怪我なく乗り切れるか
アタックで南アフリカディフェンスのプレッシャーに負けずにいつもの「鍼の穴を通す」「超速パス」を遂行できるのか
・・・

勝てば、そのまま勢いに乗って初優勝も見えてくる

いずれにしても、優勝するためには決勝でもう一度対戦する

どちらもメンバーはベストメンバーを組んできた
今回の対戦は決勝での戦略にも大きく影響する

アイルランドの高速ラグビーが圧勝すれば、日本にも「世界一」が見えてくる

がんばれ!アイルランド!







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もっと細部にこだわれば勝てる!・・・かも(かなりトーンダウン

2023-09-19 | サポート
いや〜やっぱりイングランドという壁は高かった
新たな歴史を作ることはできませんでした(泣

それにしてもJsports様さまでございます
ワールドカップ全試合生放送なんて嬉しすぎる!(有料なのにコマーシャルいっぱい入るのはしょうがないか)
それにしてもティア1以外のチームの健闘もあって試合が面白い!
必ず見せ場がある

日本も第1戦は大勝して
「イングランド戦初勝利か!?」
と期待してしまいましたが、
いかんせん時間も金もかけられなかった中での大会なのでしょうがないといえばしょうがないのですが・・・

本気で来るティア1に勝とうと思ったら、もう1段も2段もプレーの精度を上げていかないと勝つのは厳しいです(涙

1番にゲンジ(Genge)を使ってスクラムで粉砕作戦でくると思いきや、日本の走力を警戒してマーラー先発!
その起用が見事に的中してジャッカルされてしまいました(泣)というプレー

開始早々ゴール前でのペナルティー
舐めてトライを狙いに来てくれれば付け入る隙ももっとあったと思いますが、躊躇なくショット選択
こいつは本気モードだ

とはいいながら、蟻地獄タックルも炸裂してミスも誘発しての
敵陣ゴール前でのラインアウト
ここでスペシャルプレーが決まっていれば・・・

ラインアウト職人コーネルセンの見事なキャッチから堀江のピールオフ
松島と姫野が両サイドに走り込み一気にトライを狙いに行くプレー
下の陣形からもラインアウトの裏にスペースがあり、松島がもらっていればトライまで持って行けたのでは?
というタラレバ(汗

ラインアウト職人コーネルセンのキャッチ

ハーフの位置に入っているラブちゃんに!





ファカタバがちょっと前に出過ぎてますがコーネルセンをガード
その外に稲垣

ここで最後尾の稲垣の仕事は
マーラーを「バインド」して
「ラインアウトモールからブレイクさせない」ことです
この時に左手でマーラーを
「バインドして」
「モールに巻き込んで」
「ブレイクを遅れさせる」ことができていれば
ラインアウトの後ろにスペースが生まれる予定でした
さらに
ブレイクする時に
「バインドしている手をてこにして飛び出す」ことで、
マーラーをその場に「置き去りにする」こともできる

しかしながら、マーラーは稲垣のバインドを切ってしまい、押さえ込みに失敗

ポイント2つ目は
「ラブちゃんの動きだしが遅い!」
堀江のピールオフなので堀江にパスしたらすぐにゴール方向に走りださなければいけない


上の写真の時点では
サインプレーなので、堀江がゲインする前提で
「ゴールを向いて走り出し」ていないといけない
そして、マーラーは稲垣のバインドを切って堀江をディフェンスに来てしまった
ここも、もしゲンジだったら、ボーッと稲垣の前あたりで見ていたかもしれません
ボーズウィックさんの起用が的中してますね

で、ラブスカフニはこのビッグチャンスを理解していないので
前を見ず、外のフォローに行こうとしている
マーラーは堀江に向かって斜めにディフェンスに来ているので
松島にオフロードして「入れ違いにして突破する」
のがこのサインプレーの趣旨

松島はラインアウトの後ろの大きなスペースがあるので
トライになっていたかもしれないし、
ファかタバがフォローしてトライしていたかもしれなかった
・・・
この時、サインプレーを理解して松島のフォローに走る意識をしているFWは何人いたのだろうか?・・・

