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熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

快晴の200名山・笈ヶ岳

2014年05月02日 | 登山

先週に続き、P社の現地集合・笈ヶ岳登山に参加。
しかし、一眼レフのSDカードが最後に壊れて画像が取り出しできなくなりました。
コンパクトデジカメで撮影した写真だけのブログとなります。

【4/24-4/25、昭島駅-東京駅-金沢駅-金沢観光-里野温泉泊り】

21:45に昭島駅を出発し、22:45に東京駅に到着。
23:30発の金沢行き高速バスに乗車し、三列シートで寝ながら移動。

8:00に快晴の金沢駅に到着。荷物をロッカーに預けて市内観光に出発。
近江町市場-金沢城公園-兼六公園を徒歩で周遊。アジア系や修学旅行生で大賑わいです。

21,000歩の徒歩観光を終えて15:30に金沢駅に戻り、改札口に集合。

ガイドの車に乗り、明日の買出しをしながら17:00に白山-星野温泉に到着。

星野温泉スキー場そばのペンションに2泊して登ります。

周辺は桜が咲き誇り、周辺を散歩してみました。

雪渓が残る北陸の山並みが望めます。

宿で参加者9名とガイド2名で簡単な自己紹介。その後にアイゼン、ハーネス、ピッケルの点検。
すると友人から貰ったという10本爪アイゼン持参の女性がいて、登山靴に装着できません。

ガイド持参のアイゼンを借り事になりましたが、山の名前や登山ルート、標高を聞いている女性も居て
嫌な予感が・・・昨年の毛勝山ではピッケル・アイゼン未経験の女性がいたため、3時間遅れになりました。

18:30から熊肉が入った鍋で夕食。クマの恨みを買いそうです。

家庭風呂の温泉は黒砂が混じり、気にせずに入浴。20:30に就寝して早立ちに備えます。
 

【4/26、里野温泉-登山口-笈ヶ岳-登山口-里野温泉泊り】

3時に起床して朝食。4時10分に車で登山口に向いました。

4時20分に中宮ビジターセンターの登山口駐車場-633mに到着。先行車で賑わっています。
ヘッドランプを装着し、4:40に出発。今日は1200mの高低差で雪原を登ります。

沢沿いの登山道を進み、4:50に野猿公園-700mを通過。ヘッドランプを外します。
ジライ谷で小さな渡渉後、尾根の急登に取り付きます。沢を直登したため戻ってきた人達がいました。

大勢の登山者で渋滞しながら、ジライ谷から大岩までの急登を登りました。

やがて尾根筋に出ると、今度は残雪と岩・ヤブの歩きにくい尾根道が続きます。

 

やっと残雪が多くなり、歩き易いルートになりました。
次々に登山者が登ってきて快晴の笈ヶ岳は大賑わいです。

展望が開けた場所で白山方面を望めますが、残念ながら霞んでいます。

平坦な雪渓-1500mでアイゼンを装着。やっと笈ケ岳が見えました。

ここから尾根筋を外れて沢コースを進みました。
雪渓には水が流れた跡という縦溝が無数に見られます。 

冬瓜山-シリタカ山を迂回して冬瓜平分岐に登るルートで、ガイド登山のメリットですね。

アイゼンが何度か外れたり、ズボンがずり落ちるという女性ですが、頑張って登っています。

気持ち良く冬瓜平-1430mを辿り、やばい雪崩れた沢を通過。

ここから高低差200mほど直登し、冬瓜平分岐-1630mの尾根ルートに合流。

更に中宮ルート分岐-1730m、小笈ヶ岳-1800mの二つのピークを越えます。

山頂へ最後の登りになりました。あまりの暑さに大汗を掻きます。

11:30に200名山・笈ケ岳-1841mに到着。

遅れた女性も到着して記念撮影後、狭く混み合う山頂を降りて雪渓で昼食タイム。

200名山・笈ケ岳(おいずるがたけ)
石川県、富山県、岐阜県の3県にまたがる標高1,841mの山。白山国立公園内の両白山地の
北側に位置し、日本二百名山に選定されている。西側から見て笈を背負った修験者似た
山容であることが、山名の由来とされている。夏(無雪期)の登頂は藪山のため極めて困難で、
積雪期の限られた期間のみ登頂が可能。二百名山の中では登頂が難しい山一つである。

