亀田一家への処分は発表された。威嚇、反則指示、処分3回目の父親がライセンス無期限停止、反則指示の長男が厳重戒告処分、悪質な反則を繰り返した次男がライセンス1年停止、ジムオーナーの金平にオーナーライセンスの3ヶ月停止。これを、甘いと見るか、妥当と見るか、厳しいと見るか・・・人によっては様々だろうが、自分は「幾分か甘い」と思う。
亀田大毅は1年のライセンス停止 JBC倫理委が処分決定
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(11日、東京・有明コロシアム)で挑戦者の亀田大毅選手(18)=協栄ジム=がチャンピオン、内藤大助選手(33)=宮田ジム=に反則を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、倫理委員会を開き、所属する協栄ジムの金平桂一郎会長に3カ月のクラブオーナーライセンスの停止、亀田史郎氏にセコンドライセンス無期停止、亀田大毅選手にはボクサーライセンスの1年間停止との処分を決めた。セコンドについた兄・興毅選手には厳重戒告処分が下された。
11日の試合では大毅選手は内藤選手に頭突きなどの反則を繰り返したうえ、最終12回には抱え上げて投げ飛ばすなどして計3点を減点された。また内藤陣営によると、大毅選手はグローブの親指部分で目を突く「サミング」や太ももを打つ反則「ローブロー」などを繰り返していた。
また肉親がセコンドに就くことを禁じるWBCの規定に反し、亀田陣営は大毅選手の父、亀田史郎氏と長兄の興毅選手=協栄=がセコンド入りしたうえ、試合開始前のレフェリーチェックの際に史郎氏が内藤選手を威嚇する言動を行うなどしていた。
う~ん・・・。
正直甘いんじゃないかな?と思うところも。
まず、亀田長男。
これに関しては、妥当とも言えるし、甘いとも言える。
亀1は世界トップランカーでもあり、返上したとはいえ元世界王者である。それらを多少は勘案して、今回は厳重戒告に留めたという感が強い。
「肘で目を狙え」という指示(亀田用語では殴れ、ということらしいが、誰もそんなの信じない)は内藤のボクサー生命を脅かすものであり、到底容認できるものではないので、その点だけを勘案すれば3ヶ月以上のライセンス停止くらいにはすべきだろう。大体、3ヶ月ライセンス停止って、大した処分じゃないし。ボク信義うの試合間隔が3ヶ月空くことなんてざらにあるし。効果があるのは6ヶ月からだろう。
が、そうは言っても長男は次男よりも確かに力があるし、ボクシング界の客寄せパンダもといこれからを担う人材として一定の期待もされている。それに初犯ということもあり、まあ戒告処分相当でも構わないんじゃないか、と自分も思う。
んで、次に金平の処分について。
これはまあ妥当だろう。
ジム生を監督・指導するのはオーナーであり、それらを怠ったのは明白だ。そもそも、新宿にジムがあるのに亀田家は葛飾に独自にジムを構えて練習している時点で、監督・指導していない。
言い換えれば、監督・指導出来ないのだから、亀田家の暴走にはあまり責任のない立場と言えるが、それでも亀田家が協栄に所属している限り責任は取らざるを得ないので、処分の落とし所としてはこんなものだろう。
んで、次には亀田次男の処分について。
これは微妙に甘い。
次男が行った反則は、12回の投げ技だけでなく、サミング、バッティングと内藤の選手生命を著しく脅かす可能性のあるものばかりであり、またそれを故意にやっていたこともセコンドの指示からして明白である。
1年間のライセンス停止は・・・まあ妥当だと思う。一応まだ未来ある選手だし、ここで永久追放というのは重過ぎる(個人的には追放して欲しいが)。
ただ、ファイティングマネーは没収すべきだろう。プロにあるまじき試合を、金を取れない試合をしたのだから、プロとしての報酬であるファイティングマネーを「返金」するのは当然だ。
不良品に対して、客が返品、返金を店に要求するのと同じことである。
ファイティングマネーの全額没収とは言わないが、半額没収はすべきだ(ちなみに、これが一番亀田家にはイタイ)。
そして亀田父についでだが・・・。
甘い。甘すぎる。
正規のライセンスを持つセコンドが反則指示するという行為はもっとも行っていけないものであり、また相手選手、セコンドへの脅迫、暴言など到底容認できるものではない。反省の色も一切見せず、相手に謝罪することもせず、小学生以下の言い訳に終始している時点で、救いようが無い。
一番問題なのは、これが「3度目の処分」ということだ。
仏の顔も3度まで。ライセンス剥奪でも良かったと思うのだが。
つーか、ライセンスを剥奪してやったほうが、亀田兄弟にとっても良かっただろうに。あんな漫画を見て覚えたような練習方法しか出来ないような、人として常識の無い糞親父の下で修行するよりも、もっと真面目なジムで育成された方が、亀田兄弟にとっては幸せだと思うんだがなぁ。
とまあ、こんな感じだと自分は思います。
ちなみに、JBCも、WBC規定でセコンドに親族を入れることを禁じているのに、亀田家だけに「特例」を認めてきたことは大いに反省し、謝罪すべきことだろう。
ガッツ石松が「これはボクシング界の朝青龍問題」と言っていたが、まさにその通りで、厚遇しすぎで増長した人間が起こした事件という意味では全く同じである。
JBCもこれを機に、制度の厳格化を図るべきである。
ちなみに、真偽は不明ですがこんな情報もありましたねぇ。
亀田家大ピンチ! 関係者が2chにカキコミも!?
