気まぐれネオの独り言ヽ(*´▽)ノオテアゲー♪

特にコンセプトも無く、テキトーなブログです。
暇で暇でどうにもならない時にでも見てやってください。

11’ イタリアGP

2011-09-12 23:51:13 | 車&F1
昨日はイタリアGPがモンツァでありました。
モンツァといえば、F1の中でも屈指の高速コース。
そして、改修されたとは言えども歴史あるコースです。
最近のコースよりも全然見ごたえのある、古き良きコースですね。


今回は高速コースとのことで、エンジンパワーの劣るレッドブルには不利なコースと言われてましたが、予選を終えてみると、ベッテルがダントツのポール獲得。
解説によると、予選寄りのセッティングをしてPPをとって、逃げ切る作戦とのことでしたが、それにしても見事でしたねぇ~
ストレートでの最高速は一番遅い部類に入るあのマシンがポールをとるなんて、意外でした。
エンジンでは負けてるけど、やっぱり総合的なパッケージが強いということでしょうか。
前戦のベルギーに続いて予想外の結果でした。


で、決勝ですが、めっちゃ面白かったですね。
古き良きコースということもあり、バトルが随所に散りばめられていました。
特にシューマッハとハミルトンのバトルには楽しませてもらいました。

バトルの多かったレースで優勝したのは先行逃げ切り作戦のベッテルでした。
スタートはあまり良くなく、ロケットスタートのアロンソに先に行かれ、危うくハミルトンにも先に行かれそうになる有様。
ただ、その後のペースは早く、あっさりとアロンソを交わしてからは余裕の走行。
トップなのにテレビカメラに映し出されることが無いくらい、完璧なレース展開に持ち込んでいました。
このコースであそこまで余裕に走れるのは予想外でしたねぇ~
スタート意外では文句のつけようの無いレースでしたね。
予選重視の戦略が見事にハマッタって感じでした。

2位はバトン。
スタートではベッテル以上の大失敗をやらかして、7位に後退。
かなり厳しいレースになるかと思いましたが、前を走るウェバーとマッサが絡んで後ろに下がり、さらにはハミルトンをシューマッハが押さえていてくれたのもラッキーでした。
で、ハミルトンがシューマッハを抜こうとしてちょっとコースオフしてスピードが鈍ったところを突いてパスし、その後のシューマッハとのバトルでもアッサリとパスしちゃいました。
ハミルトンには徹底的にブロックして行かせなかったシューマッハですが、バトンの時はものすごくアッサリと行かせましたねぇ。
あれは一体何だったんでしょ?
バトンは毎回振る舞いやドライビングが紳士的だから、シューマッハも無理にブロックしなかった・・・
なわけないですよねぇ~
ハミルトンを押さえきって後ろがバトンに変わり、油断してたのかもしれませんね。
その後も良い走りをし、アロンソとのバトルもバトンらしくクリーンでしたね。
バトンもスタート意外では完璧なレース展開だったと思います。

3位はアロンソ。
スタートはすばらしかったですね。
4位から1位て・・・フェラーリのマシンはスタートに強いんでしょうか。
毎戦早いような気が・・・逆にレッドブルのシステムは難しいのかもしれませんね。
スタートしてトップになったけど、全体的な速さに関しては厳しかったですね。
やれるだけのことはやったけど、ベッテルやバトンには適わないって感じでした。
本人も言ってますが、後数週あったらハミルトンにも抜かれてたでしょう。
そんな中でフェラーリの地元で3位を取れたのはすばらしい頑張りだったと思います。
本人の頑張りと、ハミルトンを抑えてくれたシューマッハのおかげですね。

4位はハミルトン。
毎度毎度ですが、この人は良い意味悪い意味含めて何かしら目立つ走りをしますね。
今回のシューマッハとのバトルは見ていてとても面白かったです。
スタートはまずまずだったけど、セーフティーカーの後、シューマッハにいとも簡単に抜かれちゃいました。
これが運命の一瞬になっちゃいましたね。
そこからシューマッハを攻め上げるも抜けず。
失敗したところをバトンに突かれて、バトンはあっさりシューマッハをパスしたのにハミルトンはパスさせてもらえず。
さっきも書きましたが、シューマッハはハミルトンが嫌いなんじゃないかと思っちゃいました。
テレビに写ってた時間としては一番だったんじゃないでしょうか。
スポンサー的には嬉しい限りですね。
毎戦目立つ動きをしてるので、F1のスポンサーになるにはマクラーレンが一番かもですね。

そして5位はシューマッハ。
さっきから書いてますが、この人が一番このレースを盛り上げてくれました。
スタートで大きく順位を上げて、セーフティーカー後にはハミルトンを抜いて3位に浮上。
そこからのハミルトンとの熾烈なバトルは見ごたえがありました。
ブロックの仕方がかなりハードで問題があるかも・・・って感じでしたが、ギリギリのラインだったんでしょうね。
前回のベルギーも素晴らしい走りをしてたことを考えると、伝統あるコースについては走り方が身体に染み込んでるのかもしれませんね。


スタート後に多重クラッシュがあり波乱のレースになるかと思いましたが、その後は意外とスムーズでした。
ただ、バトルは至るところでみられ、面白かったですね。
毎度言ってますが、やっぱり歴史のあるコースはレイアウト的にも面白いですね。
奇抜なことはいらないので、こういった単純明快で面白いコースが増えることを願うばかりです。


次戦はシンガポール。
唯一のナイトレースで、コースも超近代的な感じのコースです。
視覚的には素晴らしいのですが、レースは・・・となると?マーク点灯する感じ。
追い抜きポイントが少ないんですよね。
果たして今年はどんなレースになるのか・・・2週間後が楽しみです。

11’ ベルギーGP

2011-08-31 11:34:46 | 車&F1
いやぁ長かった。
日曜日は3週間ぶりのF1。
毎週あると嬉しいんですけどね。
まぁ、チームやドライバーはたまったもんじゃないでしょうけど。