ラブスカフニが前を向いていれば、
松島がマーラーに捕まったとしても、姫野のコリジョンのどちらにも到達できる

姫野が相手と衝突する場所(コリジョンライン)から相当後方におり、
サポート参加に遅れが生じる



上の写真の時点でラブは本来なら堀江のすぐ後ろに到達していたはずで
姫野がコリジョン時点で立っているうちにバインドできたと思われる

流石の姫野、一人目は突破するも

二人目のマーラーが姫野を止めに入る
ラブが、このサインプレーの趣旨を理解して、前を向いて走っていれば、
このコリジョンにも参加できていたはずだが、次のポイントに行ってしまった
2次ポイントはジャンパーチームのリーチ、コーネルセン、具で十分カバーできる

この時点で稲垣到着
この姫野が立っている時点で
左手は
姫野を「バインドして自立を補助」し、
右手は
「マーラーの右手を剥がし」ながら
マーラーを押し込むことで姫野から剥がす
べきだったが・・・
姫野が倒れてラックになるのを待っているため、
マーラーにジャッカル体制に入られてしまった
この時点で流石の松島が前方から帰ってきてマーラーの腕を取り行くも
マーラーの前進力を止める推進力はない



稲垣も松島をバインドして推進力になろうとしているが、
「時すでに遅し」
この状態で入るなら
マーラーの真後ろから胴体の上に入り
右手はマーラの「左肩を持ち上げるように下から回し」、
左手で「右手をつかみ上げる」べき
こうすれば、松島が掴んでいる「マーラーの左手」と一緒にボールから引き剥がすことができ、
マーラーのジャッカル防止ができていたかもしれない

ところが、
「姿勢が高い!」
松島を押し込むのではなく持ち上げてしまったため

松島のマーラーにかかっていた腕も外れてしまい
完全にジャッカルを決められてしまった


「ほんの些細なプレー」ですが、
トライできるかどうかの分かれ目になった

「大きなプレー」でもありました

フォワードは
「プレーの展開を予測して動く」ことが大切
サインプレーであれば、
「自分は何番目にブレイクしたか」によって
「何をやるべきか?」が変わってくる
「フォローするか、ミスに備えてバックアップに回るか」
「バインドするか」
「相手のどこを掴んで剥がすか」
・・・
ほんの些細なプレーが「コンマ何秒」かの時間を作ることができる

ラグビーの勝敗を分けるのは「コンマ何秒」の世界
この意識改革ができれば、ティア1と対等に戦える日はかならず来る!

という、いつもながらの妄想でした
いつもおつきあいいただき本当にありがとうございます


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新たな歴史が作られるフランスワールドカップ

2023-09-14 | ラグビー
ニュージーランドが初めてプール戦で負けるという
「W杯史上初めて」で開幕したワールドカップ
今大会はいろいろと「新しい歴史」が作られる予感
フランスかアイルランドの「初優勝」しかり

そして日本が巻き起こす「初」は
「イングランド戦勝利」だ

プール戦1回戦を見て感じたのは「南半球の苦戦」

やはり地球の寒暖差は尋常ではない

南半球は冬から春に差し掛かったところだが、
今は春夏がほとんどない
だから、
「真冬」から「真夏」に来た感覚
ではないだろうか

ニュージーランド、アルゼンチンは本来の動きではなかった
南アフリカも完勝ではあったが、もっと点数を取っても良かったと思う
チリも善戦はしたが、後半はフォワードの足がピタッと止まっていた

それを見越して日本は真夏に徹底的に暑さ対策を行い、
テストマッチも行った
この辺の勝負勘がジェイミーの素晴らしいところというか、神がかった強運の男というべきか・・・

