今朝目が醒めると雪が降りしきっている。先日の雪が水のような雪であったのに対し、今朝の雪は、さらさらとしているが積雪量は既に前回を上回って30㎝近い。

今回の庭の積雪、午前7時30分頃
白山も今回は本当に白山になったにちがいない。ニュースでは金沢だけでなく我が町でも停電が起きていることを伝えている。携帯できるストーブ用の灯油の備蓄もなく、電気が来ないと暖も取れず、大変なことになると少し心配している。頼みは今回の雪がさらさらで電線などにはあまりつかないであろうことである。
ここから後は昨日準備した原稿である
12月に入って雨や雪の日が多くなり、なかなか出かけるチャンスがない。時雨は時には虹を懸けることもあるが、大体湿っぽく冷たい。

時雨の止み間に懸る虹
白山も大分白くなってきた。




雪により山容が白みを増していく白山
時雨の合間を縫って河北潟から白尾の海岸に行ってみた。
河北潟ではカイツブリが目に付いた。小さな体を忙しく上下に振りながら水面を進んでいく。



河北潟のカイツブリ
少し違うカイツブリだなと思うと、ハジロカイツブリであった。

ハジロカイツブリ
他に目についたのはハシビロガモだけで


ハシビロガモ
観察所を切り上げて七塚の海岸に向かおうとしたところ、オナガの鳴き声がしたので、そちらに近づき、やっと1枚だけ撮ることができた。

観察所近くの草むらのオナガ
七塚海岸ではセグロカモメが我が物顔で砂浜を占拠したり気儘に空を飛んだりしていた。


セグロカモメは貪食で人家近くの水を張った田にも飛来し餌を探すことがある。

水を張りトラクターが均した田で餌を摂るセグロカモメ
折角遠くまで来たのに今日は収穫無しかと思って砂浜を歩いていると、波打ち際にセグロカモメとなんとなく違うカモメが1羽いるのに気付いた。以前鳥友さんにカモメ類の見分け方を教えていただいたことを思い出した。大きさはセグロカモメなどよりも大きく尾羽が白い。

シロカモメ
シロカモメだ。初めて確信を持てた。
砂浜を探していると、小鳥の群れが見えた。


シロチドリ
ハマシギだなと思って近づいて撮ると、多くはシロチドリであった。

ハマシギとシロチドリ
七塚海岸はシロチドリの越冬地として有名である。今年も越冬しているなと安心した。群れをよく見ると、やはりハマシギも含まれていた。ハマシギもここで越冬するに違いない。