2週前に作成した 水槽用クーラーですが、冷却能力が不足でした。
2℃下げようと思っていたのですが、100L超えの水槽では無理でした。
よって、ペルチェ素子を倍に増やしてパワーアップを行ってみました。
秋月のキットはペルチェ素子を40W程度で使用しています。これを手持ちの部品で、ペルチェ素子の交換&増量と電源の大型化で120Wとしました。
キットからの変更
・ペルチェ素子を5Aタイプ×3 → 6Aタイプ×6
・電源 19V 3.2A → 24V 6.3A
これは性能に関係ありませんが
・LCDを青色のものに
コントローラと150W電源は1つのケースに入れてみました。ケースは試験用の使いまわしです。不要の穴を隠すためにスモークのアクリル板を被せています。
試験機なので、化粧をする必要はないのですが、気持ちの問題です。
ラジエターは前回と同様の物で一回り大きな物。その内。もう1機制作する予定です。ケースの内側にヒートシンクをシリコン接着剤で固定しています。こちらの表側にペルチェ素子が装着されます。
ピラミッド型接続の実験で冷却側2+放熱側1と冷却側1+放熱側2の実験を行っています。よって今回はペルチェは接着ではなく、シリコングリスで熱伝導は行っています。
断熱材はホームセンタで売っていた発泡シート。
この上に150Wのヒートシンクと24V 9cmのファンを装備。
結果、90cm 100L 水面 30℃ を 27℃まで 2時間掛かって冷却しました。
電源を30Vにすると 210W になるので 26℃まで冷却が可能と思われます。
来年の夏までに 210~250W化を。
部品は全て手持ちで対応できるのですが、ケース加工(ラジエターも一体にしたいと思っています)に多くに時間を必要とするので。。。
有効なベーゼック効果素子が登場すれば、エネルギ応用ができますね。
250Wの冷却はそれこそ水冷にしたくなりますね、24時間風呂と合体させては・・