近くの空き地にボランティアでひまわりやコスモスを植えている方がいらっしゃる。花の時季は出入り自由、摘み取りも自由であり、今年も綺麗な花を楽しませていただいた。有難いことである。

ボランティアの方のコスモス畑
畦道にはサグアロカクタスを思わせるような草が生えていた。

大サボテンを思わせる形の草
形がなんとも面白い。正確な名前は分からないがエゾノギシギシかもしれない。森ではカラスザンショウの実が色付いて来た。

カラスザンショウ
これから冬の間は小鳥達の重要な食料である。
以前報告した散歩道のススキは元気であるが、周りの景色は落ち葉し、晩秋~初冬の気配を漂わせている。

落ち葉した桜のそばのススキ
木の幹で翅の真新しいアカタテハが休んでいるのが見えた。

冬を前に羽化したアカタテハ
これから厳しい冬を越さねばならない。試練であるが今年は暖冬で過ごしやすいのかもしれない。
梢で忙しく動く鳥を捉えたが、センダイムシクイのようである。


センダイムシクイ?
暖かさのためかまだ残っている。地上ではカシラダカと思われる鳥が餌を探していた。



カシラダカ?
ミヤマホオジロの可能性も考えたが、眉が目の付近で切れているので、多分カシラダカであろう。水辺ではヒヨがけたたましく鳴きながら餌を探していた。

水辺のヒヨ
開けた所に出るとジョウビタキが見えた。

ジョウビタキ
ジョウビタキは晩秋から初冬にかけて渡来し、オス、メス別れて、人家近くで過ごす。あまり人怖じしない鳥で鳴き声も愛嬌がある。



地上で餌を探すジョウビタキ
冬近しを感じさせる。ジョウビタキは民家のテレビアンテナなどにも止まる。

テレビアンテナのジョウビタキ
周りを見ていたらヤマガラが飛んできてなれなれしく目の前で餌を探したり、電線に止まったり目当てのエゴノキに止まったりしていた。

地上で餌を探すヤマガラ

電線で仲間を呼ぶヤマガラ
小鳥達の餌もまだ十分にありそうである。これも暖かい11月のせいであろうか。