愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

決勝T二日目

2006-06-25 19:47:06 | 独W杯
昨日は、ドイツの思いもよらぬほどの強さで、ドイツ人の友人達と狂ったように喜んでました。いやぁ・・・こんな強いドイツを見たのは、ベッケンバウアーがいた黄金時代以来かもしれん。

最近のドイツは、堅い守備→カウンター→センタリング→高さで勝負、という戦略がある程度定着していたため、こんな速い攻撃が出来ることが嬉しくて堪らない。
また、速さだけでなくクローゼもいるため、高さも備わっている。中盤にはバラック、シュバインシュタイガー、フリンクスというミドルシューターも備えている。
強いよ!ドイツ!!

というわけで、昨日の試合の寸評から。

まず、ドイツ対スウェーデン。終わってみれば、2-0でのドイツの完勝。正直、スウェーデンの勝利も頭の隅にあったため、この結果には狂喜乱舞。スウェーデンの攻撃陣の恐ろしさは、半端じゃないからなぁ。
が、今大会を通じてずっとそうだったが、スウェーデンの攻撃陣は機能しなかった。グループリーグ時も、ドイツ戦の時も。
やはり、中盤を支配されてしまう展開が多かったためだろう。どっちかというと、ラーション、イブラヒモビッチ(彼はオールラウンダーかな?)は自分でガンガン突っ込んでいくタイプではなく、パスを受けるタイプだ。なのに、パスを効果的に出すべきスウェーデンの中盤が機能的に動けなかったのは、痛かっただろう。

そしてドイツ。とりわけ輝いていたのは2得点したポドルスキーではなく、クローゼだった。1点目は、クローゼの素早い突破から生まれたし、2点目は彼の超絶妙なアシストから。また、ルチッチをピッチ上から追い出すことにも成功した。
数的有利、精神的有利(ホーム)に立ったドイツは、猛烈な攻撃を仕掛けてスウェーデンを追い詰めた。
そして、試合が決まったPK。ドイツのPKではなく、ラーションが自ら得、自ら蹴ったスウェーデンのPK。これが決まれば、試合がどう推移したか分かったもんじゃなかったが、ラーションがこれを外してしまう。
ドイツは、最大の危機を脱したことで余裕が生まれ、結局そのまま試合は終わった。


第2試合は、アルゼンチン対メキシコ。
昨日の予想で、メキシコの大敗を予想していたが、どうしてどうして。試合を終始優勢に進めていたのはメキシコだった。先制点を奪い、その後もアルゼンチンの攻撃を交わし、カウンターを行い、アルゼンチンをたじたじにさせていた。
まさに意地と意地のぶつかり合い。結局、試合は延長戦に突入。しかし、その延長戦で地力の勝るアルゼンチンが、決勝ゴールを決めた。延長に入ってからのメキシコの動きは、広範に比べるとガクっと落ちた。
基本的な体力面での差が出た試合だった。

いや、にしてもマジでメキシコは強かった。


では、今日の試合の予想をば。

イングランド8強入りなるか ポルトガルとオランダが激突 第16日見どころ=W杯

まず、イングランド対エクアドル。
この試合はイングランドの勝利で間違いないだろう。エクアドルも良いチームだが、ドイツ戦時に弱点を露呈しまくったからなぁ。知将エリクソンがそれに目を付けていないはずがない。
イングランドが危なげなくエクアドルを退けると予想。


そして、素晴らしい好カード、オランダVSポルトガル。

いや・・・全く予想がつかないですよ!この試合は!!!
総合的に見たらオランダの方が一枚上手のように見えるが、グループリーグでは相手を幻惑する見事なパスワークを魅せた。オランダを撹乱することだって十分可能だ。また、オランダのエースストライカー、ファン・ニステルローイが不調だというのは、オランダにとって苦しく、ポルトガルにとって喜ばしいニュースだ。
彼1人の不在・不調で試合が決まるわけではないだろうが、それでもキーマンの1人ではある。一体どう試合が動くのか・・・さっぱり予想できません。

というわけで、完全に根拠も何にもない予想を。
ずばり、2-1でポルトガル勝利!!!

当たるも八卦、当たらぬも八卦。



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