突っ込みどころ

nikkei.jpでコラムを連載している立花隆氏。
彼の経済的な見地に立った意見などにはなるほど、と思わせられたり、納得することも多々あるのだが、どうにもこうにもサヨ様なのがちょっと・・・

で、今日もコラムがあったので見ていたら思わず爆笑。

IT後進国の旗を振る民放、NHK ネットと放送の融合に待ったなし！

自分は別にこの記事自体には大した興味はそそられなかったのだが・・・

問題はこの箇所。

といっても、それほど日本のニュースに飢えていたわけではない。インターネット時代の今日、モバイル（ノートパソコン）を持参していたので、毎日ホテルに着くと、まず、インターネットにつなぎ、「NIKKEI NET」「asahi.com」「YAHOO！JAPAN NEWS」それに共同通信、時事通信のページで、日本のニュースをザッとチェックするのが日課だった。

いや、あんた偏りすぎだろ（藁

最近中国万歳が顕著になり始めてきた日経（特にネット記事はかなりのもの）や、もう語る必要も無い朝日・共同、ご存知孫社長率いる、朝鮮人の都合の悪い「真実」を掲載しているサイトなどのアドレスを軒並み消去したヤフー、普通なのは時事通信くらいか。

別に俺は産経や読売の右翼系新聞を推奨しているわけではない。
ただ彼は自らをオピニオンリーダーと称している、それならばもっと広範囲に情報を掴むべきではなかろうか。
産経や読売の論調は彼に心地よくないかもしれないが、そういった左右善悪高低全ての情報を掴んでおかないと、オピニオンリーダーとして実りのある発言が出来るとは思えない。
逆を言えば、俺は産経や読売、正論しか読まない人もあまり好きになれないということかもしれない。（公人、著名人である場合。私人の場合はまた別問題）

まあ実際彼に政治問題を語らせると、証拠が一つもないのに「日本人は中国人を１００万人以上虐殺した！」だの言い出すんですが・・・。
１００万人殺すのにどれだけの人員と銃弾と時間と場所と金がかかるか計算して欲しいもんだ。仮にも経済新聞で論を張ってるんだから。

とここまで偉そうに書きましたが「だったらお前はどうなんじゃボゲェ！」と言われそうなので自己弁護を・・・

俺は毎日必ず主要五紙（朝日、産経、日経、読売、毎日）を読みます。別に自慢でもなんでもなくて、読むことも自分の仕事の一つだからです。だからいくら読みたくなくても読まざるを得ない地獄・・・

そういったストレスが、自分の中に鬱積した右翼気質が、この右寄りブログを作らせたとも言えます。

論客として身を立てているのならば、好き嫌いをせずに情報を摂取するべきではないか・・・そういうことです。

まあ好き嫌いがあるから論客同士の対立もあり、色々と面白いんだけどね。

実際俺もどうにもこうにも毎日は好きになれないし。
朝日は実は割りと好き。社説や天声人語にはたまにブチギレますが。
読売はナベツネ、ウザイ勧誘員などのしょうもない理由で余り好きではない。
日経は「ふ～ん」程度、好きでも嫌いでも・・・といった感じ。
産経はたまに極論過ぎて辟易することもあるが、概ね好きだ。

・・・・・・

自分も彼のことを言えないなあ。