噛噛堂しみじみ備忘録

鞄に本。リュックに本。
遅読、乱読、併読、積ん読、それでも中読。いえ中毒。
どうにもこうにも本とのハナシ。

26%からの出発

2006年11月26日 | うすきん健康帳
体脂肪率26%の現実から、あらためてスタートを切ったうすきん計画です。
そこが通勤経路だったから通っていたジムから、
退職後に足が遠のくのはアタリマエ。

が。
家で、できるのか?

お家でできる!
毎日たった5分でオッケー!
これだけの動作でウエスト3cmダウン!


女子向け雑誌を周期的に飾る特集記事にお馴染みのタイトル群ですが、
ハッキリ言って、そんな程度で痩せようなんて、
無理。 …ダトオモウヨ、アタシャ
少しキツいくらいでなければ、脂肪は燃えません。(キッパリ)
「家」という、本来、外敵から逃れてリラックスすべき場所で、
自分で自分を、
キッツ~いところへ、
追い込めるのか?





どうよ?ジブン?

胸に手を当てて、よ~く考えてみた結果、
無理。…アタシニハ

ウェアに着替える、ワークアウトシューズを履く、周りは鏡だらけ、ダンサブルな音楽。
そして、個々の細かな目的は違っても、

体をどうにかしたい!
…そういうヒトだらけ。
まさに、だらけ。
そんな中でなら、やっとこモチベーションも上がるってなヤワな精神っす。

宣誓
目標21% 納期2月末日
GOっ!


マーフィー的日記

2006年11月24日 | 写日記


「ウェブ検索しなきゃ!」と思っていた事は、たいてい電源を落としてから気がつく。


導き出される教訓。
『ブログ散策は、検索が終わってから』


シネマ 「父親たちの星条旗」

2006年11月23日 | さまざま鑑賞簿

戦争映画、敢えて、避けているところアリ。
血飛沫系には滅法ヨワいという事もさることながら、
頭ン中が、答えのない迷宮に落ち込むから、、、

 第2次世界大戦「硫黄島の戦い」を、アメリカ側の視点から監督クリント・イーストウッドが描く。

星条旗を揚げることになってしまったドクの息子が、
ドクの死後に、星条旗を巡って何があったのかを取材する形からインしていく。

作品の冒頭を紡ぐそのインタビューの中に、
迷宮に落ち込まざるを得ないコトの本質が、
ひとことポロリと織り込まれる。
曰く、
「善も、悪も、数が多い…」
この一言で、この監督が表現しようとしていることが、
「迷宮を迷宮のままに訴えること」と解釈できて、
素直に、ストンと、引き込まれちまった…



さてもその、迷宮のリアルさの頂点は、エンドロール!(席はお立ちにならぬよう)
台詞もなく、ひたすらとショットされていく、写真、写真、写真、写真…
このエンドロールのために、本編はアリ!

第二弾「硫黄島からの手紙」への期待値も含めて 

母と神童~五嶋節物語~ /奥田昭則

2006年11月21日 | 噛読了/総評の備忘録

ときどきね、音楽のモノを、無性に、「読み」たくなるのです…


 言わずと知れた天才バイオリニスト・五嶋みどり&龍の母「節」。音楽家として、母として、女として、人間として、「熱い」節のありさまがほとばしり、その中で、みどりと龍も浮き彫りになってくるルポルタージュ。

神童とは、周りがそれに気付いて、「そうあれ」と思えばこそのもの。
であれば、もともとこの節からしてが、神童であったのかもしれません。

「バンカラ」…などという単語が浮かぶような、学生時代の節。
しかし、「家」というしがらみがまだまだある時代に結婚を選択。
けれど!
そこに収まるはずの無い、スケール!
音楽を求めてみどりと二人で渡米したその先で、
必死などという表現では言い尽くせないほどのコトがあったと思われるものの、
現れている世界は、やっぱりそこでもバンカラなのです。

みどりも、龍も、この熱い母なればこその、神童。

家内安全/夏石鈴子

2006年11月19日 | 噛読了/総評の備忘録

夢中真っ最中の、夏石鈴子、2冊目は短編集。

この人の発する、小さな毒がたまらない…
オシゴトが中心だった「いらっしゃいませ」の中にもプチっとだけ現れていたオトコとオンナのコトが、
ここでは短編なだけに、毒の濃度もトロッと濃く蠢いていて、
だからゆっくりと、ごっくんと、飲み下すように読む。

