気まぐれネオの独り言ヽ(*´▽)ノオテアゲー♪

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11’ カナダGP

2011-06-15 00:25:26 | 車&F1
いやぁ~風邪ひいちゃいました。
ずいぶんの間ひいてなかったんですけどね。
おいらが風邪ひいて、チビにうつり、今日はmarchが熱でダウン。

そんな中開催されたカナダGP。
よりによって風邪引いてるってのに深夜2時スタートですからね。
いったん寝て、2時前に起床してみましたよ。


さて内容ですが・・・

予選はベッテルがやっぱり速かったですね。
フリー走行の時なそうでも無いのですが、予選になると速さ全開。
去年から比べると、大きく成長したなぁって思います。

で、今回はフェラーリの2台が良かったですね。
逆にマクラーレンは「あれれ?」って感じでした。


そしてレースですが、毎年カナダGPは荒れてセーフティーカーが出る展開になります。
が・・・
今年の荒れ様はハンパじゃなかった・・・
スタート時からウエットで、途中2時間以上の赤旗中断。
そして再開されてからもセーフティーカーが出たり、大荒れでした。

予想の全くつかない展開の中で、優勝したのはバトン。
スタート後の走りがかなり悪く、順位を落とし、あろうことかチームメイトのハミルトンと絡んでピットでタイヤ交換。
その時インターミディエイトタイヤを装着したのですが、少し後から土砂降りの雨で、再びレインタイヤへ交換。
中断後にはアロンソと絡んでタイヤをパンクさせて緊急ピットイン。
これだけの事が起こったにも関わらず優勝て・・・
大荒れのカナダGPを象徴した結果ですよね。
前半から中盤はグダグダでしたが、後半は完全に運が味方してました。
終盤のセーフティーカーは決定的でしたね。
そして路面が乾き始めてからは一人だけ別世界の走り。
おそらくセッティングをドライ寄りにしてたんでしょうね。
こういう波乱のレースでの強さはぴか一ですね。
色々波乱が起きても冷静で自分のペースで走れるのは、彼の大きな強みだと思います。
ファイナルラップでの逆転・・・何年か前の鈴鹿でのライコネンを思い出しました。

2位のベッテルですが、悔しいでしょうねぇ。
波乱のレースの中、一人問題なくずっとトップで周回。
素晴らしいレース運びをしてました。
ただ、全回は赤旗に助けられましたが、今回はセーフティーカーにやられましたね。
リードを開いてもセーフティーカー出動で水の泡。
最後のセーフティーカーの後の走りについては、本人も言ってましたが守りに入りすぎたんでしょうねぇ~
後ろとの間隔を詰まり過ぎないようにペース配分してたんでしょうけど、バトンが予想以上に速かった。
2位に上がるとあっという間にベッテルとの差を詰め始めて、ベッテルもそこで全開で走ったけど、残り3週くらいですぐ後ろにバトンが・・・
限界を攻めて逃げてたわけですが、ファイナルラップで今年のベッテルには珍しくミスをしちゃいました。
完璧な走りをしてて、最後に一度ミスをしただけで、それまで波乱万丈のレースをしてきたバトンに抜かれて2位。
これもレースですね。
とはいえ、しっかり2位をゲットしたわけで、それまでランキング2位だったハミルトンはノーポイント。
ランキング的にはさらに余裕が増えました。
あとベッテルが成長したなぁって思ったのは赤旗中断前の無線での会話。
自分のことだけじゃなくて、後ろのことも考えてレースを中断すべきって言ってたわけですが、あれは大人な発言ですよね。
どこぞのやんちゃ坊主とは違うなぁって感じさせられました。

3位のウェバーははじめにハミルトンにスピンさせられましたが、その後は良いレースをしてました。
終盤のシューマッハとのバトルはクリーンで見ごたえがありましたねぇ~
何度かオーバースピードでオーバーテイク失敗してたのは熱い彼らしいですけど。
スピンを考えると、十分な結果だったと思います。

4位のシューマッハはですが、久々に彼らしい良いレースをしましたね。
復帰してからは以前の走りは見られて無かったわけですが、雨ではやっぱり強いなぁって思いました。
何度かバトルしてましたが、このレースに限って言えばクリーンで上手にブロックしてて、見ていて楽しかったです。

5位のペトロフについてはあまり目立って無かったですが、うまく立ち回って上手にレースをまとめたって感じでしょうか。
去年と比べたら今年はかなり成長してるなぁって感じでした。

6位のマッサについては、うまく走ってれば3位表彰台が獲得できてたはず。
今年は全然ダメでしたが、カナダでは予選でアロンソのすぐ後ろにつけ、決勝でもスタート後からアロンソにピタリとつき、マッサの方が速いんじゃ・・・って思わせる走り。
運には見放されて途中スピンをしちゃったのが残念でした。
最後には小林に並んでゴールラインをハナ差で抜いての6位。
競馬を見ているようでした。
やっぱりDRSの威力ってすごいなぁって思いました。

7位の小林ですが、途中まではピット戦略とかでうまく立ち回って2位。
再開後は結構波乱万丈でしたね。
何人かと絡んでましたねぇ~
とはいえ、今回のザウバーのマシンの調子があまり良くないと言われてた中で、7位をとれたのは素晴らしいですね。
初戦の失格が無ければ、ここまで全戦でポイントゲットですよ。
あのザウバーのマシンのレベルから考えるとすごいことだと思います。
これからが本当に楽しみなドライバーですね。

で、あと一つ触れておきたいのがハミルトン。
スタートしてウェバーを抜こうとして強引にインに入ってウェバーをスピンさせたかと思えば、シューマッハを抜こうとしてコースアウトしかけ・・・
その後あろうことかチームメートのバトンと絡んでクラッシュしてリタイア・・・
バトンはレコードラインを走ってたわけで、まさかそこにハミルトンが突っ込んでくるとは思ってなかったでしょうね。
あの温厚なバトンが珍しく無線で怒ってましたからねぇ~
ただ、中断中にハミルトンと話しをして、お互い納得できたのはやっぱりバトンが大人だからなのか・・・
あのハミルトンがリタイアしてしまったにも関わらず、バトンのことを「ナイスガイ」って言ってたのは、バトンの性格を現してます。
それにしても9週でリタイアするまで、一人でレースをかき乱してました。
雨のドライビングは上手いと思いますが、もうちぃと落ち着かんと・・・
チャンピオン争いする上で、特に今のポイント制度では0ポイントは痛すぎますからね。


次はバレンシアです。
このコースは最近出来たコースで、例年退屈なレースになるコース。
果たしてDRS効果は出るんかな?
今年はココまで退屈で眠くなるようなレースは無いので、ぜひ次も期待したいですね。

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