goo blog サービス終了のお知らせ 

噛噛堂しみじみ備忘録

鞄に本。リュックに本。
遅読、乱読、併読、積ん読、それでも中読。いえ中毒。
どうにもこうにも本とのハナシ。

衣張山でわしわし

2007年05月03日 | わしわし山紀行
えーと。
今年になってから、山に行っていない。





マジヤバっ。
だって、「年に20回は行こうね~」 …トカナントカだったはずなわけで。
と、いうわけで。
昨夜の来客で、Mr.二日酔い をものともせず、
弁当作りとネット検索に手間どって出発が10時すぎ(汗) だってものともせず、
こんな鎌倉見たことねーぞっ!てな駅前大大大混雑 すらものともせず、
「衣張山は、ホラ、行ったことあるから、アタシ!」と言いつつ迷う噛噛 とてものともせず。

このみち~は~いつか来たみ~ち~♪
あ~あ~ そおだよ~お~♪
2年前の冬。
旧ブログ時代。
「2005年 最初の山。ひとりで登る木漏れ日の冬道…」
とアップした、
衣張山(きぬはりやま)。
2年を経ての初夏。 同じポイントから、パチリ。です。


2年前と違うのは。
アタシが被写体になってる ってコトですかね。


しかしまあ。
標高150mにも満たない「山」って。。。(丘だろ、丘!)
でもまあ。
「分県登山ガイド 神奈川県の山」には出ているので、一応、山に行ったことにシマス。


あっという間に150m弱のアタックは成功。
ここはチビ山のわりには大変に展望がイイのでご紹介したいのはヤマヤマなのですが、
いかんせん、その180度「おおっ」な風景を撮る技術がございません。
見た気でヨロシク!

お昼の後はお昼寝タイム。
5月吉日 吉時吉分。
寒くもなく、暑くもなく。
まったく 昼寝のためにあるような月です。 5月。

上を見上げれば、、、緑の木漏れ日。
はぁ。


右を見やれば、、、ハルジオン(…その向こうにゃ展望の地)
ふぅ。


左を見やれば、、、Mr.。指輪付き。
うむ。


あまりといえばあまりの電撃結婚にて、
まだまだ日々、その帳尻合わせ中。
お互いがお互いの、「行動」や「習慣」や「言動」に「え゛っ」となるコト多々あれど。
概ね、添ってはいけてるようです。
コンナフウニネ…


「ったく! るせーぞっ!」 ってか?(笑)
ま、まだまだ、押しも押されもせぬ、正真正銘、新婚さん っすから。許せよ。



下りもあっという間ですが、大好きな木立の中の道ばかり。
味わいながら下ります。
るんるん。
Mr. 「おい、そこ滑るぞ」
噛噛 「はいはい。 あ゛っ 」 相変わらず、言ってるそばからオンナなり。



一触即発で大パニックになるかの如く騒然の鎌倉駅前が信じられない程の、
この静けさよ…



下山口すぐの杉本寺(鎌倉最古の寺だとか)に立ち寄り、


材木座までてくてく歩いて、フツーの銭湯清水湯にて汗を流すの巻。
 

いずれまた 次のわしわしへ It continues.

鋸山でわしわし その2

2006年12月26日 | わしわし山紀行

鋸山日本寺の目玉?、東海千五百羅漢。
見ようによっては、アノ人にも見えたり、コノ人にも見えたり。
タイトルをつけるだけで、「バウ!」のノリ…


題 「えーと」


題 「なかよし」


題 「Mr.」(手前)
に、似すぎ…(爆)


題 「修行中マッチョ」




それにしても、首、とれまくりです。
落ち葉の如く…


石そのものが柔らかいのだと思います。
風雨に曝されて「のっぺらぼう」になってたり。
これなんか、お釈迦様とか羅漢さんというより、マリア様。


蟹のミイラ。


富士山の風穴でもそうでしたが、お地蔵様、仏像様はたいてい、
檻の中。
本来、人としての心根を問うていくべきモノのアイコンを、
こうして「信頼してないから!」とばかりに防御されてしまう、
その風景にちょいと殺伐たる思い。
しょーがないけど。




ま、これは檻する必要もなし。
日本最大の大仏像。
てやんでえ。持って行ってみやがれ!


鋸山日本寺。
思ったよりも見どころは満載でした。
本日の終点は夕暮れ時の海にぶつかり…
4時間に1本っ?!
…もはや路線バスとは言えないだろーが!なバス時刻表に口あんぐり。


たまたま?その場で方向転換していた町内循環バスの運転手さんに声をかけて頂き、
無事に保田駅へ。
「お客さん、上り電車も一時間に一本だから、ホラ、来るよ!急いで!…」
ありがとーございます。
人情、染み入ります。

今後、一時間に4本の地元バスを「ありがたい!」と思って乗りましょうとも。

いずれまた 次のわしわしへ It continues.


