ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

ミシェル・フォロンに会いに。

2011-11-26 22:37:19 | Brusselsな毎日
土曜日の朝、遊びに来ていた元会社後輩女子を早くに見送るために、早起きした私。

そんな週末、ほとんどないから(笑)、たまには遊びにいこーよ!
と、ドライブがてら、ちょっと郊外へ!

以前から行きたいな~と思っていた、ミシェル・フォロンの美術館へ。

世界的に有名なアーティストのジャン・ミシェル・フォロンは、実は、ブリュッセル出身だったんだー!
知らなかったな~!

フォロンって、なんだっけ?
と言う人は、こちらを
そう、彼の作品は、絶対、「見たことある!」っていうぐらい有名だし、多作です。


このフォロン美術館、ソルベイ公園の中に立つ美しい城、
シャトー・ド・ラ・ユルプ(Ferme du Chateau de la Hulpe)の敷地内にあります。
いわゆる古いシャトー・ファーム(広大な農場)を改装したもの。
水彩画、版画、彫刻、ポスター、イラスト、雑誌の表紙等々、500点に及ぶ作品が保管展示されている。。。。らしい。

で、いってみた!

うわっ。ソルベイ公園、広いぞっ!


駐車場からぽくぽくデカイ公園・・・・っていうか、すでに農場な感じの敷地内を歩く。


池?とかもあって、うーん、いいぞ。


おおっ!フォロンさん(?)みっけ!


中に入って、お金を払うと、では、あちらのビデオをみて!と言われて、
注目していると、、、、


えええっ?!
スクリーンのある壁が動く!
そう、そこが入口。本を模したドアをくぐる。
そう、フォロンの世界を表現した「本」へ入っていく。


中は、あふれんばかりのフォロンの世界。
フォロンの言葉もつづられている。


こんなかわいいステンドグラスも。


そして、、、大量のポスターの展示。


あー、あれも見たことがある、これも見たことがある!

これなんか、まさに。


で、この通路、フォロンが書いた手紙が拡大されてインテリアになってるんだけど、、、


フォロンって、封筒の表にも自分で絵を描いていたらしい。
かなりかわいい♪
キャーッ。こんな手紙、もらいたいっ!



切手の図柄を絵の中に取り込んで、むっちゃおもしろい。

ウッディ・アレンの映画のポスターも手掛けていましたね、そーいえば。。
これ、懐かしーッ!見た見た!


そして、またフォロンさん発見。


美術館の建物は、二つに分かれていて、二つ目は、いろんな仕掛けのある展示で、
すっごいおもしろい。
例えば、これ。


クノックの海岸線沿いにある、実際の彫刻と同じものを、
海の映像と一緒に展示してあり、ほんとに海岸にいるような気持ちになります。

そして、これ。


ちょっと写真が暗いけど、、、
暗室の中は、プラネタリウムのように満天の星空で、
その中に、はしごがあり、一番上には、フォロンさんが!
これ、音楽にあわせて、動くんですよ~!
星空を飛んでいるみたいに!

うーん、ほんわかした気持ちになれる場所ですね。

出口は、もちろん、「本」を出る。
フォロンのまさに「世界」を出る感じです。

cafeも併設してあって、その外には、またしてもフォロンさん。


どうやら、この広大なソルベイ公園内に、もっとたくさんのフォロンさんがいるみたいです。
・・・って、勝手に「フォロンさん」呼ばわりしていますが、
この彫刻が本当にフォロンさんなのかどうかは、知りません。(すんません、相変らずテキトーです)

いやぁ~、でも、ここ、イイ!
公園内のベンチでぼけーっとしていたいっ!笑
春夏にいったら、もっと気持ちがホンワカしそうだけど、
この時期に行っても、すがすがしい感じでとっても気に入りました。
何度も行きたくなる場所ですね♪

どうやら、子供向けのガイド付き作品鑑賞会もあるみたい。
お子様のいる方も、十分に楽しめそう!


●フォロン・ミュージアム (Foundation Folon)
Ferme du Château de La Hulpe
Drève de la Ramée 6 A
1310 La Hulpe
TEL:02/653.34.56
http://www.fondationfolon.be/