噛噛堂しみじみ備忘録

鞄に本。リュックに本。
遅読、乱読、併読、積ん読、それでも中読。いえ中毒。
どうにもこうにも本とのハナシ。

郷倉

2006年11月11日 | がつがつ飲食記

いぶりがっこ。


「…なんじそりゃ?」
って方もおいででしょうが、ルーツが秋田の噛噛の、ソウルフード!(大袈裟)
要するに、「いぶり」=「燻り」、スモーク沢庵といったところでしょうか。

「えっ、噛噛さんはルーツが秋田なんですか?
 どうりで、秋田美人だ~!」
 
え~え、もう、よく言われるんです~ぅ




(-∇-)



ま、置いといて、



本日の酒宴は、郷土料理「郷倉」
いぶりがっこを始め、じゅんさい、とんぶり、きりたんぽ、稲庭うどん…と秋田名物満載~

♪ヤートセー コラ秋田音頭です(キタカサッサ コイサッサ コイナ)
お耳障りも あろうけれども ささと出しかける(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナ)
♪コラ秋田名物八森鰰(はつもり はたはた) 男鹿(おが)で男鹿ぶりコ
能代春慶(のしろ しゅんけい)桧山(ひやま)納豆 大館曲げ(おおだてまげ)わっぱ…

…なんてBGMも聞こえてきそうな、
古くて重々しい中にも、ホ~ッコリとした温かみのある店内。
…そんなBGM、聞こえてきそうなんですけど、、、
BGMなし。
素晴らしい潔さです!(拍手)
2人連れだとだいたい囲炉裏端席に案内されるようですが、
見ず知らずのお二人様たちも、BGMなし、聞こえるのは会話だけ…の店内にありますと、慎ましく一席を共にしたかのようなイイ感じになりますね。
(場所柄、同伴カップルもけっこういたケド…笑)

尚、前段「秋田音頭」ですが、「あきためいぶつはつもりはたはた…」このあたりを、
「あぎだめいぶつはづもりはだはだ…」と濁音カマすと秋田弁らしくなります!d(^-^)


その、(ハタハタ)をつかった、しょっつる鍋 です。

ナンプラーとか、ニョクマムが大丈夫な方は、しょっつるもOKですね d(^-^)


なんとも言えない、い~い空間でした。
そして、なんとも言えない、ほんわか接客にも二重丸!
大人の居酒屋 です。R30指定ってとこでしょうか。


秋田弁って、頭空っぽにしてポーッと聞いてると、フランス語に聞こえます。