愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

新生児オンリーで

2007-05-15 20:47:15 | 国内情勢
赤ちゃんポストは、やむを得ず育てられないと判断された「新生児」が預けられるところで、3歳児のような立派な子供、もうじき保育園児にもなる子供を預けて「育児放棄」をするポストではない。

赤ちゃんポストに男の子

熊本市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」という名前で設置したいわゆる「赤ちゃんポスト」は、外から扉を開けて新生児用の医療機器に赤ちゃんを置くことができる設備で、今月10日から運用が始まりました。関係者によりますと、運用が始まった当日の午後3時ごろに男の子が設備の中に預けられていたということです。男の子は3歳くらいで「熊本県外から父親といっしょに来た」と話しているということです。男の子の健康状態に問題はないということです。赤ちゃんポストについては、危険にさらされている命を救うものとして評価する声がある一方、安易な育児放棄を助長するのではないかと反対する意見もあり、賛否両論の中で今月10日からスタートしていました。赤ちゃんポストに3歳くらいの男の子が預けられたことについて、慈恵病院の田尻由貴子看護部長は「事実関係については答えられません」と話しています。厚生労働省雇用均等・児童家庭局の大谷泰夫局長は「こんなに早く、また、比較的大きな3歳くらいの子どもが預けられたということで驚いている。育児放棄を助長したのではないかという懸念もあり、熊本市や病院に事実関係を確認したい。子どもを捨てることは本来あってはならないことで、育児で悩んでいる場合は行政の窓口などに相談してほしい」と話しています。



「赤ちゃんポスト」運用初日に想定外の3歳児

親が養育できない新生児を匿名で託す熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に、運用初日の今月10日、3歳とみられる男児が預けられていたことが15日、わかった。

 男児は、父親に連れて来られて赤ちゃんポストに入れられたと話しているという。

 熊本県警は保護責任者遺棄罪に当たるかどうか調べている。想定していた「赤ちゃん」ではなかったことで、「養育放棄を助長しかねない」との声が強まりそうだ。

 関係者によると、男児が預けられたのは、運用を開始した10日正午の2、3時間後らしい。男児は名前を名乗り、3歳と話している。話の内容から、熊本県外から連れて来られたとみられる。健康状態は良好で、身元を示すものはないという。県警は男児の身元を特定したうえで、保護者から事情を聞く方針。





育児放棄を招くとか招かないとか、設置以前から言われていた赤ちゃんポスト。

早速「育児放棄」を招いたか・・・。

3歳まで育てていたのに、それ以降の育児を放棄して赤ちゃんポストに放り込んだのだから、これが育児放棄でなくてなんだというのか。

しかも、名前を話すくらいの歳の子供を赤ちゃんポストに放り込む。赤ちゃんですらない。完全に育児放棄。

無論、それは保護責任者遺棄罪という立派な罪となるし、子供は熊本県外から来た、名前を話せる、ので身元を証明するものがなくても、いずれ身元は特定されるだろう。

そのときの親の言い訳の弁が楽しみだ(嘲笑)。


しかし、こうも早く育児放棄が行われるとはなぁ。やっぱり、赤ちゃんポストは失敗なのかな?

と思う反面、上記のようにまともに育児できない、育児するつもりもない親に育てられるよりも、赤ちゃんポストに限らず、しっかりとした育児私設や孤児院で育てられた方が、情操教育的にも良いことなのかもしれないとも思う。


まあ、まだ始まったばかり。○×を判定するのは早すぎるとは思うが・・・



最新の画像もっと見る