天の理

全ての事柄は天の理に基づく
理に違えば歪が生まれる
歪みを正せば世は丸く治る
歪みを正す道理こそ天の理である

幼少期からタックルの基本練習を!

2023-03-05 | ラグビー

試合中に脳震盪でのHIAが増えている

タックルの基本は

「タックラーの頭がキャリアーのお尻の上に乗る」

のが基本だが、

ほとんどが

「タックルが怖くて目をつむり頭を下げてしまって」

の逆ヘッドからの脳震盪

 

大半は

幼少期にタックル練習をしていないことからくる

さらにタックルは危険だからといって

タックルしないタグラグビーが出来た

 

これはこれで激しいぶつかり合いに恐怖心を持つ人をラグビーに興味を持ってもらうのは良いのかもしれない

 

でも、ラグビーは常にボールを奪い合いながらゴールを目指す

球技ではあるが「格闘技」でもある

 

きちんとしたタックル練習もせずに試合でいきなりタックルをするから

あたりどころが悪く痛い思いをして

「タックル行ったら危ないぞ!」という

「脳からのブレーキ信号」が記憶されてしまうのが原因

 

幼少期のタックルは猫のじゃれあいみたいなもの

体はやわらかく、体重も軽いので大きな怪我にはつながらない・・・

と思っていたが近年は太った子供が多く甘いものばかり食べて骨が弱いのでそうとも言い切れないが(汗

 

いずれにせよ、タックルの練習をきちんとやっていないがために

「目をつぶって」

「頭を下げて」

飛び込んでいく

「玉砕タックル」

が横行しているのは大変憂慮すべきことだ

 

「頭をあげて相手を見て」

「一番柔らかいお尻に頭が乗るように体勢を低く構え」

「両手で両足を抱き締めて足の自由を奪い」

「両足を引きつけて」

「相手を倒すが自分は立ったままで」

ボールを奪いに行く

 

脳震盪は

頭がぶつかった衝撃で

「脳が揺さぶられる」

ことによって起きる

頭がぶつかる瞬間に

「首の筋肉を縮めて頭を固定して」

「脳が揺さぶられないようにする」

ことが大切

 

一度脳震盪を経験すると、恐怖心は

「潜在意識に記憶される」

これが厄介だ

 

タックルに入ろうとすると

「危ない!怖い!」

という

「オートブレーキ」

がかかり

「目を瞑ってしまう」

から当たる瞬間に筋肉を縮めることができない

 

一度かかったこの

「オートブレーキ」

を解除するのは並大抵ではできない

 

タックル練習を繰り返し、

首の筋肉を鍛え

「タックル行っても脳が揺さぶられない」

という自信をつけるしかない

 

 

「筋肉を縮める」という動作は首の筋肉に限らず全身どの筋肉にも当てはまる

 

ラグビーは全身どこの部位にも衝突が起こる

筋肉は衝突から体を守る

「鎧」である

しかし、どんなに筋肉量があっても、

「筋肉を縮めて硬くする」ことができなければ

「ただの重石」でしかない

 

「筋肉を縮める」動作は単純作業だ

脳から

「やばい!筋肉を縮めて固めろ!」

という

「信号を瞬時に出すこと」

これは

「脳から神経を通じて電気信号を筋肉に送る」

だけだ

 

筋肉は筋肉の端部で神経とつながっている

また、筋肉は膨大な筋繊維の束でできていて

その束一つずつを神経で脳と繋いでいる

 

この電気信号の発信は訓練しないと筋肉を使える量が少ないが、

訓練すれば上がる

それが「ウォーミングアップ」でもある

 

親の遺伝子を引き継いで子供はバージョンアップして生まれてくる

だから、新しく生まれてくる人ほど

「頭がいいし、理解力も高い」

 

しかし、それも常に使っていないと

脳の記憶というメモリーから抜け落ちていく

サボるとすぐに筋肉量は落ちるし、

瞬発力も落ちる

だからこそ、トレーニングをする

ただ単純に筋トレするのではなく

ラグビー用に筋肉をアジャストさせる練習が必要になる

 

一度脳に

「怖い!」

という記憶が植え付けられると払拭するのは並大抵のことではない

 

だからこそ、

「タックルが当たり前にできる」

ようになるために、

ラグビースクールでは小さい時こそ

「基本のしっかりしたタックル練習」

をしてほしい

 

 

 

 

 

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