鋸山でわしわし その1

2006年12月23日 | わしわし山紀行

寒々とした雨の22日から一転、カラリ冬晴れの23日。
絢爛の東京絵図から一転、ぶらり途中下車の旅ノリのひなびた千葉。
鋸山とは、よくも言ったり。
ギコギコギコ…


さあ、登るぞ!
…と行きたいとこですが、本日、制限時間の都合上、登りは一気に、
ロープウェー(汗!)

ロープウェーなんて30年ぶりくらいでしょうかね。。。
そして。
乗ってから気付く、(汗!)のワケ。
高所恐怖症
…だったんじゃん? アタシって…(汗汗汗!)
噛噛コロすにゃ刃物はいらぬ、観覧車とロープウェーがあればイチコロ…(泣)
「二人でどこかに行く」という状況にばかり舞い上がっていて、スッカリ忘れていましたよ。
まったく。



イヤな汗を拭き取った後は、
左上のロープウェー頂上駅から、
山全体が寺になっているという「鋸山日本寺」内を、
後はひたすら下るのみ…と思いきや、、、


けっこー、登るし!


こんな道もあるし!


わーい、楽しいっ!
でも。
事前に千葉在住のイトコから、
「あ、鋸山ね。千葉県民なら小学校の遠足で行く程度のトコ」と言われていたし、
一応「東京」に寄るし、
泊まる所は一応ホテルだし、、、
そんなワケで、ショルダーバッグにウォーキングシューズ。
なんだか、えっちらおっちら風の後姿になってしまいました。


採石場の跡に穿たれた、百尺観音。バーミヤン風。
デカいんですけど、お顔の表情など、かなり大味です…

ふと左上方、首を90度に倒した角度に目をやれば。
あー、あの切っ先が、「地獄のぞき」ってヤツですね。

うぬ。行くとおっしゃる!(汗)
まーね、鋸山のウリですからね。。。
あ、もしもし? 手摺の根元が…
腐食してますけど!(汗)

手摺にぎりしめ、腰を後ろに引いて、
地獄を…
見た…

怖いから画像サイズを小さくしちゃれ~と思ったら、
返って下界の豆粒状態が忠実に再現されちまったじゃん!(汗)

しかしまあ。
所帯を構える前から弱みを握られまくってどおするアタシ!

けれどまあ。
絶対安全な場所からなら、鳥瞰もどきの風景もどんとこい!
晴れてヨカッタ、房総の午後。


思ったよりも、見どころ満載の日本寺は、まだまだ It continues.


隊の抱負

2006年12月11日 | わしわし山紀行
 あってこそ、、の、縁であった噛噛隊ですが…

映画 についても話し出すと止まらないしー
音楽 も同様だしー
美術 だって捨てがたくー
読書 も避けられずー
上記とは別途それぞれにそれぞれの 趣味 もありー
だけど シゴト だってしなきゃ飯の食い上げだしー
そのうえ 「け」 の準備~?!



イッタイイツヤマニイケルノカ… (T∇T)。。。



それでも、映画よりも、音楽よりも、各趣味よりも、
「やっぱり、山だねぇ」
こたびの、初・隊体験「大山わしわし」でつくづく。

皆々様のように、「え゛え゛っ、毎週~?!」…そりゃムリですが、
細々と、低々と、登って行きたいと決意を新たにするのでした。


  「やっぱ、山はいいねぇ~」
  「うん、うん」
  「月に1回は行きたいねぇ~」
  「うん!うん!」

 「年に、20回!」




  もしもし?




どんな計算よ?

ま、多い分には異は唱えませんが。
「月に1回、年に20回」
これを、輪が噛噛隊の抱負として、ここに刻むこととします。


大山でわしわし その4

2006年12月09日 | わしわし山紀行

生きた心地のしなかった山頂を後にして、いざ下り。
大腿四頭筋の超破壊が予感される、
岩ゴロゴロゴロ道でございます。
「保険」と思って一応携帯していたストック、初めて大活躍…持っててヨカタ~

人心地がついたのは、ここ、大山阿夫利神社に着いてからで、やっとこ写真もパチリ。



ここはロープウェーの終着駅。
この地点から山頂を目指す方も多いようです…
つまり、我々とは逆ルート。
日曜のことですから、下りの道々は、そのような方々の、
時として長蛇(!)ともなっている列とずっとすれ違いっぱなしでしたが…
ガイドブックに、「ここから山頂も目指せます」…なんて簡単に書いてあるのか、
よく話しに聞く「富士登山」のごとく、なんとまあ装備の各自いろいろであったことよ。

