横浜 異国情緒 ワンダーランド

2017-09-18 18:32:35 | ロング・ライド


根岸公園に着き、廃墟の競馬場跡を目指して歩いていると、



えっ



うそ



なんで猛禽類が公園に?
話を聞くと、日光浴させてるらしい。
あれっ、ふくろうって夜行性じゃないの?

「撫でてあげて」




こちらは鷹さん。おとなしいけれど、目つきは鋭い。羽は艶っつや。

2匹のふくろうさんは喉元をなでると、目がとろ~んとしてくる。
こちらの羽はふわっふわ。

とてもしあわせ。

お礼を言って、競馬場跡の廃墟へ。



すごい迫力。そして、よい寂れぐあい。蔦が絶妙。



英国建築なんだろうけど、頭に浮かぶのはアイルランド。(行ったことはないけれど)
できれば真夏じゃなくて冬に見たい。雪なんかチラついたら文句なし。
初期のU2なんか似合いそう。



大きさを表すために、自撮りしてみたが、本人がでかいため、良く分からない結果に。
恥ずかしくないのか!と思われそうだが、周りに誰も人がいない。東京じゃ考えられない。

さて、お次。



中華義荘。
ここは探すのが大変だった。地元の人に聞いても「???」ばかり。



見事なほどイメージどおりの中国。
頭に流れるのはデヴィッド・ボウイの「チャイナ・ガール」



「おっ、おっ、うぉ~ぅお、りとる・ちゃいな・が~る♪」



悲劇の男なのさ、マーロン・ブランドのように♪



エキサイトすると、「もう黙って」。そして、指を唇にあてて「し~っ」♪

ー原曲を知らないと、意味が分からんよね。



ここは中華墓地。遠くに競馬場あとが見える。反対側にはみなとみらい。
不思議の国に迷い込んだようだ。



横浜行くと凹む、と書いてすみませんでした。
素晴らしいワンダーランドでした。

おまけ

外人墓地



山の手の教会



















横浜・本牧 ディープ・スポット 小さな水族館 ふくろうと仲間たち

2017-09-10 18:29:11 | ロング・ライド


寄り道した後に、間門小学校の水族館を目指す。
が、見つからない。
「まもん小学校をしりませんか?」
地元らしき人に尋ねるが
「????」
「あ~ぁ、まかど小、ね。2つ先の信号を右、標識出てるわよ」
ん?3回は通ったぞ


おいっ。なんでここだけ赤字なんだ。普通、白抜き文字、だろ。実に見にくい。



やっと到着。
だが、ここで問題が。どうみても普通の小学校、入って大丈夫なのか?
変態ロリオタクと思われないのか?
救いは、ゆったりトレーニング・パンツを履いてきたこと。もしモッコリ・ピチパンだったら通報されても文句を言えない。



広~~~~い。マイ小学校の10倍はある。なにせ我が校庭は地面コンクリ、50メートル走ができない猫の額だったもんな~。

職員室を訪ねると、当直の先生が一人
「あの~、こちらに水族館があると・・・」
「水族館に何の御用が?」
「えっ、え~~~~」
「あ~ぁ、ご見学ですね」
他に何があるんだ?
「じゃあ、こちらの名簿にご記入を」
ノートを見ると月に一組ぐらいしか訪問者がいないWWWWW。



ひとりのために、鍵を開けて電気をつけてくれる。すみません。
「見終わったら職員室に来てくださいね」




小さいけれど手の行き届いた良い水族館だ。



みんな愛されてるんだね。





一番の見所はこのかめさん。まるで見られてることを喜んでるかのように
目の前をぐいぐい泳ぐ。こんな活発な亀さんを見るのは初めてだ。

紹介主のうさぎさんからコメントをいただいた。
「間門小学校に美ら海水族館からきたから、間美ちゃん(*^^*)」

マミちゃん、女の子だったのか。

楽しかった。先生にお礼を言って、次に向かう。

目指すは根岸森林公園にある競馬場跡の廃墟。



もしかして、あの遠くに見える建物がそうなのか!