今回はおいらが一番好きなベルギGP。
長いストレート、テクニカルなコーナー、下ってカーブに入り、一気に上っていくオールージュ・・・などなど見所がいっぱいです。
天候が変わりやすいし、抜きどころも多かったりして毎年ドラマが生まれてますよね。
ドライバーにも攻め甲斐があって人気のコースです。
新しく出来たつまらんコースでやるくらいなら、毎回ココでも良いんじゃ・・・
とまぁ、そういうわけにはいかないんでしょうけどね。


さて予選ですが、スパウェザー全開でしたねぇ~
雨が降ったり、上がって路面が乾いたり・・・
それで運悪く翻弄されたドライバーもいましたね。
その中で、タイミングがよく、キッチリ走れたのがベッテルでした。
予想ではベルギーはレッドブルが苦戦するって言われてたけど、速かったですね。
一番の貧乏くじを引いたのがバトンでしょうね。


そして決勝。
ベルギーにしては珍しく雨が降らなかったですね。
ただ、レースはスパらしくオーバーテイクの嵐。
それとタイヤもかなり重要な鍵になりました。
天候は安定してたけど、手に汗握る展開で楽しかったです。


そんな中で優勝したのはベッテル。
今年は勝ちまくってるから、すごく久々の気がします。
スタート後にロズベルグに抜かれたけどすぐに抜き返し、1位を独走・・・
かと思いきや、6週目にいきなりピットイン。
タイヤにブリスターが出来ちゃって、どうにもならん状態でした。
タイヤを変えた2週くらい後にまた無線でブリスターが出来たとのこと・・・
後からわかったことですが、どうやらレッドブルを含めた数チームはピレリの忠告を無視したセッティングをしてたみたいですね。
その証拠にフェラーリやマクラーレンはそこまでタイヤにきつそうじゃ無かったし。
ただ、今回はベッテルに風が吹いてました。
タイヤ交換後にブリスターが出たわけですけど、その後グッドタイミングでセーフティーカーが出動。
そこでタイヤ交換してコースに3位で戻れたのは大きかったですね。
セーフティーカーがいなくなってからはタイヤが新しいこともあって、ウェバーとアロンソを難なくパスしてトップに。
その後は安定してましたね。
あのセーフティーカーが無ければ・・・もっとバトルになってたかもしれません。

2位はウェバー。
相変わらずスタートが苦手みたいで、昔だったら完全にエンジンストールしてレースが台無しになってたような出だし。
その後、こちらはベッテルよりもタイヤ状態が悪く、4週でピットイン。
ただ、ココでプライムタイヤを装着したのは大正解。
オプションタイヤとは全く違い、その後全然ブリスターも発生せずに、そこまでタイムも落ちなかったですからね。
それから、ウェバーもセーフティカーに助けられました。
スタート失敗してトップとの差が開いてたのが一気に縮まりましたからね。
ウェバーとアロンソのオールージュでの2台並んでのバトルは圧巻でした。
あれこそF1です。あのバトルはめっちゃ痺れました。
ウェバーも言ってますが、お互いに信頼し合ってるからこそできる業ですね。
タイヤ選択と、レースの流れに助けられて見事な2位獲得だったと思います。

そして3位はバトン。
これは予想外でした。
予選で大失敗し、スタートでもそこまで順位を上げれず、接触してウイングまで壊しちゃいましたからねぇ。
セーフティーカーに助けられたのは言うまでもありませんが、タイヤを上手に使いこなしたのも大きかったと思います。
レース開始の時にプライムをはいて、すぐにオプションへ交換。
その後オプションで繋いだわけですが、レースペースが乱れること無く走れたのは彼の力量に寄るところが大きかったと思います。

4位はアロンソ。
一時は1位を走ってましたが、セーフティーカーにやられちゃいましたね。
あのおかげでベッテルは余裕でタイヤ交換でき、ウェバーやバトンとの間隔が一気になくなったわけで。
そして予想通りプライムタイヤではレッドブルやマクラーレンにはかなわず。
ウェバーやバトンと速さが違ってました。
予選は8位に沈みましたが、バトンみたいに失敗してQ3に進出できてなければ・・・
プライムでスタートしてすぐにオプションに変えて・・・もしかすると違った結果が出てたかもしれませんね。

5位はシューマッハ。
最下位からの追い上げは見事でした。
最初にプライムを履いた作戦と、セーフティカーが見事に味方しました。
とはいえ、やっぱりドライビングの腕が試されるコースでは良い走りしますよね。
まぁ、ロズベルグへ無線でガス欠の可能性があるって言ってたのは、シューマッハに華を持たせようとしてた・・・のかもしれませんけど。

で、リタイアしたハミルトンですが・・・
今回はアッサリ自分に非があるって後から認めましたね。
ハミルトンとしては小林がまさか食い下がってると思わずに寄せたんでしょうけど・・・
きっと本人もめっちゃビックリしたと思います。
とはいえ、アグレッシブですよねぇ~
予選でもぶつかってるし。
もうちょぃと落ち着かないと・・・取りこぼしが多すぎです。


っとまぁ波乱万丈のベルギーGPでしたが、とても楽しく見ることが出来ました。
年に3回くらいベルギーでやればいいのにと思ってましたが・・・
どうも来年からの開催の雲行きが怪しいみたい。
中止になるとか隔年になるとか・・・
こんな良いコースでドライバーにもファンにも人気があるのに・・・
やっぱりオトナな理由なんですかねぇ~
ドライバーやファンの声に耳を傾けてくれるといいんですけどね。


さて、次はイタリアGP。
F1屈指の高速コースです。
ココもレッドブルは不利と言われてますが・・・
ベルギーが予想外の1-2でしたからねぇ~
イタリアも始まってみないと予想できませんね。
モンツァのコースも昔から改修されはしたけど、面白いコース。
どうなるのか楽しみです♪

11’ ハンガリーGP

2011-08-03 01:46:06 | 車&F1
ハンガリーGPの舞台のハンガロリンクサーキットはモナコに次ぐ低速コースで、抜きにくいことで有名です。
今年はDRSがあるので追い抜きはし易くなってますが果たしてどうなったのか・・・


