ジョージ・ストレイトの「Honky Tonk Time Machine」が30作目なら、こちらリーバはこれで33作目となるオリジナル・スタジオ・アルバム。前の2作「Sing It Now: Songs of Faith & Hope」と「My Kind of Christmas」がそれぞれゴスペル・アルバムとクリスマス・アルバムでしたから、久しぶりのスタンダード・アルバムとなりますが、リー . . . 本文を読む
★このEPの楽曲も収録したセカンド・アルバム「The Way It Feels」を取り上げました
マディ&タエが2015年のデビュー作「Start Here」以来のニュー・アルバムをリリース!と言いたいところですが、これは5曲をまとめた、いわゆるEPというモノです。元々Big Machine(テイラー・スウィフトを輩出したレーベル)系列のDotレーベルからデビューしたのですが、そのDotが201 . . . 本文を読む
★ 2020年リリースのカバー集「...But I'd Rather Be With You」の元歌情報などをまとめてアップしました★ポップ・カントリーに浸りきっている時など、フッとこの手のピュアなアコースティック・サウンドに触れるとついつい癒されてしまいます。このモリー・タトルは、ブルーグラス界期待の若手ですが、10代の頃からレコーディングしている天才肌で、IBMW(インターナショナル・ブルーグ . . . 本文を読む
カーリー・ピアーズを擁するBig Machine Labelが、またまた魅力的な女性アーティスト、ローレン・ジェンキンスを送り込んできました。まずは、モノクロでシンプルさが印象的なジャケットの真ん中にたたずむ彼女のルックスに注目がいきますが、それ以上に心をとらえるのがその個性的な歌声です。抑え目の歌唱では、この世の酸いも甘いも知り尽くしたかのような、スモーキーで情念のこもったフォークシンガーのよう . . . 本文を読む
昨年12月に発表された、2019年グラミー書のノミネートで、オールジャンルの新人賞にマーゴ・プライスの名が有ったことは、不意を突かれたような感じがありました。その原動力は、2017年にリリースされた、このセカンド・アルバムにより生まれた事は間違いないでしょう。いわゆる批評家筋からの評価は確かに高かったですから。コチラで の、デビュー作「Midwest Farmer's Dau . . . 本文を読む
2008年にココでご紹介した「Call Me Crazy」を最後にメジャーMCA
を離れてから、旦那のFrank Liddell(ミランダ・ランバートで有名)の
プロデュースによる「The Way I'm Livin'」が、ヒットチャートを顧み
ない、シンプルながらアーティスティックな作風で成功を納め、2015年の
グラミー・ノミネートも獲得したのはうれしい事でした。それに続く、
2017年の本作 . . . 本文を読む
●セルフタイトルのセカンドのレビューをアップしました。
2017年、このアルバムでデビューした、男性優位な現在のカントリーシーンにおいては貴重ともいえる女性アーティスト、カーリー・ピアーズ。1990年生まれのまだ28歳。最近カントリー・チャートに名を連ねているのは多くがマッチョな男性陣。対して、このカーリーは若々
しく、ルックス的にも親しみが湧く女性で、紹介しやすい感じがします . . . 本文を読む
★2023年のトリビュート・アルバム「More Than a Whisper」についてアップしました★
入手困難になるかもしれない、と急に思い立って今年買った、1988年のライブ・アルバムです。VHSや2005年に出たDVDは見ていたのですが、CDでしか聴けない曲もあるし、買っておかないと、と。2012年の「Intersection」から新作はリリースされてなく残 . . . 本文を読む
Pistol Anniesでのブレイク以降、アシュリー・モンローはずっと
フォローし続けてるのですが、これは今年2018年リリースのソロ
3作目。これまではカントリー界の、すっかり重鎮となった
ヴィンス・ギルのプロデュースで、実にトラディショナル基調
のサウンドを聴かせてくれていましたが、今作はプロデューサー
が交代。2010年代後半になって存在感を増しているDave Cobb
が担当し、だいぶ趣 . . . 本文を読む
最近すっかりヴィンテージ寄りになってるようですが、ご容赦を。ドリー・パートン、リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリスの3人が1987年と1999年にリリースした共同制作アルバム、「Trio」「Trio Ⅱ」が、今年2016年、レア音源や未発表音源もまとめたCD3枚組「The Complete TRIO Collection」としてリイシュー・リリースされましたね。前者は400万枚、後者は100万 . . . 本文を読む
●2017年のセカンド「All American Made」のレビューはコチラでカントリーではほとんど見かけない、アーティスティックでファンシーなジャケット・イメージにまず引き付けられる、マーゴ・プライスの2016年デビュー作です。歌詞を掲載したブックレットもカード形式で、薄紫色に印刷された凝った作り。でも、その音楽の根幹は、クラシックなホンキー・トンク・カントリーであり、マーゴ自身の声も、甘さと . . . 本文を読む
●2020年「The Way It Feels 」のレビューはコチラで我が国の公のネットメディアでも結構取り上げられていて、テイラー・スウィフトに続く女性アーティストとして上々の評価を得ているマディ & タエの、2015年デビュー作。ジャケで言うと、左がメイン・ボーカルのマディー Maddie Marlow、右がサウスポーのタエ Taylor Dyeです。10代の頃に同じボーカルの先生に付 . . . 本文を読む
一見、とてもカントリーとは思えないお洒落っぽい雰囲気のCDジャケット。裏面では背中を露出する大胆なショットも。ただよく見ると、チョッと垢抜けない感じもしたりで。2016年のグラミー賞で、堂々カントリーパフォーマンス部門でノミネートされた、カントリー・アーティスト、カムの、なかなか斬新なデビューアルバムです。
生まれも育ちもカリフォルニア州、ラファイエットと言う小さな町で、カントリー・レジェント、 . . . 本文を読む
マリリン・モンローのようなブロンドの女性が、南部の片田舎でブルージーなカントリー・ソングを歌う・・・・この手の音楽が好きな輩には何とも言えないクールな光景でしょう。そんな幻想を高い実力で実現してくれるのが、このアルバムの主役、マギー・ローズです。このデビュー・アルバム、マイナー・レーベルのリリースで、けしてヒットにはなっていませんが(カントリー・アルバム36位、シングル"Better"も46位止 . . . 本文を読む
●2018年の「Sparrow」のレビューはコチラで。。。
珠玉のリアル・カントリー・ミュージック。
ミランダ・ランバート、ソングライターのアンジェリーナ・プレスリーAngaleena Presleyと組んだトリオ・ユニット、ピストル・アニーズ「Hell on Heels」で2011年にブレイク(セカンド「Annie Up」も出ましたね。レビューは少々お待ち下さい。。。)したアシュリー・ . . . 本文を読む