セブンシスターズ!
どこかのグループ名みたい!笑
・・・・が、これは、白亜の海岸・・・というか、断崖の景観に名づけられた場所の名前。
ドーバー海峡側の海岸は、石灰が豊富は地質らしく、
基本的に白っぽいらしいが、特に、このあたりは、
その白さと断崖絶壁が続き、景観が美しいのだとか。
ダーリンが、旅行に行く前から、
「汚れてもイイ靴を履いていかないとだめらしいよ」というので、
持ってきた10年モノのショートブーツ。
思えば、10年ぐらい前にパリにいった際、ゴッホ終焉地を訪れた際に、
履いていたショートブーツが泥で汚れ、あまりに不機嫌になった私に、
ダーリンが、パリの靴屋で買ってくれた代わりのブーツ。
実は、その時汚れた方のブーツは、帰ってから乾いた泥を落としたら、
見事に復活し、意外にもその後、長い間活躍していた(笑)
それに気が付いたダーリンは、10年間ずっと「だまされた~!」と言っていた。
そして、10年後は、新しい方のブーツがすでに「汚れてもイイ靴」になっている。
時間って、やっぱり容赦がないですね。
断崖の上の方の道は、国立公園内で、車で走れる道があり、
そこを走りながら、セブンシスターズがキレイに見える位置を探す。
風が強い場所だからか、途中、パラグライダーがたくさんたくさん飛んでいた!
うわーっ!気持ちよさそう~!
そーいえば、パラグライダーの体験に何度か行ったことがあったな~と、思い出す。
その時に何度か私に付き合わされた元彼は、彼の方がはまってしまい、
その後、私と別れてもパラグライダーのライセンス取得コースにせっせと通っていたな~と、
かなりなつかしーことまで思い出した。
あの頃の私は、スポーツが得意ではないくせに、いろいろやっていたな~。
パラグライダー、ヨット、ジェットスキー・・・・・などなど。
どれも、かじったぐらいで、今は何も残ってない。苦笑。
そんなことを考えながら、ぽくぽく歩いていたら、、、、
見えたっ!白亜の断崖!
すごいっ!
スゴイ、圧倒的な存在感!
海が青く、白い断崖!
文字通り、吸い込まれそう~である。
私は、高いところが大好きなので、平気で、断崖の端まで行きたがる人なのだが、
ダーリンは、高所恐怖症で、私が端に近づくのも怖いらしく、
後ろの方で、危ないから行かない方がいい!とか叫んでいる。
ここに行きたいっていったのは、彼の方なのにな~(笑)
すばらしくキレイだったが、私が一番求めていた景観の場所(セブンシスターズそのもの)では
なかったので、それを求めてまた車を走らせる。
・・・というか、「セブンシスターズはここから見るんだよ」という案内は、
なぜか、どこにもないので(笑)、カーナビの地図を見ながら、海岸線のカーブを想像し、
このあたりから見えるのでは・・・と、ディスカッションする二人。
しばらく走ると、cafeとパブが併設されている建物のところに車がたくさん止まっていたので、
たぶん、ここが一番の見どころ?!と、期待して、車を降りる。
海の方に走っていくと、、、、
見えたッ!!!!!!
断崖の上から、海岸に降りる階段があり、降りてみることに。
海岸と言っても、遠浅の砂浜ではなく、デッカイ砂利の浜で、
断崖と潮際の間は、約2メートルぐらい。
そして、海は、この天候で、けっこう荒れていてる。。。。。
白状すると、、、私は、海がけっこうコワイらしい。
キレイな海は、好きだけど、、、、あまり近くによると、あの潮に
本当に引き込まれるんじゃないかと思えて来る。
そして、泳ぎも得意ではないので、足が着かない深さのところには、危険を感じる。
準備万端な状態でいるならともかく、無防備な状態では近寄りたくない。
そして、汚れてもイイ靴を履いてるだけで、他に何も用意していない今、
出来るだけ陸側を歩きたがる私。
そんな私に、ダーリンは、「毎年、30センチぐらいずつ崩落しているらしいから、あまり断崖側にいない方がイイ」と、
私に海側を歩かせようとする。。。。
これって、、、イジメ以外の何物でもないと思うんだけど、、、、w
やっぱり、人の苦しみは、他人にはわからないモノなんだな~・・・・と、
変な納得をしてしまう。私には、高所恐怖症の人のキモチは、一生わからない。
ごめんね、ダーリン。
まあ、そんなこんなで、セブンシスターズを堪能し、上のcafeで一休み。
またしても、カプチーノを頼んだはずなのに、
a cup of tea がやってくる・・・・苦笑。
誰か、カプチーノの正確な発音を教えてくれーーーっ!!!!笑