まずは予選ですが、結構肉薄してましたね。
ベッテルがポールをとりましたが、失敗が無ければハミルトンと微妙な感じでした。
気温の関係からか、フリー走行では速さを見せていたフェラーリはちょぃと意外でしたね。


レースですが、天候に左右されて、展開の読みにくかったですね。
大波乱・・・とまではいきませんでしたが、ピット戦略とタイヤの労わり方が大きく結果に影響しました。

そんなレースで優勝したのはバトン。
雨がらみでタイヤ戦略が重要になるレースではめっちゃ強いですね。
序盤からマクラーレンは調子良かったですが、バトンのタイヤに優しい走りと、それを信じて2度のタイヤ交換で最後まで走る選択をしたピットクルーは素晴らしかったです。
彼とピットクルーの連携の素晴らしさは何度も見てきていますが、今回もまさにそんな感じでした。
速さではハミルトンの方が上ですが、こういったレースになるとバトンですね。
こう考えるとマクラーレンの2人のドライバーって関係も良好だし、バランスが取れてると思います。
それと、参戦200戦目での勝利も素晴らしかったです。
派手さには欠けますが、バトンの良さが十分発揮されたレースでした。

2位のベッテルですが、スタート後のペースは予想外に悪かったですね。
ハミルトンに前に行かれ、さらにバトンにも抜かれ・・・ウェバーをみてもそうですが、路面が濡れた状態の時のレッドブルのマシンは走りにくそうな感じでした。
そして路面が乾いてきてのピットですが、明らかに入るのが遅かったですね。
あまり注目されてませんでしたが、ピット後にバトンとの差がかなり開いちゃいました。
この辺の判断については、やっぱりマクラーレンやフェラーリには遅れを取ってますね。
タイヤについてはベッテルもバトンと同じ作戦をとって、それが成功しました。
序盤にペースが上がらなかったことと、タイヤ交換のタイミングの悪さを考えると2位は上出来でしょう。
それに年間ポイントを争ってるドライバーはベッテルよりも下でのゴール。
ワールドチャンピオンにさらに近づくレースになりました。

3位のアロンソですが、ペースにばらつきがみられました。
アロンソの場合は上位2人よりも1回ピットを多くする戦略に早く切り替えて、それが見事に当たりましたね。
路面温度が上がらなかったことがフェラーリに不利に働く中で、最善の選択をしたんじゃないでしょうか。
もし路面温度が高かったら・・・優勝争いに参加していた可能性は十分にあったと思います。
今年の前半から考えるとかなりの進歩ですよねぇ~
まぁ、時すでに遅しって感じもしますが・・・

4位のハミルトンですが、こういう難しいコンディションの時によくやるように、やっぱり波乱万丈なレースでした。
序盤は圧倒的早さで楽勝かと思いきや・・・
バトンとベッテルのタイヤ作戦の変更で暗雲が見えたかと思ったらスピン。
そして車の向きを変えようとしてディレスタを押し出してペナルティ。
ハミルトンらしいっちゃらしいですね。
雨が降り始めた時点でインターミディエイトタイヤに変えて賭けに出ましたが、優勝を狙うにはそうせざるを得なかったと思います。
今回はハミルトンに風が吹いてなかったってことでしょう。

5位のウェバーですが、予選が思いのほか悪く、レースでもペースにばらつきがありました。
セッティングが上手くいってなかったんですかね。
ウェバーも途中でインターミディエイトタイヤに変える賭けにでましたが、順位的に考えると妥当な戦略だったと思います。
まぁ、こちらもどうやら今回のレースでは風が吹いてなかったみたいでしたが・・・


雨に始まり、タイヤ戦略が大きく左右するレースでしたね。
そこで上手く立ち回って優勝したのがバトン。
まさに本領発揮でした。
オーバーテイクもそこそこ見ることが出来、退屈しない楽しいレースになりました。
DRSの力を借りてオーバーテイクするのは本来のバトルでは無いという人もいますが、それによってレースが面白くなったのは事実。
規制ばかりするよりも、こういったことで楽しくするのも大事じゃないかなぁっておいらは思います。


これから夏休みに入り、次回は8月の最後。
待ち遠しいですねぇ~
ベルギーとイタリアはレッドブルにとって苦手だろうと予想されてますが、果たしてどうなるのでしょうか。
レッドブル、マクラーレン、フェラーリの三つ巴の戦いから目が離せません。
次戦が楽しみですね~

それにしても3週間・・・長いなぁ~

いやぁ、見事に知らんかったぁ~

2011-07-14 23:51:26 | 車&F1
右折指示の青信号、UターンOK…道交法改正へ

ほぅほぅ、改正されるんだ・・・・・・・

あれっ?

今まで普通にUターンしても良いものだと思ってた・・・ってかしてたし・・・

いやぁ、右折信号の時はUターン禁止だったんですねぇ~
でも、Uターンしたくて右折レーンにいたとして、右折信号が出てるのに止まってたとしたら・・・大ひんしゅくでしょ。
おいらの前の車がそんなことしてたら・・・間違いなくクラクション鳴らしてた・・・かな。
Uターンして警察に停められようものなら・・・

「はぃ?何がいけんのん?」

って間違いなく言ってたなぁ。
これって自動車学校で習ったんでしょうか?
それに右折オッケーでUターン禁止の理由が思い浮かびませんよねぇ~


どうやらおいらみたいなドライバーが多いこともあり、来年の4月からはUターンもオッケーになる様子。
ただ、それまではダメってことですよね。

万が一そういう場面に自分が出くわしたら・・・やっぱUターンしちゃいそう(汗)

なんともおかしな交通ルールですねぇ~

11’ イギリスGP

2011-07-11 23:34:24 | 車&F1
昨日はイギリスGPでした。フリー走行から雨に翻弄・・・とまではいきませんでしたが、各チーム戦略が難しかったんじゃないでしょうか。