イングランドも暑さ対策を徹底して来たようだが、日本の熱帯地方のような猛暑ではない

イングランドはジョージフォードの神懸かったゴールラッシュで勝ちはしたが、
ラグビー自体は褒められたものではない・・・個人の見解です(大汗

愛も変わらず「大英帝国的対決型果し合いラグビー」に終始して
個人の能力の高さだけで勝負していた

アタックではボールを持ったらひたすら縦に突っ込んでくる
サポートは遅れて単発で突っ込んでくる

個々の能力が高いので「1対1」の場面ではゲインしてくる
しかし、これが通用したのも厚さに慣れていないアルゼンチンFWの足がついていかなかったからだ

また、イングランドは
毎試合レッドカードを出されているのに
「父上!あんなのでレッドになるのはラグビーではありません!」と言わんばかりに
「突撃ラグビーこそイングランドプライドだ!」とも言うべき体当たりを敢行してくる

対する日本は
サマーネーションズの経験を活かし
「低いタックル」を心掛け
「ラックに無理に突っ込まない」プレーに終始した

本来なら
「一人目で足元に絡みつき」
「二人目がジャッカルに入り玉出しを遅れさせる」ファイトをする
「相手が焦れてミスする」のを待ち
「FWが調子に乗って走り回り体力が落ちるのを待つ」
というプランなのだが、
「あえて二人目は入らず体力温存に徹して」戦って結果は思う壺だった

次戦ではどちらも勝利して調子に乗っているので、
またもや痺れる展開が待っていると予想

勝負の分かれ目は
「スクラムが5分で組めるか」

イングランドの突撃ラグビーに対して
「ゲインライン前でタックルできるか」

ゲインラインの裏にキックを落とし、
フォワードをちょっとずつ後退させつつ近場に誘い込み
体力を消耗させ
アンストラクチャー状態を作り
「必殺トライ人」の「アウトサイダー3人衆」で
「カウンターアタックを仕掛けることができるか」

「人間ハエ叩き」「進撃の巨人ワーナーディアンズ」を先頭に
ジョージフォードにキックチャージでプレッシャーをかけられるか

そして、ここまで一切出してこなかった
「トニーブラウンの必殺のサインプレー」が炸裂するか

これが成功した時
「日本ラグビー史上初のイングランド戦勝利」を呼び込み、
「日本ラグビー史上初のベスト4進出」が達成される

と、ラグビーファンは勝手に妄想して夢を見る

が、「夢は叶えるもの!」

がんばれ!
ブレイブブロッサムズ!

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リスペクトしかない!チームジャパン、感動をありがとう!

2023-09-12 | ラグビー
タックル❗️タックル❗️またタックル❗️
いや〜素晴らしい開幕戦でした!

大会の初戦はどんな形であれ、ともかく勝てば良い!
と思って見てたが、会心の勝利でした!🎵

ジェイミー、すごいな〜
日本代表、みんなすごいな〜
開幕戦という緊張感の中、
今できる最高のパフォーマンスを発揮してくれたと思います

常にゲインラインより前に出て体を張りタックルしまくる
一人目が倒せなくても、二の矢、三の矢と刺さりまくるタックル!

相手にすると、
当たりに行っても体力差があるので、強烈なタックルを喰らう訳でもなく前進できる感覚だろう
が、その後いきなり足に絡みついてくるタックルで倒される

何度も、何度も攻めていけるので攻撃してると気持ちいい
だから、また当たりに来る
しかし、何故かゲインラインを切れていない
走る距離はものすごく多いのに・・・

フォワードは
背走すればポイントに入るのに回り込まなければならず、
いつの間に走る距離は伸びている

そして、ちょっとしたミスからカウンター攻撃を仕掛けられ、さらに背走を余儀なくさせられる
これが日本の最大の武器
「諦めない仲間を信じる心」が生み出す「無尽蔵な体力」から繰り出す