12:00に下山開始。帰路は冬瓜平分岐からシリタカ山-冬瓜山の稜線を通過します。

13:00にシリタカ山-1699mを通過。360度のパノラマ展望が広がります。

続いて歩きにくい冬瓜山-1628mに登っていきます。

ここで笈ヶ岳の展望とお別れになりました。

14:00に冬瓜山-1628mの狭い岩尾根を通過。
残雪が被り、踏み外すと事故るため、慎重に通過します。

冬瓜山からの厳しい岩場下りから時間を取られました。
当初は8~10時間位と予想していましたが、13時間20分という長丁場になりました。

女性にハーネスとロープを付けてサブガイドが降ろしますが、怖がって手間取ります。
本人は「何で皆さん元気なんですか」と頻繁に聞いています。

笈ヶ岳はそういう人が登る山ですよと、私は心で呟きます。

夕方からブヨが出始め、降りるのを待っていると喰われるため、
途中から先行してジライ谷の地渡渉点で後続を待ちました。

増水した渡渉地点を慎重に渡り、薄暗くなった沢筋の登山道を歩いて18時に登山口に帰着。
ヘッドランプを使用するギリギリの明るさで、高低差1200m、13時間20分、38,000歩の残雪山旅を終了。

駐車場には明日登る人達を除くと、ほぼガラガラになっていました。
天候に恵まれたため、ガイドは宿に戻る時間一杯を使って安全登山に徹したようです。

18:30に宿に戻り、全員でスキー場近くの温泉に500円で入浴。
宿に戻って19:30から夕食。また熊肉のサシミが出ました。恨まれないように祈りながら食べました。

ガイドさんは事故無く全員で登頂できたことに感謝、と乾杯しました。
現地集合で37,000円の安いツアーに誘われて、難関の笈ケ岳を知らずに参加されたようです。
登りよりも下りの方が時間を要して、13時間20分の長丁場となりました。
料金を払ったから登頂できるのは当たり前という力量不足な方が、時々見受けられますね。

男性部屋では、事故っていたら更に大変だったねと言いながら22:00に就寝。


【4/27、里野温泉-金沢駅-金沢観光-金沢駅-新宿駅-昭島駅】

6:00に起床して荷物をまとめ、7:00から朝食。
しばらく玄関前でロープワークの練習サービスを行った後、

8:00にガイドの車で金沢駅に出発。今日も快晴で登山日和です。

9:30に金沢駅に到着して解散。私は夜行バスの時間まで市内観光を続けます。
ロッカーに荷物を預け、近江町市場-金沢城公園-金沢21世紀美術館等を徒歩で周遊。

金沢城公園ではお城まつりが開催されて、色々な出し物を見学。
ベンチで細長いパンを食べていると、大きな影が来てガツンと右手指に当たりました。

オオタカでしょうか、私のパンを咥えて飛んでいきました。その手際にビックリです。
別のオオタカが外人女性の頭上を旋回しており、皆さんで食べ物をしまってと声をかけていました。
金沢市上空には食料を狙うオオタカが頻繁に飛び回っていますので要注意です。

モンベル専門店で買い物し、最後に駅地下フロアでのご当地アイドルショーを見学。
オタクの群集に紛れて写真を撮っていると、係員が飛んできて撮影禁止と注意されました。
握手会、サイン会、パンフレット販売などで大音響のイベントが終了時間後も続いていました。

駅前のモニュメントを撮影していると、「画像の保存に失敗しました」のメッセージが出ました。

「SDカードが電子的にロックされています」の一辺倒で、使用不能となりました。

この日も22,000歩の徒歩観光となり、駅前での最後の写真撮影でトラブルです。
やむなくコンデジで撮影を終わらせましたが、三日間で撮影した快晴の金沢観光と笈ヶ岳登山、
周辺の花々の写真は総て失われてショックです。

21:00発の高速バスに乗って翌朝の6:00に新宿到着。
昭島に帰着してから色々と調べましたが、画像取り出しはできませんでした。
修復ソフトを試しても、メーカーに聞いても結果的に画像取り出しは不可能でした。

露出トラブルが頻発した一眼レフを買い替えましたので、このカメラとSDカードは最後となりました。
参加者にブツブツ文句を唱えた報いでしょうか。笈ヶ岳には記録のため個人で再度登ることになるでしょう。
やむなく、P社のツアー報告から写真を借用して登山記録を作成しました。

次は山陰地方に出掛けて、200/300名山の七つを登ってきます。


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