予選ですが、予想通りというか、フェラーリ有利なルール改正のおかげでやっぱりフェラーリが速くなって・・・っていうか、他のチームが影響を受けて遅くなっちゃったんでしょうね。
ま、FIA会長がジャントッドなので、仕方ないんでしょうね。

とはいえ、かろうじてレッドブルの2台がフロントロウをとりました。
雨が降らずに最後まで予選が出来てたとしたら・・・どうなってたかわわからないけど。


で、レースはというと・・・ピット作業がかなり内容を左右しましたね。

1位はアロンソ。
ベッテルと順位争いをしてましたが、ベッテルがピットで失敗してからは磐石の走りでした。
苦手なコースと言われていたイギリスでの優勝。
やはり、ブロウンディフューザー関係の規制変更で恩恵を受けたのは明らかです。
ただ、アロンソの走りは良かったですね。
非常に安定感があったように感じました。

2位はベッテル。
スタート後は快調に2位との差をあけて、いつもの感じになるのかと思っていたら・・・
インターミディエイトタイヤの交換時期を少し逸してしまい、後続との差がなくなってしまいました。
で、2度目のピットで痛恨のミス。
アロンソに抜かれ、ハミルトンの後ろになった時点でレースが終わっちゃいましたね。
あの状況での2位は上々の結果だと思います。

3位のウェバーですが、スタートでのミスが痛かったですねぇ~
その後もバトルはするけどトップとの差は開くばかり。
最後はタイヤが苦しくなったベッテルとバトルをしましたが、3位。
表彰台を得たというところでは良かったのではないでしょうか。
ただ、またチームオーダーでのゴタゴタがあったみたいですが・・・
まぁ、ベッテルがポイントリーダーなわけで、あの状況なら仕方ないとも思うんですけどね。

4位はハミルトン。
予選では雨のせいで10位に沈みましたが、スタート後に路面が濡れている状態では速かったですねぇ~
ただ最後はガス欠の危険性があり、表彰台を逃し、4位もあわや・・・って感じでしたけど。
ちょぃと強引なブロック(ぶつかってたけど)でしたが、マッサの抜き方にも問題ありましたからね。
よく頑張ったんじゃないでしょうか。

5位のマッサは予選では頑張っていましたが、レースはイマイチな感じ。
ただ、1回目のストップは今回もアロンソ優先だったため、かなり割りを食った感じでした。
まぁ、アロンソよりも前を走ってないわけなので仕方ないんですけどね。
果たしてマッサが前を走ってた場合、フェラーリはマッサに優先権を与えるのか・・・ちょぃと興味があります。
手負いのハミルトンを抜けなかったのはちょぃといただけませんでしたね。

バトンについては目立たなかったけど良いレースをしてました。
ただ、運に見放されてピットでタイヤがはまっていないという大失態があり、結局リタイア。
あのまま走ってたらベッテルやウェバーとバトルしてたかもしれないので、残念でしょうねぇ~


結局今回のレースではルール変更によって得したフェラーリのペースが他と比べて相対的に良かったですね。
それと、レッドブルやマクラーレンがピットで失敗した中、フェラーリだけはトラブル無かったという点でも妥当な優勝だったと思います。


今回はフェラーリ優勢なルール改正となりましたが、次戦以降は前戦ヨーロッパGPの時のルールに戻るみたいです。
レッドブルはそれでも影響は受けるでしょうが、今回ほどの影響ではないはず。
レッドブルが一番影響を受けると思われてたルール改正ですが、実際一番の影響を受けたのはマクラーレンとルノーでした。
両チームとも前戦のルールに戻るということで、ホッとしてるのではないでしょうか。
はたまた、フェラーリとザウバーは泣く泣く同意したって感じなんでしょうね。

シーズン途中にルールを大きく変更するってのはフェアじゃないと思います。
それまで作り上げてきたものが台無しになることだったあるわけだし。
今回もそれでゴタゴタになったし。
こういう風に人の手によってレースが操作されるのって面白くないですね。
確かにベッテルが独走してますが、それはそれで仕方のないこと。
純粋にレースを楽しみたいなぁって思います。

次戦のドイツも高速サーキットで、力関係はどうなるのでしょうか。
いやぁ、楽しみですね。

11’ ヨーロッパGP

2011-06-29 00:56:58 | 車&F1
いやぁ~2週間ぶりっすねぇ~
忙しくてつぃつぃ更新を怠ってて・・・
とはいえ、更新を待っててくれるような心優しい方っているのかな?

久々の更新ですが、自己満足の記事を・・・
そぅ。F1です。

この前の日曜日はヨーロッパGPということで、スペインのバレンシアで開催されました。
バレンシアといえば、オレンジですよね。
ま、どーでもいいですけど。


さて、まずは予選ですが、レッドブル潰しの規制があったにも関わらずベッテルは速かったですねぇ~
フリー走行・・・特に1日目はさほど目立たないのですが、キッチリポールをとってきますね。
そしてウェバーは2位。
レッドブルとしては完璧な予選でした。
それと、フェラーリが息を吹き返してきましたね。
ま、規制で一番得をするのはフェラーリだとチラホラ聞かれますけど。


そして決勝は・・・久々に落ち着いたレースでした。
KERS効果はありましたが、バトルもそう多くなく・・・
ストリートサーキットだから仕方ないのかもしれませんね。

で、優勝したのはベッテル。
スタートからゴールまで安定してましたねぇ~
圧倒的な差をつけるってわけじゃぁなかったけど、2位とは常に安全な間隔を空けてレースをコントロールしてましたね。
王者の風格漂うレース運びだったように思います。

2位はアロンソ。
戦略を駆使し、見事にウェバーの前でゴールしました。
レッドブルはベッテル寄りの戦略をとって、フェラーリは完全にアロンソ寄りの戦略をとった結果でしょう。
予選でもそうでしたが、決勝ではさらにフェラーリのペースが良くなってます。
チームの底力とFIAからごひいきにされている結果でしょうか。

3位のウェバーですが、やっと落ち着いたレースができましたね。
トラブルがウェバーにばかり起こったり、自らレースを台無しにしたりしてましたが、今回はキッチリ走りきりました。
アロンソとの差は戦略の差と、タイヤの労わり方の差でしたね。

