恋染紅葉

映画のこと、本のこと、日々の些細なことを綴ります。

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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年日本)

2013-02-07 | 映画(英数字のタイトル)

『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に続き、鉄道にまつわる人々に光をあてたドラマを描く『RAILWAYS』のシリーズ第2弾です。

たまたまWOWOWとBSで二つの作品を放送していたので録画して続けて観てみました。
『49歳で~』のほうももちろん良かったのですが、私は感情的にこちらのほうが近いものがあり、こみ上げるものもありました。

1作目は中井さん演じる49歳の男の再出発物語でしたが、2作目は三浦さん演じる定年を迎える男の物語。
どちらも出演者たちが風景に溶け込み、目立ちすぎず、ごく普通の人々をうまく演じられていたと思います。
だからこそ、日本の春夏秋冬の素朴な風景とともに心にじわ~と入ってくる映画でした。

さて物語ですが、
もうすぐ定年を迎える夫に、妻は看護師としてもう一度働きたいと持ちかけますが、夫に反対されます。なぜ今頃になって・・・。実母が亡くなったせいでそんなことを言っているのだ・・・。などと、妻の気持ちを理解してやれず、頭ごなしに反対します。そんな無理解な夫を置いて家を出て、勝手に仕事を始める妻。内心動揺しつつも、平静を装い最後の日まで勤め上げようとする夫。
ついに妻から離婚届まで突きつけられ、悩み、考え、結論を出す夫。
そして、ついに定年の日を迎える・・・。

なんだか分かりますね~
お互い、いつも通りに居るのが当たり前、この年になってそうそう突飛なことは起こらないと思っている日常。
でも、いつのまにか後方の車両はレールのポイントを切り替え、違う方向に走ってしまう。前を行く車両はついて来ていると思っていたのに突然いなくなり何が何だか分からない。
実際に違う方向に行ってしまっていたら気づくが、心のポイントを切り替えてしまっているだけだと、それに気づくことも出来ない。終点になって「あれ?」とやっと気づく。そのときはもう遅い。
途中で気づいたら、どちらかが、またポイントを切り替えて、同じレールに戻ってくることも出来る。
そのポイントを切り替える時には、今度はお互いのことをちゃんと認め合って、分かり合って、謝って、感謝して・・・・・・・。

というふうなことを、自分に諭しながら観てたりして(汗)



ラストランのシーンは涙が溢れてしまいました。

私も数年後の夫の定年の時には笑顔でご苦労様と言えるよう、今から精進します(笑)

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