「蟻地獄タックル」だ

このクソ暑い中、調子に乗って走り回りいつの間にかものすごく体力を消耗していることに気づいても後の祭り

足が止まったところに
「インパクトフィニッシャー」軍団を投入し

「トドメを刺す」

と実に日本らしい戦い方ができた試合でした

欲を言えば、
ファーストタックルの正確性を上げる事

このために、
「タックルの目付は短パンを見ろ!」

短パンは人間の体の要「腰」がある位置
ここを見ていれば、
パスをしようが、キックをしようが、ステップをしようが全て視野に入る
目線が短パンにあれば、肩は当然太ももの高さにいき
両手でのバインドも入れる
・・・
といつもながらの釈迦に説法で終わり(大汗
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アイルランドの強さは正確な基本プレーの積み重ね

2023-09-10 | ラグビー
https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/worldcup/98668-V
アイルランドの強さは予想していたが、ここまで強いとは・・・

強さの裏にあるのは
基本プレーの徹底と思われる
攻撃における基本の中でもやっぱり一番大事なのは
「パス」「トップスピードでボールをもらう」ではないだろうか

ショートパスにおける「スナップパス」は
「ハンズアップ」した手に寸分違わずパスできているか?
ボールをもらいに行く時に
「まずは相手の陣形を把握」して
「トップスピード」で走り込みながら「コール」して
自分の位置を「耳」で認知させ、
「ハンズアップ」して「目」でパスの標的を確認させているか

ハンズアップした手に正確にボールが吸い込まれれば、
「パス」するか「当たりに行く」のかの準備もより早くできる

この動作は10分の1秒、いや100分の1秒、下手したら1000分の1秒で
判断するのがスポーツの世界だ

これをやろうと思ったら、
どれだけの練習が必要かは自ずと理解されよう

派手に見えるプレーも、この一瞬の判断の積み重ねでしかない

アイルランドのプレーは複雑に見えるが、分解すれば
「当たり前のプレーを当たり前にやっている」ものを組み合わせているだけだ

トップスピードで走り込むからゲインできる
キャリアーにに立っているうちにラッチするからより強いもーメンタムとなる

モーメンタムを産むからディフェンダーを下げることができ、
ディフェンダーのモーメンタムは削がれる

ディフェンスのモーメンタムがないのでよりクリアな状態でラックを形成でき、
SHはノーステップで水平方向にボールを投げることができ、
バックスラインのモーメンタムを産む

また、モーメンタムがあるので、
「より少ない人数でラックが形成できる」

ラックひとつとっても
「ただ横についていれば良いというものではない」

タックラーをいかにスイープして、キャリアーに
「より強いモーメンタムを与えることができるか」

キャリアーが立っている状態なら、まずは
「ラッチ」することで「二人分のモーメンタム」を作る

タックラーが絡んでいれば、
タックラーの「手首を掴み」剥がす

タックラーがキャリアーに絡んでいられるのは
「腕」がキャリアーに絡みついているからだ

「腕」は体幹に近ければ近いほど「力が入る」ので
「上腕を掴んでも剥がれない」
だから、「テコの原理」を使い
体幹からより遠い「手首より先」を掴んで剥がす

・・・
大脱線(大汗)

これの繰り返しにより、ディフェンスの規律を崩壊させることにより
スペースが生まれるし反則を誘い、トライも生まれる

10m付近のラインアウト
20メートルの間隔を利用して、パワーランナーでゲインライン突破を狙う



まずは思いっきり縦を突いて衝撃を与え
「強烈な突破力」を
「意識させる」

これで5mゲインしている
ここがパワーランナーの真骨頂
モーメンタムができ、クリアなラックが形成され
ディフェンスは後退しながらのディフェンスを余儀なくされ
前に出ることができない
SHは真横にパスできる状態

ディフェンスが前に出れないのを見て一気にウィングにパス
このパスが「めっちゃ速い!」し「ピンポイントで正確」
ウィングは、トップスピードで走り込んでいるので
さらに「モーメンタム加速」



で、あっという間に敵陣10mラインまで「20メートル前進!」
しかも、10名が残っている
ここのラックは倒れたキャリアーの足が残っていて
玉出しするのにSHはワンモーション入ったため、ディフェンスは前に出れた




ちょっと後退したが、サポートがきっちりついていて
しかも2名だけでまたクリアなラック形成している
このため、この次のラックにサポートに行ける人数が十分確保されている