東京と違って、神奈川の公園は人がいないな。そして、自転車禁止。
あそこまで歩いていくのか。

強い日差しの中、歩いていくと、なんだこの鳥は!!!!


長くなったので、続く。









横浜・本牧 ディープ・スポット の前に寄り道

2017-09-05 18:22:52 | ロング・ライド


紹介して頂いた、「横浜の見所」でルートを引くと「間門小学校の水族館」が最初になるのだが、地図を見るとマイナー過ぎる。
ランドマークは「三溪園」みたいだ。

2時間半で到着。


うん。立派だね。興味はないけど。
ここで周辺地図を見ると「急坂の石畳」とある。
キラ~ん。これは登らなきゃ。(使命感)



パヴェ(石畳)は良い感じなんだけど、傾斜が足りない。
こんなんで急坂とかいうな。(自転車脳)


たどり着いたのは「八聖殿」



なんか洋館に中華テイストを加えた面白い建物。
中に入ると、館長さんが丁寧に説明してくれる。が・・・。
ひどい展示物。1Fが漁業で、2Fが農業の歴史。
その上



なんだ、こりゃ。

たぶん、貴族が建てた別荘だろ、これ。もっと優雅に見せてくれよ。




帰りに寄った山の手の「イタリア館」こんなふうに見せてくれれば・・・。

館長さんが「東京から自転車で来たの?」と驚いていたが、まぁ、これを見に
来るヤツはいないわな。

お礼を言って、外に出ると本牧の港。



海が遠くに見える。きっと建てられた時は、ここが岬の突端で、大海原を独り占めできたのだろう。
貴族の栄枯盛衰。太宰治の「斜陽」的世界観に思いを馳せる。


最初から寄り道。これが自転車旅だ。次回、水族館と猛禽類。








横浜 はずかしいおもいで。

2017-09-02 18:09:49 | ロング・ライド
このブログに「横浜行くと凹む」
と書いたら、うさぎさんよりお便り着いた。



「中華義荘とか横浜市立間門小学校の小さな海水水族館とか横浜市電保存館とかいかがでしょうか(^^)根岸森林公園の競馬場跡の廃墟感もなかなかです」

ありがたいことです。それでは行ってみよう!
と、その前に、なぜ横浜行くと凹むのか。横浜のはずかしいおもいで。



横浜まで自転車で1時間半ぐらい。近いし、見所も多いのでよく行くのだけど・・・。
溶け込めない。男(ヤロウ)1人で行く場所じゃないよな。



去年、その夏1番暑い日。ぐったりする1号線をひた走り、やってきたのだけれど



定番巡りの域から出ず、つまらなくなって帰ろうとすると、なんか、おかしい。
地面がゆがんで見える。
もしかして、これが熱中症???

この日の気温は38度。アスファルトの照り返しを考えると40度を越えてるかもしれない。
呼吸をしても体温が下がらない。

だめだ~、目に付いたマックに逃げ込む。



何を注文したか分からない。とにかく席について冷房の空気を体に送り込む。

「あなた、すごい顔色してるわよ」
隣の女性が話しかけてくる。
「店員さ~ん、店員さ~ん!!!!!」
えぇぇぇぇぇっっ

「大丈夫ですか、救急車呼びましょうか!」
店内の全員がこっちみてる。
「ぜっ、ぜっ、ぜんぜん大丈夫です」

「お~い、ビニールに氷入れて、あと塩水も」

お礼を言って受け取って、即店を出る。
熱中症より恥ずかしさで頭クラクラ。

もちろん、みなさんの優しさに感謝しなければいけないのだけれど、
今思い出しても、顔が赤くなる。

熱中症には気をつけよう。

次回、横浜~本牧DEEPスポット編 トラウマをぶっ飛ばせ!

*写真は最近撮ったものです。