(谷村志穂著)
★★★★(ベアの満足度)
著者の本は「結婚しないかもしれない症候群」以来かも。
結婚10年目の38歳の外科医。
「新しい命が宿ったこと」と「がんの再発」
同時に気づく。
「命」と正面から向かい合った小説。
映画化に先立ち読んでみましたが、
考えさせられました。
新しい命と自分の命、どちらを選びますか?
両方は選べませんか?
主人公の選択。
ここまで強くなれないなと思いました。
パートナーとの信頼関係、絆。
残された命。
普通の一日の大切さ、かけがえのなさを思いました。
お勧めの一冊です。