そして、キャリアーが立っている状態でサポートがラッチに入り
モーメンタムを作り出すのでディフェンスは後退しながらになる


このフェーズは結果トライになった
しかし、それ以上にこの炎天下の中、
常に後退を繰り返してのディフェンスは
「何十キロもある重たい筋肉の鎧」を纏ったフォワードの
「ダメージは計り知れない」

「当たり前のことを当たり前にやる」
これができるようになるまで、アイルランドはどれだけ練習したのだろうか・・・
練習もさることながら、この組織での動きを理解している選手も凄いし、
何より、
「自分たちの強みを研究し」、
「戦術を練り」、
「選手に落とし込む」首脳陣がすごい

アイルランドって
「ラグビーを科学してる」
「独特のラグビー観」
が素晴らしい
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プール戦は暑さとの戦いか?

2023-09-09 | ラグビー
ラグビーW杯が開幕した
開幕戦はフランスが勝利
NZは何とプール戦で初めての敗戦!・・・
が、ここまでの出来からすると順当な勝敗だった気もする

いつものことですが、徹底的にFW目線でコメントします(大汗)

まずは猛暑!
地球の暑さはほんと全世界的問題なんだと痛感

9月でフランスはもうちょっと涼しいのかなと思ったが、日本と大して変わらない!
8月のクソ暑い中、日本でテストマッチを行ったのは大正解だったんだな〜と改めて実感

この暑さで特にダメージを受けるのはFW
そんな中、どちらのチームも
よく言えばボールを積極的に動かすラグビー
悪く言えばフォワードを振り回し、無駄に体力を消耗するラグビーとも言える

横にボールを動かせば相手は散るように思えるが、ゾーンディフェンスを引いているのでdefenceはそんなに走らない
1次2次攻撃をセットで考えていれば、横に動いても2次に備えて待っているFWの所で縦に動けば効率よく攻められるが、
当然defence側のFWも待ち構えている
縦に入る時にFWがattackerをlatchできればgainlineを超えることが可能となり
momentumを作れて2次攻撃もdefenceを下げた状態でattackできる

が、どちらのチームもballcarrierは好き勝手に動いているようにしか見えなかった
shortpassを繰り返し、挙句ミスか、ジャッカルでボールロストしていき、FWは無駄に消耗していくだけであった

最終的に勝敗を分けたのはディフェンス面ではゾーンディフェンスを維持したフランスが、体力を消耗したNZのディフェンスを切り裂いたのと
なんといっても地元の大観衆が支えてフランスが勝利したように見えた

それにしても、「ブラックブランケット」と言われたオールブラックスの塊で戦うFWはどこに行ってしまったのか・・・

この暑さが続くようであれば、フォワードがlatchして塊で勝負する南アフリカとアイルランドが俄然有利になるように思う・・・
この2チームが同じプールいるので、2度戦うことになる
2019同様、南アフリカはプール戦では無理せず、力を徐々に上げていきそう
対するアイルランドは国民性なのか、どんな時でも全力を尽くす真面目さがどう出るか・・・
南アフリカの個の力を前で止め、ゾーンディフェンスから前に出るラグビーをやり切ることができるか?

アイルランドのFWを常にポッドで配置する省エネラグビーが南アフリカにも通用するのか?
そして、セクストンを決勝戦まで怪我なく戦わせることができるか?・・・

対する我がジャパン・・・

メンバーが発表された
感想は・・・
大会に入ってもまだ選手を試すのか!?ジェイミー!・・・
と、思うのは素人の浅はかさであり(大汗
実は最初から下川を隠し球に考えていたのか?

メンツから見ると、心配なのは
ファかタバと、マシレワのディフェンス理解力
ファかタバはインに切ってくるボールキャリアーを鴨にできるか?

・・・

まあ、私の予想は希望的観測が入りまくり、当たることはないが(大汗
ともかく、理想のラグビーが少しでも見れることを祈ってます🎵












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