亀田大毅は1年のライセンス停止 JBC倫理委が処分決定
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(11日、東京・有明コロシアム)で挑戦者の亀田大毅選手(18)=協栄ジム=がチャンピオン、内藤大助選手(33)=宮田ジム=に反則を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、倫理委員会を開き、所属する協栄ジムの金平桂一郎会長に3カ月のクラブオーナーライセンスの停止、亀田史郎氏にセコンドライセンス無期停止、亀田大毅選手にはボクサーライセンスの1年間停止との処分を決めた。セコンドについた兄・興毅選手には厳重戒告処分が下された。
11日の試合では大毅選手は内藤選手に頭突きなどの反則を繰り返したうえ、最終12回には抱え上げて投げ飛ばすなどして計3点を減点された。また内藤陣営によると、大毅選手はグローブの親指部分で目を突く「サミング」や太ももを打つ反則「ローブロー」などを繰り返していた。
また肉親がセコンドに就くことを禁じるWBCの規定に反し、亀田陣営は大毅選手の父、亀田史郎氏と長兄の興毅選手=協栄=がセコンド入りしたうえ、試合開始前のレフェリーチェックの際に史郎氏が内藤選手を威嚇する言動を行うなどしていた。
う~ん・・・。
正直甘いんじゃないかな?と思うところも。
まず、亀田長男。
これに関しては、妥当とも言えるし、甘いとも言える。
亀1は世界トップランカーでもあり、返上したとはいえ元世界王者である。それらを多少は勘案して、今回は厳重戒告に留めたという感が強い。
「肘で目を狙え」という指示(亀田用語では殴れ、ということらしいが、誰もそんなの信じない)は内藤のボクサー生命を脅かすものであり、到底容認できるものではないので、その点だけを勘案すれば3ヶ月以上のライセンス停止くらいにはすべきだろう。大体、3ヶ月ライセンス停止って、大した処分じゃないし。ボク信義うの試合間隔が3ヶ月空くことなんてざらにあるし。効果があるのは6ヶ月からだろう。
が、そうは言っても長男は次男よりも確かに力があるし、ボクシング界の客寄せパンダもといこれからを担う人材として一定の期待もされている。それに初犯ということもあり、まあ戒告処分相当でも構わないんじゃないか、と自分も思う。
んで、次に金平の処分について。
これはまあ妥当だろう。
ジム生を監督・指導するのはオーナーであり、それらを怠ったのは明白だ。そもそも、新宿にジムがあるのに亀田家は葛飾に独自にジムを構えて練習している時点で、監督・指導していない。
言い換えれば、監督・指導出来ないのだから、亀田家の暴走にはあまり責任のない立場と言えるが、それでも亀田家が協栄に所属している限り責任は取らざるを得ないので、処分の落とし所としてはこんなものだろう。
んで、次には亀田次男の処分について。
これは微妙に甘い。
次男が行った反則は、12回の投げ技だけでなく、サミング、バッティングと内藤の選手生命を著しく脅かす可能性のあるものばかりであり、またそれを故意にやっていたこともセコンドの指示からして明白である。
1年間のライセンス停止は・・・まあ妥当だと思う。一応まだ未来ある選手だし、ここで永久追放というのは重過ぎる(個人的には追放して欲しいが)。
ただ、ファイティングマネーは没収すべきだろう。プロにあるまじき試合を、金を取れない試合をしたのだから、プロとしての報酬であるファイティングマネーを「返金」するのは当然だ。
不良品に対して、客が返品、返金を店に要求するのと同じことである。
ファイティングマネーの全額没収とは言わないが、半額没収はすべきだ(ちなみに、これが一番亀田家にはイタイ)。
そして亀田父についでだが・・・。
甘い。甘すぎる。
正規のライセンスを持つセコンドが反則指示するという行為はもっとも行っていけないものであり、また相手選手、セコンドへの脅迫、暴言など到底容認できるものではない。反省の色も一切見せず、相手に謝罪することもせず、小学生以下の言い訳に終始している時点で、救いようが無い。
一番問題なのは、これが「3度目の処分」ということだ。
仏の顔も3度まで。ライセンス剥奪でも良かったと思うのだが。
つーか、ライセンスを剥奪してやったほうが、亀田兄弟にとっても良かっただろうに。あんな漫画を見て覚えたような練習方法しか出来ないような、人として常識の無い糞親父の下で修行するよりも、もっと真面目なジムで育成された方が、亀田兄弟にとっては幸せだと思うんだがなぁ。
とまあ、こんな感じだと自分は思います。
ちなみに、JBCも、WBC規定でセコンドに親族を入れることを禁じているのに、亀田家だけに「特例」を認めてきたことは大いに反省し、謝罪すべきことだろう。
ガッツ石松が「これはボクシング界の朝青龍問題」と言っていたが、まさにその通りで、厚遇しすぎで増長した人間が起こした事件という意味では全く同じである。
JBCもこれを機に、制度の厳格化を図るべきである。
ちなみに、真偽は不明ですがこんな情報もありましたねぇ。
亀田家大ピンチ! 関係者が2chにカキコミも!?