4位のハミルトンですが、今回は珍しくおとなしいレースでした。
最近暴れまくってたから、ちょぃと自重したのかな?
とはいえ、やっぱりタイヤには厳しそうな感じでしたね。
今回のマクラーレンはイマイチだったので、妥当な順位だったのではないでしょうか。

5位のマッサもやっぱりタイヤの扱いがイマイチな感じ。
その上アロンソの戦略で割りを食ってしまったので、仕方の無い順位だったと思います。
せめてもの救いは後ろを走ってたバトンのマシンがトラブってたことかな。

6位のバトンですが、スタートでロズベルグに前に行かれたので全て終わった感じでした。
ただ、タイヤに優しい走りが出来るドライバーなので、その後の戦略次第ではハミルトンの前に出れたかもしれないけど・・・
KERSが壊れてしまっては、この高速コースでは厳しいですよねぇ~
フラストレーションの溜まるレースだったんじゃないでしょうか。


っとまぁ、今回はすごく平穏なグランプリで、前車完走って2005年以来だそうですね。


次回はイギリスGPです。
次回からは規制がかなり厳しくなり、どうもレッドブル潰しの色が強そうな感じ。
もちろん、得をするのはフェラーリ。
ま、FIAの会長は元フェラーリのトッドだし、もともとFIAはフェラーリびいきなので仕方ないですね。
ただ、規制がかかったとしても、どうなるかは蓋を開けてみないとわかりません。
果たして勢力図はどうなるのか・・・
次回も楽しみですねぇ~

11’ カナダGP

2011-06-15 00:25:26 | 車&F1
いやぁ~風邪ひいちゃいました。
ずいぶんの間ひいてなかったんですけどね。
おいらが風邪ひいて、チビにうつり、今日はmarchが熱でダウン。

そんな中開催されたカナダGP。
よりによって風邪引いてるってのに深夜2時スタートですからね。
いったん寝て、2時前に起床してみましたよ。


さて内容ですが・・・

予選はベッテルがやっぱり速かったですね。
フリー走行の時なそうでも無いのですが、予選になると速さ全開。
去年から比べると、大きく成長したなぁって思います。

で、今回はフェラーリの2台が良かったですね。
逆にマクラーレンは「あれれ?」って感じでした。


そしてレースですが、毎年カナダGPは荒れてセーフティーカーが出る展開になります。
が・・・
今年の荒れ様はハンパじゃなかった・・・
スタート時からウエットで、途中2時間以上の赤旗中断。
そして再開されてからもセーフティーカーが出たり、大荒れでした。

予想の全くつかない展開の中で、優勝したのはバトン。
スタート後の走りがかなり悪く、順位を落とし、あろうことかチームメイトのハミルトンと絡んでピットでタイヤ交換。
その時インターミディエイトタイヤを装着したのですが、少し後から土砂降りの雨で、再びレインタイヤへ交換。
中断後にはアロンソと絡んでタイヤをパンクさせて緊急ピットイン。
これだけの事が起こったにも関わらず優勝て・・・
大荒れのカナダGPを象徴した結果ですよね。
前半から中盤はグダグダでしたが、後半は完全に運が味方してました。
終盤のセーフティーカーは決定的でしたね。
そして路面が乾き始めてからは一人だけ別世界の走り。
おそらくセッティングをドライ寄りにしてたんでしょうね。
こういう波乱のレースでの強さはぴか一ですね。
色々波乱が起きても冷静で自分のペースで走れるのは、彼の大きな強みだと思います。
ファイナルラップでの逆転・・・何年か前の鈴鹿でのライコネンを思い出しました。

2位のベッテルですが、悔しいでしょうねぇ。
波乱のレースの中、一人問題なくずっとトップで周回。
素晴らしいレース運びをしてました。
ただ、全回は赤旗に助けられましたが、今回はセーフティーカーにやられましたね。
リードを開いてもセーフティーカー出動で水の泡。
最後のセーフティーカーの後の走りについては、本人も言ってましたが守りに入りすぎたんでしょうねぇ~
後ろとの間隔を詰まり過ぎないようにペース配分してたんでしょうけど、バトンが予想以上に速かった。
2位に上がるとあっという間にベッテルとの差を詰め始めて、ベッテルもそこで全開で走ったけど、残り3週くらいですぐ後ろにバトンが・・・
限界を攻めて逃げてたわけですが、ファイナルラップで今年のベッテルには珍しくミスをしちゃいました。
完璧な走りをしてて、最後に一度ミスをしただけで、それまで波乱万丈のレースをしてきたバトンに抜かれて2位。
これもレースですね。
とはいえ、しっかり2位をゲットしたわけで、それまでランキング2位だったハミルトンはノーポイント。
ランキング的にはさらに余裕が増えました。
あとベッテルが成長したなぁって思ったのは赤旗中断前の無線での会話。
自分のことだけじゃなくて、後ろのことも考えてレースを中断すべきって言ってたわけですが、あれは大人な発言ですよね。
どこぞのやんちゃ坊主とは違うなぁって感じさせられました。

3位のウェバーははじめにハミルトンにスピンさせられましたが、その後は良いレースをしてました。
終盤のシューマッハとのバトルはクリーンで見ごたえがありましたねぇ~
何度かオーバースピードでオーバーテイク失敗してたのは熱い彼らしいですけど。
スピンを考えると、十分な結果だったと思います。

4位のシューマッハはですが、久々に彼らしい良いレースをしましたね。
復帰してからは以前の走りは見られて無かったわけですが、雨ではやっぱり強いなぁって思いました。
何度かバトルしてましたが、このレースに限って言えばクリーンで上手にブロックしてて、見ていて楽しかったです。

5位のペトロフについてはあまり目立って無かったですが、うまく立ち回って上手にレースをまとめたって感じでしょうか。
去年と比べたら今年はかなり成長してるなぁって感じでした。