「ゆっくり進む船が行く」より
わたしがあんなにも慎重に選んだ船は、平凡へとゆっくり進む船だった。
わたしは、時間をかけて平凡になった。
こんな風になりたかったのだと思えばなんでもない。


「家内安全」より
わたしは、自分の目の前に坐り、わたしが作った物を食べる伸一を見て、ある感慨を覚えることがある。
この人とわたしの体は、今、同じ食べ物で、できている。
血に流れる栄養は同じもの。
だけど、別々の生き物で、違うことを考え、違うことをする。
栄養をわたしが受け持っているということが、どこか伸一に申し訳なく思う。
あなたは、わたしでいいの。
………


いずれも、新しい命を授かった、夫婦の中の、「あたし」の話。
町ですれ違えばまさしく「普通」にしか見えない、
ちいさな新しい命を持つ家族というまとまりが、
危うく、熱く、でもしっかりと確かなものとして読後を括る。


ボの日

2006年11月17日 | 写日記

「ハ」の日には、カボチャ。
「ク」の日には、ケーキ。

そんなノリで、「ボ」の日には、一応、お約束の、、、

一日遅れの、ジョルジュ・デュブッフ。
なぜか、ワインのみの方が、旨い…


作品№5 ヘヴィな帽子

2006年11月15日 | ちくちく作品集

やたら存在感のある、ボンボンモチーフは我がオリジナルですが、
それを抜いても、
毎度毎度のことながら、
見本とはまるで違う作品に仕上がるの巻\(T∀T)/


なにせ髪が、太くて、硬くて、多い という三重苦状態にて、
フツーの大きさに編んでたら、入るワケがない!
(注・頭がデカいわけではなく、髪が多すぎるんす!)
よって、頭に合わせながら…
編む、かぶる、編む、かぶる、編む、かぶる、編む…
途中から本の増し目数なんて全く無視。せざるを得ない(泣)
増して、増して、増して、増して、増して、増して…









でけえ…


てゆーか。お、重い…


ま、今度アタシに会ったときにコレかぶってたら、試着してやってみてください。
そして、あまりのデカさ、あまりの重さに、笑ってやってください…


睡眠時間は6時間

2006年11月14日 | ぼそっとな
人間は、二つのタイプに分けられる。
ひとつ、ショートスリーパー。
もうひとつ、ロングスリーパー。

ショートスリーパー。
それは、「睡眠3時間でぜんぜんオッケー!」なヒト。

ロングスリーパー。
それは、「ヘタすりゃ一日寝ててもオッケー!」なヒト。

前者タイプは、偉人や発明家、大企業家に多いと言う。
後者タイプは、









アタシだ、アタシ! 大凡人~


ま、ただし。
さすがにカイシャ生活を営むとなると、
ショートとロングの中道くらいには軌道修正しないと、世間から脱落するわけで…
睡眠時間は、平均6時間で推移していたわけで…


6時間。


アタシの(これまでの)それは、当然、
AM1:00~AM7:00=6時間
カイシャから帰って、飯食って(飲んで)、イロイロすりゃ、就寝1時にはなるわさ。
7時に目ェ覚めて、飯食って、イロイロして8時には出勤だわさ。
世の中に、これ以外の6時間があるとは考えも及ばないような、
ソンナセーカツ。


そこに、「喝」の入ったこの言葉、それは…



Mr.曰く  「え?朝? そりゃ普通、 5時には 起きるでしょ」 





ぎ、逆算しろ!逆算………
えーと、えとえと…… 
…うん、PM23:00に寝ればいいわけだ!

前倒し、決行!
PM23:00~AM5:00=6時間







これ、死ぬかもしれない… (T∇T)
いや、死ぬ気で起きれば… (T∇T)
なんでどうして?同じ6時間なのに…? (T∇T)



なんか、睡眠の波?ってのが人それぞれにあるんでしょうね… (T∇T)
上がほとんど常に100を超えないという、超低血圧のせいでしょうね… (T∇T)


ま。
四の五の言ってないで、3月までに慣れるしかないわけで… (T∇T)




あ。


やだ~、


山に行くときは、起きてるじゃん!
ヘタすりゃ、3時とか、4時とかだって!



本日の一句 「明日もまた 山と思えば 苦にならず」





思えないけど…(T∇T)


料理膳 井上

2006年11月12日 | がつがつ飲食記

おいおい、また「がつがつ飲食記」かよ… ってカンジの今日この頃。
ただね、今日はね、
ご招待!
…なんだけど、招待されてるのはとーちゃん、かーちゃんで、噛噛は本日は、

運転手ナンデス…

てことは。
飲めません!
ウソ!マジ!クソッ!イッテキモ?シンジラレナ~イ!