街中からそのままやって来ましたスタイルなんてザラ。
山登りスタイルのこっちが「私達、オオゲサ?」と一瞬思ってしまうほど、ザラ。
子供をおぶって、子供を前に抱っこして、子供の手をひいて、、これもザラ。
ショルダーバッグに手提げバッグ、果ては「そごう」のポリ袋。
こちとら 登山 のつもりで来ているキブンを思いっきり削いでくれマス…
「もうすぐですか~?」
…なんて、明るく無邪気に尋ねて下さいましたが!
「かなり、あります」
「かなり」に込めた力強さを察してくれ。
いえ、それより何より、「引き返せ」とは言えなかったのは。。
あの老若男女さんたちは、もしかすると、
「こ~んな山はピクニック程度さ、ケッ!」
と、思っていらっしゃる山ヤさんかもしれなかったワケですし…(ないない)


大山阿夫利神社でお神酒を頂き、オヤジに「ぼけ封じ」のお札を買い、
女坂を下りながら大山寺へ。
今年、最初で最後となるでしょう、大山寺の赤モミジ。


この「赤」ひとつで、日本ならではの風景に…


衣食足りて礼節と申しますが、
「寒暖」防いで「余裕」とでも申しましょうか。
今やっと、こんなところに目をやる余裕…


こたび思い知ったこと。
どんなにジムで鍛えても、それは、ジム用の身体。
山用の身体は、山でしか養われないのだと、つくづく…

いずれまた 次のわしわしへ It continues.


大山でわしわし その3

2006年12月07日 | わしわし山紀行

…かしこいウォッチャーは既にお気づきの事でしょう。
もうじき山頂というこの場所にちらほらと見えているのは…
そう。
雪。


登山口からの霧雨は、時には晴れ、時にはまた降り、また晴れを繰り返し…
ついに。
雪。
ついさっきまでの「あ~!暑い、暑い、暑い!」から一気に転じて、
「う~!寒い、寒い、寒い!」…ってオイコラ!

お昼広げた山頂(1251.7m)では、ついに歯の根が合わなくなり…

カタカタカタカタカタカタ{{{{(T◇T)}}}}カタカタカタカタカタカタ
まさに、歯、噛噛。
いや、ジョーダン違いマス。
この時の噛噛は、Mr.をしてこう言わしめたほど。
「いや~、人間があんなに震えるのを初めて見た」
ジャア、イヌネコナラアルンカイナ~、アタシャイヌネコナミカイナ~

山で雪。
雪道わしわしは、足和田山で経験していましたが、
あれは、降り積もった「後」、しかも山頂は「陽だまり」だったわけで。
振ってる最中がこんなにバカ寒く、クソ寒く、ゲキ寒いとは…


そんな中。


「さ、汗かいたから肌着、替えようっと…」
すすすすすいません、みみみみ見てるだけで、ささささ寒いので、
ゆゆゆゆ雪の中で、
じ、上半身脱がないでっ(T▽T)
アンタハシュギョウソウカッ!


「じゃあ、寒そうだから、もう下山しようか」
しよう!
さささささあ行くぞ、しししし出発だ、よよよよ良かった、

あ?

あああああれれ?ああれ?あれあれれれれ?

「手袋がはまんないっ!」(汗っ)
なんで?どうして?なんで?どうして?なんで?どうして?なんで?どうして?


(゜∇゜)
ひ、人差し指に。  が、通っていない…
それは、
イコール動かない。
それって、
イコール「凍傷」?
うそっ。




ま、第三者的視点レベルでは、しもやけ程度。
しかし人間アセると、一気に悲劇のヒロインに我が身を置いてしまうものなのです。
何とか無事に手袋もはまったから、
こうして今、両手でキーボードを叩いているわけですが、
手袋をはめるには、指の尺取虫運動が必須なのだと思い知りました。
人生、いつまでも実地の勉強。
今後の人生においては、手袋をはめる度に、
この尺取虫運動という人体の神秘に感謝するジブンでありたいと誓うのでした…


じゃなくてっ。
ここでの教訓は、手袋は2枚!事前予防!…って事で。ハイ。

It continues.


大山でわしわし その2

2006年12月06日 | わしわし山紀行

小田急線・秦野駅からバスで蓑毛下車。
蓑毛~ヤビツ峠~大山~大山阿夫利神社~女坂を下って風呂&豆腐料理!

でも。
わしわし中のマトモな画像は、、

↓これだけ…(T∇T) その理由は、、、、


下界はまるでお天気でしたが、蓑毛からの道は静かな霧雨…
ま、雨降って、地固まる!