6位のマッサについては、うまく走ってれば3位表彰台が獲得できてたはず。
今年は全然ダメでしたが、カナダでは予選でアロンソのすぐ後ろにつけ、決勝でもスタート後からアロンソにピタリとつき、マッサの方が速いんじゃ・・・って思わせる走り。
運には見放されて途中スピンをしちゃったのが残念でした。
最後には小林に並んでゴールラインをハナ差で抜いての6位。
競馬を見ているようでした。
やっぱりDRSの威力ってすごいなぁって思いました。

7位の小林ですが、途中まではピット戦略とかでうまく立ち回って2位。
再開後は結構波乱万丈でしたね。
何人かと絡んでましたねぇ~
とはいえ、今回のザウバーのマシンの調子があまり良くないと言われてた中で、7位をとれたのは素晴らしいですね。
初戦の失格が無ければ、ここまで全戦でポイントゲットですよ。
あのザウバーのマシンのレベルから考えるとすごいことだと思います。
これからが本当に楽しみなドライバーですね。

で、あと一つ触れておきたいのがハミルトン。
スタートしてウェバーを抜こうとして強引にインに入ってウェバーをスピンさせたかと思えば、シューマッハを抜こうとしてコースアウトしかけ・・・
その後あろうことかチームメートのバトンと絡んでクラッシュしてリタイア・・・
バトンはレコードラインを走ってたわけで、まさかそこにハミルトンが突っ込んでくるとは思ってなかったでしょうね。
あの温厚なバトンが珍しく無線で怒ってましたからねぇ~
ただ、中断中にハミルトンと話しをして、お互い納得できたのはやっぱりバトンが大人だからなのか・・・
あのハミルトンがリタイアしてしまったにも関わらず、バトンのことを「ナイスガイ」って言ってたのは、バトンの性格を現してます。
それにしても9週でリタイアするまで、一人でレースをかき乱してました。
雨のドライビングは上手いと思いますが、もうちぃと落ち着かんと・・・
チャンピオン争いする上で、特に今のポイント制度では0ポイントは痛すぎますからね。


次はバレンシアです。
このコースは最近出来たコースで、例年退屈なレースになるコース。
果たしてDRS効果は出るんかな?
今年はココまで退屈で眠くなるようなレースは無いので、ぜひ次も期待したいですね。

11’ モナコGP

2011-05-30 23:05:36 | 車&F1
昨日は伝統あるモナコGPがありました。
2週連続F1があるのって嬉しいですね♪

モナコといえば異常なまでにコース幅が狭くて難しいコース。
そこを走るドライバーのテクニックは素晴らしいと思いますが、ただ、抜けないコースなんですよね。
でも、今年はDRS効果なのか、ちょぃと違いましたねぇ~


まずは予選。
このコースはどのレースよりも予選が重要です。

フリー走行ではフェラーリの調子が良かったのですが、いざ予選になるとレッドブル、マクラーレンには届かなかったですねぇ~
やっぱりベッテルは速かった。
それに続いたバトンも良かったです。
ハミルトンは・・・Q3の中断のため、せっかくの戦略が台無しになっちゃいました。
中断の原因となったのはペレスのクラッシュ。
真横から激突してましたからねぇ~
ヒヤッとしたけど、打撲だけで済んだとのことで一安心。
今のマシンの安全性の高さを改めて知ることができました。


決勝はというと・・・
ドタバタでしたね。
まぁ、モナコはセーフティカーが入る可能性が高いので、それでレースが左右されるかなと思ってましたが、見事にセーフティカーや赤旗で笑った人、泣いた人が分かれました。

1位のベッテルですが、セーフティカーが入った時に大きなミスが・・・
あそこでタイヤを替えておくのが常套手段でしたね。
アロンソはあのセーフティカーの時にタイヤ交換して、見事バトンの前に出てましたからね。
レッドブルの戦略の弱さを露呈しちゃいました。
おまけに、1回目のピットストップもミスでバトンに順位を逆転される始末。
ピット戦略はレッドブルのウィークポイントみたいです。
ただ、ベッテルの走りは素晴らしかった。
セーフティカーの時にピットインしなかったので、ピットインすれば3位になる状態。
優勝目指すには60週以上を同じタイヤで走るしかなかったわけですが、今年のピレリタイヤだとかなり厳しいはずなのに・・・
タイムこそ速くは無かったですが、見事残り6週になるくらいまでもたせたのはベッテルの腕でしょうね。
ただ、あのままゴールまでバトルして、果たして順位を守りきれたかどうか・・・
それは神のみぞ知るってわけで、もし順位が逆転してたら、今回のレッドブルの戦略は思い切り叩かれていたに違いありません。
ただ、その前に多重クラッシュで赤旗中断。
そのおかげでタイヤ交換をすることが出来て、残り5週は危なげなく走りきりました。
間違いなくベッテルは赤旗によって笑った人ですね。
今年は圧倒的に強いですが、運も見方につけてるみたいです。

2位のアロンソですが、今回も今あるマシンで出来る限りの走りをしました。
レースになるとフェラーリのマシンはある程度の競争力を発揮するんですよねぇ~
これ不思議。
で、1度目のセーフティカーを見方につけ、見事にバトンの前に出ることに成功。
タイヤ交換をしていないベッテルを追いかけ、最後に仕掛けるつもりだったわけですが・・・
赤旗でそれは水の泡。
ただ、普通に走ってたら3位だったはずなので、ちょぃと得したってことなのかな。

3位のバトンは間違いなくこのレースで泣いた人でした。
タイヤ交換後にセーフティカー出動。
それによってアロンソに前にいかれることに・・・
そして残り周回が少なくなった時に圧倒的に速い走りでアロンソに追いつき、その前にはベッテル。
「さぁ、これから!」って時の赤旗中断。
戦略としては、おそらくトップ3の中で一番良かったはず。
それがセーフティカーと赤旗のため台無しに。
これがモナコなんですよね。
クラッシュが起きた際にはこうなっちゃうわけです。
本当に運に見放されてました。

