日本カースト化

上方移動性が少ないまま貧富の差が広がればカースト化してると批判されても仕方ない。

物価に対する下位20％層の給与と雇用安定性の水準がかつてより悪ければ
富裕層が貧困層に恵みをもたらす、いわゆるトリクルダウン効果は生まれていないといっていい。
事実、日本の富裕層はおしなべてケチであり、寄付行為もほとんどしない。
ここが米国との決定的違いだ。

日本の富裕層のタチの悪さは、己の富がほぼ100％正当な実力によるものと勘違いしてること。
従来型コネ社会の上位層が中～下位層を蹴落として富裕層に成り上がったか、
長者番付廃止を機に怪しげなビジネスで富裕層に成り上がった連中が、現行の富裕層だ。
もし機会の均等がそれなりにあれば、身近にそこそこ成り上がった人を目にできるはずなのだが
日本の場合はまずお目にかかれない。

カルテル、シンジケートが維持されたまま規制緩和することを「新自由主義」とは呼ばない。
もちろんこのカルテル、シンジケートには在日社会も含まれることを忘れてはならない。
民団・総連が経済政策に関して「貧富の差を縮めろ」とは一切言ってないことは注目だろう。
在日は少しゴネればすぐ正社員になれるのだ。