「えーっ、運転手ーっ」と、ゴネたものの、
「井上の会席だって」
…この一言で、尻尾を振りました。嗚呼、料理膳 井上



はぁん。前菜代わりにふぐ刺し!
こりゃもう、まずは、冷酒でいきましょうかね! …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


こ、このツブ貝のデカさっぷり!ゴリゴリだぜ!
いやもう、酒がすすむワ~ …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


しのぎのお椀は、鴨肉つくねのキノコ汁。程よく、アブラギッシュ。
飲み途中の椀物は、また格別~ …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


ふぐの唐揚げ、そこはかとなく味噌あじ!骨、しゃぶりっぱなし!
ヒレ酒持って来~い! …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


本日の№1。嗚呼、えび芋の滋味よ…
ここらでスッキリと焼酎へ移行~ …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


豚肉好きの噛噛をして、「牛食えば…」と口福な句を思わず口にしてしまう、牛のタタキ。
じゃ、一杯だけ赤のグラスワインも行こうかしらネ …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


天茶漬け。
〆の茶漬けは最高だぜ~ …と、想像~ ( ´Д⊂ヽ


無花果の赤ワインコンポート。左。
こりゃまた、絶品。


しかしまぁ、飲まない、って、何たる手持ち無沙汰。すぐ食べ終わっちまうだよ。

でも。

気付いた。

分量が、丁度良い!(゜∇゜)

そうか~、いつもはこれに、アルコール関係を500ml~750ml位は腹に入れるわけで…
いっぱいいっぱいになっちまうのは、アタリマエだっつーの!
筋肉→脂肪 になるのは、アタリマエだっつーの!!

トレーナーさん曰く、「噛噛さん、酒は、エンプティーカロリーですよ!」

はい。
飲まなかった本日、身に沁みました。
エンプティーカロリー。
「程々」 くらいならば、百薬の長です。でも、
「程々にしろ!」 になったならば、敢えてこう訳しましょう、
虚しいカロリー
…いろんな意味で。 精神的にも、肉体的にも、お財布的にも…。


郷倉

2006年11月11日 | がつがつ飲食記

いぶりがっこ。


「…なんじそりゃ?」
って方もおいででしょうが、ルーツが秋田の噛噛の、ソウルフード!(大袈裟)
要するに、「いぶり」=「燻り」、スモーク沢庵といったところでしょうか。

「えっ、噛噛さんはルーツが秋田なんですか?
 どうりで、秋田美人だ~!」
 
え~え、もう、よく言われるんです~ぅ




(-∇-)



ま、置いといて、



本日の酒宴は、郷土料理「郷倉」
いぶりがっこを始め、じゅんさい、とんぶり、きりたんぽ、稲庭うどん…と秋田名物満載~

♪ヤートセー コラ秋田音頭です(キタカサッサ コイサッサ コイナ)
お耳障りも あろうけれども ささと出しかける(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナ)
♪コラ秋田名物八森鰰(はつもり はたはた) 男鹿(おが)で男鹿ぶりコ
能代春慶(のしろ しゅんけい)桧山(ひやま)納豆 大館曲げ(おおだてまげ)わっぱ…

…なんてBGMも聞こえてきそうな、
古くて重々しい中にも、ホ~ッコリとした温かみのある店内。
…そんなBGM、聞こえてきそうなんですけど、、、
BGMなし。
素晴らしい潔さです!(拍手)
2人連れだとだいたい囲炉裏端席に案内されるようですが、
見ず知らずのお二人様たちも、BGMなし、聞こえるのは会話だけ…の店内にありますと、慎ましく一席を共にしたかのようなイイ感じになりますね。
(場所柄、同伴カップルもけっこういたケド…笑)

尚、前段「秋田音頭」ですが、「あきためいぶつはつもりはたはた…」このあたりを、
「あぎだめいぶつはづもりはだはだ…」と濁音カマすと秋田弁らしくなります!d(^-^)


その、(ハタハタ)をつかった、しょっつる鍋 です。

ナンプラーとか、ニョクマムが大丈夫な方は、しょっつるもOKですね d(^-^)


なんとも言えない、い~い空間でした。
そして、なんとも言えない、ほんわか接客にも二重丸!
大人の居酒屋 です。R30指定ってとこでしょうか。


秋田弁って、頭空っぽにしてポーッと聞いてると、フランス語に聞こえます。