4位のウェバーですが、彼の場合はスタートの悪さが今年ずっと足を引っ張ってますね。
おまけにピットインした際にタイヤが用意されてないというドタバタ劇。
ここにもレッドブルの弱さが出ていました。
タイムとしては悪くないのですが、今年はレース全体をまとめあげることが出来てませんね。
今年入ってから歯車が狂いっぱなしな感じがします。
最後は強引でしたが、可夢偉をパスして何とか4位をゲットって感じでした。

5位の可夢偉ですが、見事に1ストップ戦略をやってのけましたねぇ~
バトルもしてましたし、素晴らしかったです。
最後にウェバーには抜かれましたが、ハミルトンを押さえ切っての5位はみんなビックリなんじゃないでしょうか。
同一集回数で走れたのは6台のみで、トップ3のチーム以外でそこに入ってたのは可夢偉のみ。
これってすごいことですよね。
予選ではそこまで光ってなかったですが、レースでは魅せてくれました。

6位のハミルトンですが、よく6位になれたよなぁ・・・って感じ。
抜けないモナコで強引に抜こうとして、いたるところでクラッシュ。
アグレッシブなのが彼の持ち味ですが、昨日のは度が過ぎてましたね。
マッサやマルドナードをリタイヤに追い込んだわけですが、ハミルトンは6位
ある意味強運の持ち主あり、マクラーレンのマシンって頑丈なん?って思わせる結果でした。


今年のモナコもやっぱりセーフティカー(さらに赤旗)で左右されましたね。
ココは強運も持ってないと勝てないサーキットってことに改めて気づかされるレースでした。

ただ、ココでのDRS使用はやっぱり危ないんじゃないでしょうか。
コース幅が狭いのにオーバーテイクしようとすると、そりゃぁクラッシュも増えるってもんです。
大怪我する人が出なくて良かったなぁって感じでした。


これでベッテルは6戦中5勝。
圧倒的な強さです。
昨日のレースでは見事にタイヤをセーブしてありえない週回数もたせてたし、速いだけでなく、今年はちゃんとレースコントロールも出来るようになってます。
1年で一気に成長したんじゃないでしょうか。

ただ、マクラーレンもかなり追いついてきているのは確か。
これからどうなっていくのか・・・
2週間後のカナダGPが待ち遠しいです。

11’ トルコGP

2011-05-11 01:40:11 | 車&F1
今年のF1は近年稀に見るくらいオーバーテイクが多く、1戦で去年1年間みられたオーバーテイクの数に匹敵するのではないかと思えるくらいです。
さて、8日に決勝のあったトルコGPについてちぃと書いてみますね。


まずはフリーから予選ですが、フリー走行1回目でベッテルがまさかのクラッシュ。
マシン修復のため、1日目をフイにしてしまいました。

が、2日目にはチームがしっかり車を治してました。
で、予選でしたが、レッドブル&ベッテルは早かったですねぇ~
1日目に負ったハンデなんて関係ないかのように、Q3はアタックのみで余裕のポール獲得。
ウェバーも1アタックで2番手獲得で、レッドブルとしてはこの上ない展開。
それ以外では、ロズベルグの3番手が意外だったかな。


で、決勝です。
まず優勝したベッテルですが、まったく問題もなくテレビ画面にも映らないくらい影の薄い走りでした。
去年のベッテルと大きく変わった点ですが、今年はしっかり後ろを見ながら上手にペースをコントロールしてますよね。
ピットインにしても後ろに合わせての戦略で、付け入る隙は全く無し。
おそらく、まだまだ早く走れたし、やろうと思えば3ストップもいけたはず。
余裕ありありですね。
今年は見ていて安心でき、去年チャンピオンをとって、大きく成長したなぁって感じます。

2位のウエバーですが、今年初めてまともにレースできました。
でもやっぱりタイヤには厳しい感じですね。
タイヤ交換を減らす戦略とかはとれず、レース戦略の幅が狭くなるので今年はやっぱり不利なんでしょうねぇ。
最期にアロンソをパスして、何とか面目躍如といったところでしょうか。

3位のアロンソですが、彼の良さが出たレースでした。
車的には予選5位が精一杯な感じ。
でも、レースではちゃんとまとめて表彰台をゲット。
終始、レッドブルのウェバーと争ってましたしね。
今期初表彰台ってのは意外でしたが、持てるパワーを出し切った良いレースでした。

4位のハミルトンですが、今回はバトルはしてたけど、あまり目立たなかった感じ。
スタート後にミスしたのが響いたのもありますが、それ以外は無難なレースでした。
タイヤ交換の際のミスはありましたが、あまり成績には影響しませんでしたね。

5位のロズベルグですが、こちらも出来る限りのことはやったんじゃないでしょうか。
終始バトルをし、すれすれの場面もあったのですが、とても楽しませてくれました。
予選では3番手ですが、決勝ではタイヤに厳しい車なのか、結構辛そうでしたねぇ~
それでも5位に入ったのはさすが。
熱いレースを見せてもらいました。

6位のバトンは上位陣では唯一の3ストップを選択。
これはバトンだから出来たのであって、ハミルトンでは間違いなく無理だったでしょう。
こういった戦略を柔軟に取れるってのは大きな強みですよね。
ただ、この度のレースに関してはピットインのタイミングが早すぎて、最期のスティントがかなり厳しかったですね。
数週ずつ遅らせてたらもっと良い成績を残せてたように思います。
まぁ、今回のレースに関して言えば、上位陣の場合は4ストップの方が正解だったようにも思えますけどね。

それと、可夢偉は予選でマシントラブルのため最後尾スタートとなりましたが、レースはすばらしかった。
最後尾から3ストップを選択し、コース上でもバトルをし、見事タイヤを最期までもたせて10位入賞。
ブエミと接触してパンクが無かったら7位くらいだったかもと本人は言ってましたが、10位でも出来すぎなくらいの結果です。
もし第1戦での失格が無ければ毎戦ポイントゲットですよ。
中断グループに所属するザウバーのマシンから考えるとすごいですよねぇ~
各国のメディアが注目してるみたいだし、ぜひとももっと速いマシンに乗ってもらいたいですね。
来年は各チームかなりドライバー変動がありそうな予感・・・
レッドブルやフェラーリは無理でしょうが、ルノーかメルセデス辺りからオファーが来ないかな。