それよりモンダイは、、、
鼻水地獄。
うすきん身体になってから、強烈な汗っかきさんと化していますが、
カッカと熱を持った体に対して、外界は「この冬一番の寒さ」
ラジエーターたる「鼻」が結露する条件が見事に揃いまして、
( ̄ii ̄)
はだびずがどばらだいど…
(鼻水が止まらないの…)

汗で化粧が剥げる位のことでしたら、もはやMr.を前にしても平気の平左ですが、、、
ズズッ、、ズズッ、、ズズズッ、、、
ヒーッ、ハーッ、ヒーッ、ハーッ、、
「暑い~!あー!暑い暑い!」
ズズッ、、ズズッ、、ズズズッ、、、
ヒーッ、ハーッ、ヒーッ、ハーッ、、

(*以下、えんえんと繰り返し)



鼻水は止まらないわ、相変わらずすぐに呼吸困難になるわ、暑がりだわ。
まー、うるさいこと。


まったくもって、百年の恋もいっぺんで醒めます。

デモ、モハヤサメテモオソイケド…(笑)


それでもまだ、山頂に至る前までは、
「うわーっ!うわーっ!うわーっ!」
などと、振り返り見た折の絶景に、歓声など吼える余裕もあったのです…

It continues.


大山でわしわし その前に…

2006年12月04日 | わしわし山紀行
「え?山?行くんですか?」




それは忘れもしない、今から1年半も前のこと。
その日は、Mr.の送別会でした。
その日その瞬間まで、「カイシャノヒト」と認識するだけだったのに…
ひょんな会話のきっかけから、「ヤマニイクヒト」との認識に大変動!

初の単独行で、恐るべき方向音痴と無謀ぶりの結果、
ヘタすりゃ三浦の低山で遭難?…な体験をしてからはツアー頼みの日々…
「誰か山の歩き方を実地で教えてくれないかなー」
と、常日頃から思っていたわけですから、
「ヤマ」の単語にゃ、冒頭の太ゴチックなリアクションにもなろうってなものです。






 「ええ、行きますよ。
    特に、大山なんか家から近いですから、よく行きます」 
 「じゃあ、じゃあ今度、
  連れてって下さい!」
 「いいですよ」
 「じゃあ、じゃあ携帯電話の番号を…(ガサガサ…自分の携帯出す)」

 「あ? 携帯電話 なんて 持ってませんよ」





ケイタイデンワナンテモッテマセンヨ?




 「携帯、持って、ない…?」

 「 あんなもん 縛られてるみたいで好かんです…」


ま、いかにも、そういうこと言いそうなタイプなわけですが。
ここで怖いもの知らずの10代なら、「じゃあ、イエデンは?」となるのでしょうが、
大人は、「そのもう一歩を突っ込むことは、別のニュアンスに受け取られるのでは?!」
…そう考えちまうワケですよ。大人は。
で、その後は何も無かったかのように、ひゅるひゅるひゅる~と別の話題に…


さて「送別会」だったワケですから、そりゃ会社を辞めるということでして、
「カイシャノヒト」という存在は、辞めてしまえばハイソレマデヨでして。
その後、1年2ヶ月は、何ごともなく過ごしておりました。
つーか。
1年2ヶ月目に、ご存知の通り噛噛堂も退職を決意し。
そして、退職を決意した途端に、偶然!Mr.との再会…
(注) 神誓って、驚愕の、偶然。
その後はこれまた、ご存知の通り、アレヨアレヨと結婚なる事態に…(汗)

大山がとりもつ縁。
だから、とっとと大山に行けば良いわけですが、
再会したのが7月。
つーことは。
この汗っかきのアタシが夏に山行ったら 汗地獄 ぢゃん!
親きょうだいや親戚、または逆にまったくの他人ならいざしらず、
軽く知り合い(しかも男性)を前に、汗で化粧がデロデロに剥げた素を公開できるのか?

 却下。

と、いうわけで。
偶然再会の後は、飯やら酒やら映画やら旅行やら~
そのうち、ナンダカンダと所帯を持つための準備も始まり~
「大山、行こうね」「大山、行こうよ」と話しつつも、
仕事の都合があったり、天気が不安だったり、、、


やっと。 ええ、やっと。
感無量の大山紀行。
そのわしわしぶりは、明日以降に続きを再開~


大山でわしわし その1

2006年12月03日 | わしわし山紀行

半年ぶりの、このかっこ!



今日は、満を持しての、大山 紀行です。

つーか。
連れてってもらった だけですけど…
ツイテクダケデセイイッパイ…


一人で行く山の、10倍○でした。
ツアーで行く山の、100倍○でした。

「満を持して」…その意味は、経緯は、また明日。
とりあえず、行ってきました報告で、今日はオヤスミナサイ~
足がパンパン~