伊藤 克浩(べるお/Beruo)の「折れない心」ブログ

理学療法士伊藤克浩(べるお/Beruo)のサッカーとフットサル、そして理学療法に関するブログ。

理学療法士学術大会記

2010年06月07日 | Weblog
 今年もPT学会岐阜に引率で出かけた。総勢7人。去年は学会が終わった日に山梨に戻ってすぐ父の訃報を聞いた。その足で山口へ行った。もう一年経ったんだな・・。
 今年の学会記を記しておく。(敬称略又は氏とさせて下さい)

 5月27日8時の電車にて会場となる岐阜長良川国際会議場へ向かった。到着後、その日は神経系一般口述発表を拝聴。免荷式トレッドミルトレーニングや脳の神経科学に基づいた発表等を中心に会場を回った。また、森岡周氏(畿央大学)、張本氏(合同会社gene)と11月7日のシンポジウム「中枢神経疾患へのリハアプローチの再構築」の打ち合わせを簡単に行い、また、来年の宮崎学会で森岡周氏オープニングセミナーの司会を依頼されているので宮崎県士会の副大会長の浜口氏・副準備委員長の児玉氏・宮崎医療福祉専門学校竜田氏と顔合わせを行った。

 終了後名古屋に移動、PT・OTネット主催のオフ会に参加。 熊本中央病院上村氏・福島県立会津総合病院川合女史・山王リハビリ・クリニック友清氏とご一緒させて頂いた。

 5月28日、二日目は朝9時から神経系専門領域研究部会の教育講演「脳の可塑性と理学療法」講師:高草木薫(旭川医科大学)、司会:大槻利夫(諏訪赤十字病院)を拝聴、その後、神経系の口述発表を中心に各会場で発表に参加。興味深かった内容も多く、当院でも利用できる評価や治療について学ぶことが出来た。またランチョンセミナーは「動きをみる-症候障害学に基づく理学療法クリニカルリーズニング」内山靖(名古屋大学教授)に参加。午後からは基礎系専門領域研究部会セミナー「体性感覚情報処理に関する神経基盤」木田哲夫・村田哲・森岡周に参加した。

 夕方は19時から21時までスポーツ理学療法研究部会の会合に参加、今後WCPTの下部組織として活動を始めていくという事で必須研修会への参加も義務付けられるようだ。ここでは新潟医療福祉大学亀尾氏(元アルビレックストレーナー)・広島国際大学蒲田氏と日本福祉大学小林寛和氏にご挨拶した。終了後職場のみんなと合流して食事に。 市川市リハビリテーション病院の菊池氏・森山医会遠藤氏・藤リハビリテーション学院小沼氏とご一緒させて頂いた。

 最終日は朝9時から教育研修講演「認知運動療法-臨床におけるこれからのチャレンジ」講師:宮本省三を拝聴した後、宮本省三氏にご挨拶。ポスター会場を見て周り学会会場を後にした。駅に向かう途中金華山と岐阜城へ。岐阜駅から名古屋経由で新大阪へ。新大阪駅で家族と合流し宿となる大阪本町へ、その後心斎橋で祖母・妹も加わり夕食をとった。

 翌日は父の一周忌で山口県防府市へ。お墓参りと一周忌をすませて2時ののぞみで新横浜へ、横浜線・中央線と経由して21時前に自宅へ帰宅した。

 翌日朝からIBITA成人片麻痺上級講習会のアシスタント。多忙なシーズンが始まりを告げた。