今年に入って毎回書いてますが、レースが面白すぎる。
DRSがあるから後ろを走るマシンが圧倒的に有利なのですが、それはみんな同じ。
ショー的要素がかなり含まれてはいますが、このDRSは最高ですね。
最近のF1の規制とかにウンザリしてましたが、数年前のポイント制度の変更以上に素晴らしい英断。
今年に入ってレース中に眠くなるってことが全く無くなりました。


まだまだレースはたくさん残ってますが、最後まで目の離せないレースが続くかな。
ベッテルの圧倒的な強さは・・・最後まで続いてもらいたいものです。

11’ 中国GP

2011-04-20 22:53:21 | 車&F1
この前の日曜日は中国GPでした。
おいらはというと、日直だったためまた生で見れず。
仕事を終わらせて、家に帰ってレースが終わるのを待って、すぐに録画してあったのを見ました。


まず予選ですが、フリー走行からベッテルが完璧でしたね。
それに続くのがマクラーレンの2台。
レッドブルとの差は確実に縮まってるような気がします。
その後ろがフェラーリ。
予選パフォーマンスでは上位2チームに置いてかれてます。
ウェバーは戦略ミスがあって、Q1敗退。
これにはビックリでした。


で、レースですが・・・

今回何よりもすごかったのはマクラーレンの戦略。
今回のレースではタイヤ交換は2回が主流とみられてました。
予選で失敗したウェバーはプライムタイヤでスタートしてたわけですが、以外ともたずに早めのピットイン。
多分、それを見て急遽作戦変更したんでしょうね。
ピットインは2回の予定だったはずですが、早めに2人をピットへ呼んで3回に切り替えてました。
この作戦が見事的中しましたね。
2回交換作戦のまま走ったベッテル、マッサ、アロンソは明らかにタイヤをセーブして走ったり、タイヤが厳しくなったりしていました。
前々からですが、マクラーレンの戦略は光ってます。
今年はタイヤの状態がレースを左右しているので、これは今後かなりの強みになるでしょうねぇ~
レッドブルの弱点としては、KERSと戦略なのかもしれません。


で、1位のハミルトンはすばらしかったですね。
タイヤの使い方が悪く、1回目のピットストップでバトンが先に入ったため、タイヤが持たずに後退。
ただ、その後はハミルトンらしい攻めの走りでした。
チームが3回交換の戦略に切り替えて、見事にその利点を生かす走りをしてました。
特に3回目の交換の後の走りはすばらしいの一言。
マッサをアッサリ抜きさって、ベッテルを予想外のコーナーでパス。
相変わらず楽しませてくれる走りを見せてくれます。
こういうタイヤを気にせず走れる時の彼はすばらしいものがありますね。
ただ、2回交換の方が良くて、タイヤに厳しいレースだと・・・どうなんでしょうねぇ~

2位のベッテルですが、やれることはやったって感じでした。
スタートは失敗してしまいましたが、その後は問題ない走り。
トップに立って、タイヤをセーブしながら走ってるのがよくわかりました。
それもあって、結局ゴールするまでタイヤがダメになることは無かったですよね。
ベッテルより後にピットに入ったマッサはタイヤをダメにしてましたが、タイヤマネジメントが出来るのはベッテルにとって大きな武器です。
今回はマクラーレンのチーム戦略に負けましたが、3回交換をしてたらもっと早かったはず。
3回交換をしたウェバーの走りを見ても、前2戦同様圧勝してたかもしれません。

3位のウェバーですが、このレースで一番楽しませてくれました。
18位スタートから怒涛の追い上げ。
最初にはいていたプライムタイヤはあまり良くなかったみたいですが、オプションタイヤに換えてからはオーバーテイクの嵐。
タイヤを気にしなくても良い時の彼の走りはすばらしいですね。
その点ではハミルトンと似たような感じですね。
とりあえず運を取り返さないといけません。

4位のバトンは序盤は光る走りをしていましたが、後半はパッとせず。
ハミルトンが怒涛の追い上げをしたのに対して、影が薄かったです。
ただ、タイヤマネジメントとレース全体の流れをつかむのはぴか一なので、今年のピレリタイヤは彼にとっては間違いなくプラスに働くはず。
速さではハミルトンに分がありますが、これから暑くなってタイヤに厳しくなってくるとバトンの良さが光ってくるかもしれません。

5位のロズベルグは良い走りをしましたね。
タイヤ交換のタイミングが若干まずかったのと、ガス欠の可能性が出たのはもったいなかったです。
ガス欠の心配がなければ、終盤もっと攻めれてたかもしれないのに・・・
やっと彼らしい走りが見られました。

6位のマッサですが、今回は光ってました。
ただ、タイヤ交換後はちょっと攻めすぎた感も・・・
ベッテルとの差を詰めていってましたが、結局タイヤが最後までもたずにズルズル後退しちゃいましたからねぇ~
この辺がベッテルとの差なのかな。

7位のアロンソはスタートで失敗し、その後も光るところがほとんどナッシング。
彼らしくないレースのように感じました。


今年に入って毎レース書いてますが、面白すぎる。
今回の中国GPもオーバーテイクが随所で見られ、手に汗握る展開でした。
DRSは後ろにいるマシンが圧倒的に有利になるシステムで、フェアじゃないと言えばそうかもしれませんが、バトルという面で見るとすばらしいシステムですね。
F1はショー的要素も必要なので、おいら的にはすばらしいシステムだと思います。
レースをしてるみんな同じ条件なわけだし。
ココ近年のエンジンやらタイヤやらシャーシに対しての規制ってヘボぃものが多かったですが、ポイントシステムとこのDRSについては素晴らしい決断だったと思います。


次戦はトルコGPです。
今年の展開を見ていると、次も楽しいレースになるのかな。
3週間間が空くのが残念ですが、楽しみですね。